※とりあえずシャッターをきってみた写真 – by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/80 ISO 100)
「とりあえず」というと、いい加減な響きに聞こえることがあるかもしれません。
ただ、「とりあえず」がきっかけとなって、結果、人生の転機になっていたということもあります。
とりあえず試してみる
仕事では、車を運転して移動することがほとんどです。
ガソリンスタンドもそれなりに利用します。
わたしは出光を利用することがが多いです。
その出光。
「Drive On」というサービスがあります。
「Drive On」とは、スマホのアプリとクレジットカード情報を紐づけたキーホルダーをパネルにかざして電子マネーのように使えるサービス。
給油するごとにお得な割引などもあります(洗車も)。
登録するためには、店頭で申込みが必要です(これがちと面倒なのですが…)。
ただ、結果は、便利で今も利用しています。
それ以前は、クレジットカードをいちいち財布から出して決済していたのですが、その手間がなくなりました。
アプリに表示される会員証バーコードと決済用キーホルダーをパネルにかざすだけですので。
とりあえずやってみたことがきっかけになりました。
もし、あの時「申し込みに時間がかかりそうだな…」とやっていなかったら、今もクレジットカードを使っていたでしょう。
今があるのは、過去がきっかけであり、「とりあえず」やってみたことばかりです。
きっかけは「とりあえず」でも人生の転機になることはある
仕事もプライベートも。「とりあえず」やったことが今の人生につながっていることもあるはずです。
たとえば独立。
食べていけるだろうか…という不安はありましたし、もっと経験を積むべきかで迷っていたこともありました。
ただ、それを気にしすぎてしまうと、「いつまでたっても独立できるなんて日はやってこないんじゃ?」という考えに変わり、結果、とりあえず独立しています。
さらに遡ると、公認会計士の受験も。
学生時代には受験から逃げてばかりいた私ですが、受験を決心できたのも、とりあえず受験予備校(大原)の説明会に参加してみたからです(合格までは長い道のりでしたが…)。
独立後も「とりあえず」試したことが今につながっていることもあります。
・HPとブログのサイトを自分でつくる
・自分で撮った写真を使う
・フルサイズの一眼レフカメラ
・スーツからカジュアルな服装
・夜型から朝型
・Excelマクロ(VBA)
とりあえずはじめてみることなので、準備万端というわけではありません。
どれもちょっとずつ、失敗も数知れず…。
この記事も結局何回エラーになったかわからないくらいです。
とはいえ、はじめから上手くいくことなんて、そうそうあるものでもないですし、はじめから上手くできることに興味も続きません(わたしの場合)。
「とりあえず」で、遠回りすることはあるわけですが、それでも。
つまずいて、もがき、立ち上がり、真正面からぶつかる。
そんなプロセスが色濃いほど、人生を変えるほどの「とりあえず」になるのかもしれません。
とりあえずやめてみるメリット
いっぽうで、とりあえずやめてみたことで、その後が変わることもあります。
とりあえずではじめることもあれば、逆にやめることもある。
たとえば、わたしの場合の公認会計士業(+税理士業)では、電卓は必須のアイテムとされています。
持っていないことで、驚かれるということもあるくらいです。
ただ、Excelがあれば計算はできますし、電卓よりもできることが多いです。
で、とりあえず電卓をやめました。
とりあえずやめてみると、代わりのモノで何とかしようと必死になります。
前述の電卓の例でいえば、Excelでやっていることを土台に試すようにもなりました。
「とりあえず…」というと、「いい加減」とか「準備してからの方がいいんじゃない?」のようなマイナスのイメージがありますが、それだけではありません。
・とりあえず、試してみる
・とりあえず、やめてみる
どっちもあっていいかと。
「とりあえず」でも、分母を増やしていければ、分子の結果も変えられる可能性はあります。
■編集後記
昨日は朝のタスク、研究開発のほかはオフ。
午後は家族で近所のショッピングモールへ。縁日のイベントに参加して楽しめました。
■昨日の1日1新
・縁日のイベントに参加
・GARDEN OF BANBAN Ⅳ(switch DL版)
■息子(11歳)
夏休み29日目。
縁日のイベントでは射的、くじを。
景品は空気で膨らませるバットばかりアタリました。

