独立前のほろ苦い経験も、独立後に活きることはあります。
せっかく積んだ経験ですから、無駄なく活かしていきたものです。
過去のほろ苦い仕事
ほろ苦い経験。
独立前も独立した後もたくさんしてきました。
会社員時代(建設業の会社と監査法人)に勤務していた頃、こんな経験をしています。
・毎日、もうすぐ朝日が昇る…という時間まで残業
・コピー機の用紙詰まりと長時間格闘
・会議に日々参加
・上司から帰っていいと言われるまで現場で張り付き
・誰でもできる伝票チェック
・入力を山ほど
・期限ギリギリになって回ってくる仕事
・宿泊先のホテルの部屋で大量のテントウムシ
・経理やってない会社で深夜まで張り付き
こういったことは、誰でも多かれ少なかれあるのかもしれませんが、もう1度…と言われれば、どれも避けたいことばかりです。
ただ、こういった経験のすべてが無駄になっているかといえば、そうでもありません。
ほろ苦い経験も独立後に活きる
ほろ苦い経験であったとしても、人生の一部の時間を費やしています。
この経験があったからこそ、独立後も同じ轍を踏まないようにしています。
残業
残業が当たり前になってしまうと、いつまでたっても家族との時間をもつことができませんし、何より自分の時間がもてなくなります。
独立後は何もなければ残業しないルールで、今も守れています。
大量、山ほど、期限ギリギリ
数が増えるほど、時間は必要ですし、効率化しようにも限界があります。数はひとり仕事にとっては決して軽視できない要素です。期限までギリギリのような仕事に追われるようなことになれば、他のことにも支障がでてきます。
独立後は数を追わず、仕事の内容、値付けという部分で工夫しているつもりです。
報われない
ひとりでできることも限られます。売上になるからという理由だけで安請け合いするわけにもいきません。
何度もお願いしたのに対応してもらえない、時間ばかりかかって報われないというのは、ひとり仕事にとってはダメージも大きいです。
仕事の入口にあたるメニューに、できないこと、お役にたてないケースというのをあえて出すようにしています。
独立後の糧として時間をつくる
前述のようなことがあると、時間がいくらあっても足りなくなります。
結果、時間に追われれば、既存のお客様の仕事にも影響する可能性もあり、それは避けるべき。という考えです。
ひとりで仕事する以上、できることも限られますし、前述のようなことにかける時間は極力減らしています。
同じ時間を使うなら、前向きな気持ちになれるような仕事に時間を使いたいです。
と言うと、「仕事をより好みするなんて」と思うかもしれませんが、それでは中長期的なことに対処できません。
そうなると、結局、あとになって焦っている自分の姿が目に見えてしまいます(わたしは)。
目先のことだけをやっていては、先につながりません。
やりたいことをやる、楽しめることを深堀りする、そのためには自分を磨く時間も必要です。
楽しめる時間をつくることもカンタンではなく、それなりの犠牲は払うわけですが、結局のところどっちを取るかの判断次第でしょう。
少なくとも、時間は限られているわけですから、優先順位は必要です。
ほろ苦い経験をその判断材料の糧にして、やらないことを決めましょう。
その代わり、やりたい仕事を積極的にやるのですから、それで問題はないはずです。
■編集後記
昨日はオフ。朝の習慣、とある研究を少し進めました。朝、昼、夜の3食で料理を。夕食はカレーを。玉ねぎのみじん切りを多めにつくると甘味が増しました。息子にも好評。
■息子(10歳)
パパの料理3食企画の2日目。今日も文句ひとつ言わずに食べてくれました(朝:目玉焼き朝定食、昼:チャーハンセットもどき、夜:カレーライスのばあば味)。出来上がったカレーを見せると「いいや、ぼくはアンパンマンカレーたべるから」と。「ちょ、ちょっと食べてみてよ」となり、結局完食してくれました。
夜は「あっついね~、かきごおりたべたいねー」とのリクエストがあり、かき氷器を出してきて早速つくって一緒に食べました。シロップの買い置きがなく、息子はイチゴソース、パパはカルピス(原液)で。意外と合います。
■昨日の1日1新
・かき氷(カルピスの原液をかけて)
・カレーライス(具財を変えての)づくり