※MacBookAir M4 スカイブルー – by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/80 ISO 100)
15年以上Windowsユーザーでしたが、持ち運び用パソコンの買い換えにはMacを選びました。
使いはじめてまだ2週間ほどですが、Windowsパソコンに戻る理由は今のところは見当たらないかなというところです。
持ち運び用ノートパソコンをWindowsからMacへ
外出するときには、パソコンは常にリュックに入れて持ち歩いています。
といっても、これまで使ってきたパソコンといえば、Windows機だけでした。
大学在学中にWindows98、その後XPへと続き、20年以上Windowsだけを使ってきました。
会計・経理の業界に進んでからも。15年以上になりますが、パソコンといえばWindows一択。周りにもMacを使っている人はほぼ見たことはありません。
それもそのはず。仕事でパソコンを使うとすれば、Office系ソフト(Excel、Powerpoint、Wordなど)が中心です。会計ソフトなどもWindowsパソコンを想定したものが主流でしたし、Windowsを選ばない理由がないという感覚がありました。
Macに触れたことがあるのは、昔流行っていたiMac(スケルトンでカラフル)を家電量販店で触ったとき。それと、妻が持っていたデスクトップ型のMac(元々Macを使う関係の仕事)を少し触らせてもらったことがあるくらい。
そんなこんなで、パソコンといえば、Windows一択とすら考えていたほどでした。
ところが、先月買い替えたのは、Mac(Macbook Air、M4チップ) 。
Windowsパソコン(Thinkpad X1 Carbon)の新しいモデルに買い換えようと思ったことはありましたが、決定打がなかったのです。
・CPUの選択肢が増えた(IntelだとCore Urtra、AMDだとRyzen AI、Snapdoragonも)
・好みのデザインや色のパソコンがない
・Macに比べてどれも割高感がある
といったことが理由としては大きいです。
とはいえ、Windowsパソコンも自宅常備用として使ってはいますが、持ち運び用としては、このMacを使い始めて2週間ほど経ちました。
Macに変えてみて感じるWindowsパソコンとの違い
では、長年WindowsユーザーだったわたしがMacを2週間ほど使ってみてどうだったのか。
今のところメリットしか感じていません。
排熱ファンがない(熱くならない・静か)
MacにはWindowsパソコンにあるような排熱用のファンがありません。
ここが地味に気に入っているポイントだったりもします。
ファンがないので、Macを片手で持ったときに裏面が見えてもシンプルなデザインのままです。
Windowsパソコン(ThinkPad X1 Carbon)では、パソコン本体の裏側に廃熱用のファンがありました。
ここが、複数のアプリを同時に開いたり、それなりの負荷がかかるようなソフトを使っているときは、パソコン本体が熱くなり、ファンが動作する音もそれなりにありました。
とくに、Google Chromeと複数のExcelを開き、それに加えてAdobe Creative Cloud(Adobe CC)でAdobe BrigeたPhotoshop同時に開いたときなどは、「ヒュイーン」のような悲鳴をあげていました。それとともに発熱も。
メモリ16GB、SSD512GBでCPUはCore i7と悪くはないスペックだったとは思うのですが、それでも…(経年劣化はあるのでしょうけど)。
ところが、Macで同じことをやっても、静かなままですし、熱も暑くなったりはしません。
画面サイズ(13.6インチ)・IPS(非光沢)ではないディスプレイ
Macの画面サイズは13.6インチを選びました。
対してWindowsの方は14インチ。
多少なりとも画面の小ささを感じるかと思いきや、全くそれを感じたことはありません(今のところ)。
それと画面がIPSパネル(非光沢)ではないところも、実際に使ってみるとそれほど気にならないという印象です。
長年IPS(非光沢)を愛用してきたわたしとしては、それが選べないMacBook Airが「実際のところどうなの?」と少し気掛かりなポイントでした。
家電量販店で試しに触ってみたとはいっても、数分使ってみるのと、実際に買って使ってみるのとでは感じ方も違うでしょうし。
もし慣れないようなら返品することも考えていましたが、その必要はないかなという印象です。
ちなみに、Apple公式のOnlineShopで購入すると2週間以内なら返品ができます(私が住む札幌にはAppleShopがなく、ネットで購入しましたが)。
画面のキレイさは、有機ELディスプレイのWindowsパソコン(Lenovo YOGA)と遜色ないくらい(それ以上)という印象です。
キーボード・トラックパッドが使いやすい
Macのキーボードやトラックパッドの使いやすいというのは、いろいろ調べていて気になってはいましたが、実際に使ってみると、トラックパッドの反応も絶妙ですし、キーボードの打鍵感も気に入っています。
ただ、購入前はThinkPad X1 Carbonのキーボードとの違いから、買うかどうか迷ったこともありました。
・キーボードの打鍵感
・トラックポイント(赤いポチ)
・WindowsとMacの違い(Altキーの有無など)
とはいえ、気になったら試してみないことには何も解決できないのはわかっているので、そこを迷っていても仕方ありません。
結果、違いを楽し無ことができている感もあり、購入前の迷いは要らなかったなという印象です。
Macを選んだ理由は、道具を理由にしたくなかったから
今は外出時の持ち運び用とリビングで仕事するときにMacを使っています。
なので、Macに一本化したというわけではなく、Windowsパソコンと併用している状況です。
会計や経理の仕事柄もあるので、Windowsパソコンはそれとして仕事部屋に据え置いて使っています。
会計ソフトはまだしも、税務のことを考えると、まだまだWindowsにしか対応していないソフトも多いです。
こういうことを言うと、
「Windowsが必要なら、Windowsのパソコンだけ持っておけばいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。
確かに、1つに統一しておいた方が、何かと合理的と言う考え方もあるでしょう。
ただ、会計や税務ソフトでもブラウザ上で使えるソフトもあります(freee申告とか、全力法人税など)。
それに、Windowsじゃないとできない仕事だけを仕事にしていていいのか?という理由もあります。
「Aだったらできる」、「Aじゃないと仕事ができない」という状況は、できるだけなくしておくことも必要です。
わたしの今の仕事は、ほぼパソコンがないと始まらない仕事ばかりです。
パソコンがないと困りますし、仕事もできません。
ただ、それは「Windowsじゃないと困る」ということとは必ずしも一致しません。
欠かせないパソコン、毎日使うパソコン。
だからこそ、気に入ったパソコンを使っておきたいものです。
それを「今の仕事だとMacは使えない、Windowsじゃないと…」という理由だけで、さほど気に入ってもいないパソコンにモヤモヤしながら投資するくらいなら、「パソコンを問わずできる仕事」を考えていった方がスッキリします。
独立後は食べていくことは大前提にあるわけですが、仕事の属性に縛られずに、使っていきたい道具に気持ちよく投資できる、そんな仕事も狙っていくべきでしょう。
■編集後記
昨日は朝のタスク、息子の送迎のあとは会計士業。午後は私用で外出でした。
夕方ははじめてのカフェでブログなど。
■昨日の1日1新
・TABULOUS(カフェ)のシフォンケーキ
・とある手続き
■息子(11歳)
パパの朝のウォーキングに「一緒に行きたい」ということで、一緒に朝6時から40分ほど車いすで散歩に。
朝は涼しく、川沿いの風も気持ちよかったようです。帰りは「からあげくん食べたい」と、朝から根負けしローソンへ…。ママには怒られてしまいましたが…。

