予定を入れるというとき、空白(スペース)を意識しています。
スペースがなくなることが怖いからです。
スケジュールがいっぱい
予定はとくに意識しなくても増えていきます。
キャンセルなどすれば予定がなくなるなんてこともありますが、差し引きしてみると予定は増えていくものです。
仕事の予定でも、一気にドカンと増えるということはなくても、少しずつは増えていきくものです。1つの案件でドカンとなることもあるわけですけど。
以前、友人とタイミングが合えば遊ぼうか」ということになり、日程を相談したことがありました。
ただ、その友人からは「来月も予定びっしりだから、しばらくムリそう」となり…。数か月先ではどうかということで調整してみたものの、その月も空きがないと。
で、その場では結局それっきりということに。
その後しばらくしてからその友人から連絡があり、「来週の〇日はどう?」と誘ってもらいましたが、今度はわたしのほうがピンポイントで予定があり、直前で動かすこともできず…。
結局その友人とは今もそれっきりです。
独立当初は「予定がびっしりだなんて、羨ましいなあ」と感じていたこともありましたが、今はそうした感情は出てこなくなっています。
独立当初と今とでは考え方が変わったのだなぁ…などと感じつつ、「予定」に対する考え方も変わりました。
今は、「予定を入れる」ことは、空白(スペース)を埋めるというイメージです。
空白があるからできること
スケジュールの管理には、Googleカレンダーを使っています。
そのGoogleカレンダー。予定を色分けできるわけですが、仕事の予定のとき、プライベートの予定で色を使い分けています。

Googleカレンダーを1ヵ月表示で見てみると、スペースがない(予定が多い)のかどうかがだいたいわかります。色で。
プライベートの色が多い分には、それはそれで良しと考えているので問題ないわけですが、仕事の色がびっしりになっていないかは日々チェックするようにしています。
カレンダーに空白のスペースがなさすぎると、できなくなることがあるからです。
たとえば、わたしの場合次のようなことです。
習慣
独立後、習慣として続けられているものがあります。
・日記を書く
・経理と家計簿
・タイピング
・ブログ
・運動
どれも毎日やっている習慣ですし、それ以外にも息子(10)との時間、休日の料理などもあります。
続けていることで、自信になっている部分はありますし、それでじぶんの軸、時間スキルなどが修練できてると感じています。
もし空白の時間がもてないとなると、こういった習慣も続けることがむずかしくなるでしょう。全部とはいえないまでも、そのうちどれか1つをやめざるを得なくなるかもしれません。
やめるとしても、今のじぶんには合わない、飽きてしまった、楽しくなくなった、のような理由ならあきらめもつきますが、そうではなくやめざるを得ないというのは避けたいことです。
チャンス
空白のスペースがないと、やりたい仕事ができません。
あたらしい仕事、やったことがない仕事のように、やりたい仕事と出会えたとしてもお断りせざるを得なくなります。
そのチャンスを逃さないようにするためには、空白という予定も必要です。
サッカーでもスペースがあるところで得点できるチャンスが生まれやすいわけで、そのスペースをつくために、逆サイドをついてみたり、縦パスなどで攻撃を組み立てています。
チャンスはいつやってくるかわかりませんが、受け身になってばかりもいられないわけで、攻めに転じるためにも空白というスペースは必要です。
ココロのケア
ひとりで仕事していくためには、健康管理には気をつけたいところ。
病気しない、ケガしない、のようにカラダのメンテナンスは大事です。
そしてココロのケアも。
仕事ばかりの日々が続けば時間にも追われることになりますし、いずれメンタルを崩す原因にもなります。わたし自身、それでメンタルを壊しかけたことが過去にありました。元通りになるのもカンタンではないわけですし。
空白をあえて言い換えるとすると、「何をしてもいい」という予定。
時間に追われる原因を1つでも減らしてみると、穏やかな気持ちにもなります。
空白を気にしすぎないコツ
「空白」というと、マイナスなイメージも確かにあります。
わたしも最初はそうでした。
ただ、そこを気にしすぎても前には進めませんし、ある意味で覚悟も必要です。
・安売りしない
・数だけを追い求めない
・前向きになれる予定でスペースを埋める
・スペースあるところにチャンスあり
安売りし、数を増やすことばかりを考えてしまうと、予定を埋めることはできます。
ただ、予定を入れれば、それだけ使える時間は減るということ。
使った時間以上に予定を埋めることはありませんが、時間は埋めた予定以上に失います。
予定を安易に入れないことは必要ですし、数を追わないなら、安売りできません。
となると、値付けは生命線なわけで、個を磨くことは必要になります。
カレンダーの空白というのは、一見さみしい印象もありますが、空いたスペースの分のメリットもあるともいえます。
見た目に映らないだけです。
というわけで、空白とはスペース。
気にしすぎないようにしたいものです。
■編集後記
昨日は朝の習慣、情報収集や調べものなどを。午後は外出してコンサルティングでした。夕方はカフェでブログなどを。
■息子(10歳)
学校の図書館で本を借りてきました(「星のカーヴィーをさがせ」)。夜は一緒に探してみましたが、意外とむずかしく(老眼かなと…)。息子はサクサクと探していましたが。「探すの早いねー」と讃えてみたところ、「さっき見てたから」と。あっさりと正直に言うところは良かったなぁと(親バカかもしれませんが…)。
■昨日の1日1新
・桃とヨーグルトクリームのタルト(CAFE’de’CRIE)
・とある調べもの