「禁句リスト」を毎朝眺めている理由【言葉→思考→行動の連鎖関係】

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※秋空っぽい雲 – by iPhone15

何気なく発する言葉でも、自分の思考と行動にも影響するものです。

本意ではない言葉は禁句リストにして、毎朝眺めるようにしています。

目次

本意ではない言葉

何気なく使っている言葉の中には、本意ではないけど使っている言葉もあるかもしれません。

わたしは、そうした言葉に気づくたびに、封印する意味を込めて禁句リストに書き連ねるようにしています。

たとえば、「忙しい」や「バタバタ」という言葉。

世の中の歩調に合わせてこうした言葉を使っていたこともありますが、「忙しい」や「バタバタ」のような状況は、できれば避けたいものです。

望んでいない「忙しい」を言葉にしてしまうと、「忙しい」を現実に引き寄せてしまうかもしれないからです。

「バタバタして」という言葉も禁句です。
「バタバタ」しなければないということは、やるべきことを減らすか、優先順位を入れ替えるか、工夫すべき状況にあることを意味します。

同様に、「疲れた」や「お疲れ様」という言葉も禁句です。

言葉→思考→行動に連鎖するという関係性

「引き寄せの法則」というのがあります。

自分の思考や感情がイメージを形作っていき、ポジティブなイメージだけでなくネガティブなイメージも現実として引き寄せてしまうというものです。

目標など「こうなっていたい」というイメージを公言することで、行動を促しやすくなる効果があることは広く知られています。

ただ、逆説をたてるとすると、望んでいない言葉でも現実に引き寄せる効果があるとも言えます。

独立後、どの方向性に舵を切っていくのか。

仕事は仕事として真摯に向き合い、全力を出しきることは必須です。

そのためには、仕事の総量は常にコントロールできるくらいに管理してかなければ、すぐに仕事に追われてしまいますし、そうなると真摯に向き合うことも、全力を出し切ることもむずかしくなります。
こうした状況は、望む姿ではありません。

「忙しい」や「バタバタして」という言葉を、普通に口にしてしまうと、そうした状況を普通に受け入れてしまいそうですし、その状況になったらなったで1度踏み入れた状況から抜け出すこともむずかしくなります。

もちろん、世間話で会話を合わせる意味合いで「忙しいんでしょ~」と声をかけられれば「まぁ、そうですね」と返すことはあります。

ただ、自分の口から「今は忙しいですねぇ~」と声で発してしまうと、その言葉(=「今は忙しい))が、「忙しくしなきゃ」というように思考に影響してしまいます。
結果、望んでもいない「バタバタ」を引き寄せる行動にもつながってしまいます。

何気ない言葉でも、思考に影響するものですし、思考していることは行動へと連鎖していきます。注意しなければなりません。

言葉を選ぶと身の回りの環境も変わるもの

この世の中、人と人との関わりで言葉を交わすことは避けて通ることはできません。

ときには、本音と建て前を使い分けることで、よからぬ荒波をたてないことも必要かもしれません。

ただ、建て前ばかりで本音を封印してばかりだと、無意識のうちに、建て前が本音だと脳が誤認して錯覚してしまう可能性もあります。 そうなると、自分の中でのミスマッチがどんどん拡大してしまうかもしれません。

「自分の本音は〇〇だ」というように、自分を見失わないようにコントロールしなくてはなりません。

そこで、望まないイメージを自分から手繰り寄せてしまいそうな言葉を使わない(=禁句にする)しておくのは、おすすめです。

望んでいない状況を連想させる言葉に気づいたら、日々それを拾ってリストにしていく方法です。

望んでいない状況がよくわかならければ、「望んでいる姿とは真逆の状況」というように逆説的に考えてみてもよいでしょう。

そうして禁句と決めた言葉(単語やフレーズなど)は、毎日眺めましょう。ノートでもメモアプリでもどちらでも良いです。わたしはNotionのリストを使っています。

大切なのは毎日眺めることです。そうすることで「禁句」であることを脳に染みこませることができ、少しづつ望まないことにアンテナがたつようになります。

望まないことにアンテナがたつということは、その逆のことの感度もあがります。

目指したい道を前進していくためにも、まずは言葉から大事にしていきましょう。


■編集後記
昨日は朝のタスク、会計士業で新規のお客さま訪問、打ち合わせなど。
夕方は家族で外出し、夕食など。

■昨日の1日1新
・チョコクッキーレアチーズケーキ(はま寿司)
・マルセイコーヒー

■息子(11歳)
夏休み27日目。
久しぶりの放デイに。水遊びや図工が楽しめたようです。
ママのお弁当も完食でした。


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