※カフェにて – by iPhone15
独立後は、会社員時代にネガティブな言葉として受け止めていた言葉も、ポジティブな言葉として受け入れられるようになるものです。
そんなネガティブな言葉をざっと3つ挙げてみました。
「やりたくないな」
「やりたくない…」は、ネガティブに映る言葉です。
忍耐力なし、やる気なし、適性がないとさえ映ってしまうかもしれない言葉です。
独立前だと、上司から頼まれた仕事はやらないといけないでしょうし、誰と仕事するかも選択肢はありません。
期限ギリギリになっても資料をいただけない先の担当になることも、上から目線で人をアゴで使うような担当者がいる先でも、仕事をしなければなりません。
独立後は、前提が変わります。
「やりたくないな」という感情。もっといえば、自分の細胞が訴えかける直感めいたものは、大事にしなければなりません。
そうしておくことが、自分を守り、既存のお客様を守り、まだ見ぬお客さまとの出会いを守っていくことにつながります。
「やりたくないな」という仕事を引き受けた結果、モヤモヤする時間が増え、仕事に追われてしまえば、失うことも多いです。
・電話だけの対応
・至急の対応
・紙を使ったやりとり
などが苦手であれば、事前に出して自分を守ることも必要です。
とはいえ、苦手なことは、出しにくい、言いにくいということはあります。
最初から苦手を100%伝えることは、たしかにむずかしいものですが、こまめに、ちょっとづつ匂わせるようにすれば、敷居を少し下げることもできるはずです。
独立後は、どんな仕事をやるか、誰と仕事をやるか、いつ仕事をやるかは、自分に選択肢があり、どう選んでいくかは自分次第です。
自分の特徴や強みを前面に出していくためにも、「やりたくないな」という直感は大事にしたいものです。
そもそも独立する人自体が少数派なわけですから、周りがやっていることだけをもって選ぶ理由にはしなくていいはずです。
「めんどくさい」
「めんどくさい」という言葉も、ネガティブな響きがあります。
わたしも言われていい気分はしません。
ただ、「めんどくさい」という感情は、自分にとっては決してマイナスなことばかりではなく、ポジティブな意味も含まれるのではないかと。そんなふうに考えています。
「めんどくさい」をそのまま放置し続けていけば、たしかにプラス方向に転換されることはないのかもしれませんが、何かを変えるきっかけにできれば、「めんどくさい」もプラスに働くきっかけにすることができます。
たとえば、
・会計ソフトに手入力→ データ連携とインポート
・郵送→共有
・何度もやる処理→マクロ
のように、「めんどくさいな」という感情がなければ、現状から変わることはなかなかないでしょう。
現状から前に進める。そのためには、心のサインを拾うことも大事です。
そのサインが「めんどくさいな」という感情とも言えるかと。
独立前はネガティブに思えた「めんどくさいな」も、独立後は、大事にしておきたい感情です。
「やめようかな」
「やめる」といと、これまたネガティブに聞こえるものです。
ただ、「やめようかな」という感情は、何かしらの原因を自分なりに感じ取った結果とも言えます。
ストレスやモヤモヤを感じたまま続けていても、なかなか成果を感じることはむずかしいものですし、自分には合わないことに気づけることも、次のステップに進むためには必要です。
独立後は、
「そろそろ人を雇ったら?」
「自宅じゃなくて事務所を借りたら?」
「もっと数を増やさないと」
といった自分の思いとは合致しない方向性に触れることも多いです。
でも、選ぶのは自分。選んだ結果について責任をとるのも自分です。
自分で楽しめない選択をしても、モヤモヤは残り続けるでしょう。
何が自分に合っていて、何が自分には合わないのか。
情報はたくさん出回っている世の中ですが、結局のところ、自分で試して、自分なりの自己評価を下すしか、見つける方法はないのではないでしょうか。
いろいろ試すことは、自分を知るきっかけにもなりますし、自分の強みや違いをつくっていくためにもやっておきたいことです。
試すことを繰り返した先に、自分を客観視して評価できる目が身に付くのではないかとも考えています。
ネガティブな言葉も、前提が変わる独立後はポジティブなものとして活かしていきたいものです。
■編集後記
昨日は朝のタスクのあとは車で妻の通院に付き添い。日程調整などをメールで。
午後は自宅で事務仕事、父の葬儀後の手続きなど。
雪がかなり降りましたが、通院は午前中だったので車でもなんとか行けました(午後だとやばかったかも…)。
■昨日の1日1新
・とある手続き
■息子(11歳)
昨日はかなりの吹雪に。
引き続き、ばあばと自宅で過ごしています。
学校にはそろそろ通学できそうです。

