独立後のお金。不安とつき合いつつ攻めと守りを固めるには

雪に覆われた豊平川の河川敷 - by Canon RP(RF35mm f 1.8 1/4000)
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独立すると今や将来のお金に不安を覚えることもあるでしょう。

ただ、先のことを考えているからこその不安でもあり、できることを少しずつやっておきたいものです。

目次

独立後のお金と不安

安定のない独立後。

毎月の給料やボーナスという収入は入ってこなくなります。
独立後の不安がお金にあるのと同じく、独立の決断を鈍らせるのもお金にあるわけです。

お金がなくなれば食べていけなくなります。

ただ、お金を心配しすぎるというのも良いこととは言えません。

お金が理由で、
・安くした値付けが定価になってしまう
・やりたくない仕事も受けてしまう
・毎日仕事に追われる日々

といったことにもなるかと。

もちろん、最初のうちは、そうもいっていられない状況も現実としてあるかもしれませんが、できることなら避けて通りたいもの。

だからこそ、お金の計画というのはやっておいた方がいいわけです。銀行から借りておくことも含めて。
お金のことが理由で動くに動けないとなっては、それこそ身動きがとれなくなりますから。

手許のお金があれば気持ち的にも余裕ができますし、やれる選択肢も広がります。

それでどう選択するか。何にお金を使うのかも大事です。

お金の使い道をどうするか

独立後はお金を増やすことはもちろん大事です。
ただ、お金をどう使うのかも同じくらい、いやそれ以上大事になってきます。

じぶんで使い道を決められるだけに、
・お金を使うべきところに使っていない
・お金を使わなくてもいいところにお金を使ってしまう

という可能性もあります。

お金がなければその可能性も低いのかもしれませんが、お金があったらあったで、
・つい使ってしまった
・うっかり使っていた

ということもあるでしょう。

それだけに、お金の使い道はチェックしておくべきでしょう。

実際、わたしも過去にお金の使い道は見直してきました。
・固定電話をやめる
・最低限使う必要のある税務ソフトだけにする
・紙は使わない
・FAXは使わない
・よく使う仕事道具、ITにはお金をかける

といったことです。

ただ、金額の大小で見直すということはやっていません。

・本当に必要なのかどうか
・使ってみたいものなのかどうか

が見直すときのポイントです。

独立後はお金の不安というのものは消えません。

仮に手許にお金が十分すぎるほどあったとしても、売上がなくなればお金は減っていくばかり。
だからこそお金の使い方も大事なわけです。

独立したからこそ学べたことの1つです。

お金の不安にとらわれすぎると、使いすぎないことにばかり気をとられてもしまいます。

ただ、そうなると攻撃力は半減してしまいます。スラムダンクの桜木花道がファール4つとなったことで、リバウンドという武器が使えなくなったときのようなイメージで。

守りだけでは引き分けにすることはできるかもしれませんが、勝つことは難しくなります。

同じように独立後でも、守ってばかりいても限界はあり、攻めることは必要です。

守りを固める使い道

独立後は勤続年数という考え方はなくなり、退職金も出ません。
老後のお金はじぶんで用意するしかありません。

とはいえ、考えすぎてもキリがないというのも事実。

老後のお金に住居費もカウントするのかしないのか、海外旅行に興味があるのかないのか。
何歳まで現役で仕事したいのか、そもそも何歳からが老後なのか。

2000万円なのか、5000万円なのか、それ以上必要なのか。

老後のお金といっても、本当のところはあいまいです。
老後に近づくにつれて、考えが変わる可能性もあります。

ただ、何もしないわけにもいかないので、できることを少しずつ備えるようにしています。

iDecoや小規模企業共済のように、節税しながら守りを固めるという手もあります。
お金とのバランスを見ながら、余力があるときは、こうした手段を上限まで使っておくのがおすすめです。

お金があったらあったで、油断も生まれやすいですし(わたしの場合は)、不安がいけないこととも言いきれません。
むしろ、不安があるからこそ、モチベーションに変わるということもあります。

それもあって、じぶんに投資することにお金を使うようにしています。

平穏に過ごしていくためにも、
・仕事
・時間
・お金

この3つのバランスを見ていくという視点は欠かせません。
世の中に多くあるお金の煽りには近づかず、じぶんでできることをやっていきましょう。

■編集後記
昨日は朝タスクの習慣、息子の送迎のあとは会計士業を中心に。

■息子(9歳)
足の装具の具合がどうもイマイチ。昨日の学校でも何度か不具合が。担任の先生も気にかけてくれています(ありがたいです)。息子も不安がっているのでまた修理をお願いしようかと。

■昨日の1日1新
・とあること

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