「年が明けてもう1か月」というのはよく見聞きする言葉です。
遠い宇宙とのやりとりでなければ時間の流れというのは一定であり、人類みな平等のはずです。
1日1日が大事であることを日々意識しておく必要があります。
時間の流れ方は一定でも感じ方は人それぞれ
時間の流れ方はどこにいようが変わらない、一定などとも言われます。
なのに感じ方は人によってそれぞれです。
同じ1時間でも、早く感じる人もいれば遅く感じる人もいるわけです。
早く感じるときというのは、「もうこんな時間!?」というようなときです。
・急いでいるとき
・焦っているとき
・夢中から我に返ったとき
・楽しいとき
・好きなことをしているとき
・気の合う人と話し込んでいるとき
というような状況です。
となると、遅く感じるのはこの逆のような状況で、
・退屈でつまらないとき
・無我夢中で向き合っているとき
・1日の中で複数のタスクをこなしたとき
というような場合があるでしょう。
公認会計士の資格を維持するのに研修で単位をとる必要があるのですが、単位のためだけだと時間は遅く感じますが、こういうときの感じ方は「まだ〇分しか過ぎてないのか…」というもの。
逆に、パソコンなどで研究に夢中になったときや複数のことをやったときは「まだあと〇分は残ってる」と感じることが多いです。
遅く感じるといっても、前者(退屈)と後者(夢中)では違っています。
どっちが好ましいかといえば、後者でしょう。夢中になれているということは充実して時間を使えているわけですから。
ただ、時間の流れとしては、どちらも同じ。一定です。
時間の流れ方に違いはない
先日、相対性理論(ミュージシャンではなく物理の方)の雑誌を目にしました。
相対性理論では、時間の流れは一定ではないというのが前提にあるらしいです(広大な宇宙の世界だと)。
ただ、地球上でいえば、相対性理論でいわれるところの時間の流れ方の違いを感じられるほどのスケールではありません。
人それぞれの感じ方に違いがあるだけで、やはり時間の流れは一定なわけです。
「もう2025年も1か月終わったのか…」と嘆いていても何も変わりません。
今日は2月7日。明日から挽回しようと気合を入れても、2月9日、1か月後の3月7日にもその気合いが一定なのかは正直わかりません。
ただ、それだとまた同じことを繰り返してしまう可能性は高くなるでしょう。
わたしも、つい気合だけに頼ろうとしてしまいがちですが…。
今日が大事な日であれば、明日も1か月後も半年後も、カレンダーに並んでいる日はどれも同じくらい大事なはずです。
・1日1日を大事にする
・あっという間に時間の流れを感じないようにする
・気がついたらもう4月1日なんてことがないようにする
という意識を毎日噛みしめるのも大事なことかもしれません。
その意識を染み込ませる工夫もやっておきたいところです。
望まない時間の流れ方を断つための「言葉を断つ」工夫
時間の流れが不変である以上、コントロールできるとすれば、じぶんの感じ方くらいでしょう。
早く感じることもあれば遅く感じることもあるわけですが、できるだけ一定になるようにじぶんをコントロールしていくイメージを持っておくことも必要なことでしょう。
じぶんをコントロールしていくためにも、好まないことはやめてみる、変えていくことはできるはずです。
たとえば、言葉。
日常で見聞きする言葉、じぶんが発している言葉でもじぶんをコントロールしていくことはできます。
「もう〇時かぁ」
「あっという間」
「いつの間にか」
「もう〇月ですねぇ」
「早いもので」
という言葉は、封印し、リストにした文字を毎朝眺めています。
眺めるだけではあるのですが、文字で見ると意識も変わってくるものです。
口から出てこなくなりますし、言葉へのひっかかりから毎日を大事に使おうという意識にもなります。
わたしが多少なりとも時間管理にこだわれているのは、こういう意識があるからです。
アインシュタインの目線だと「しょーもない」次元の話なのかもしれませんが…。
「まず言葉から」とも言われていますし、もし望まない方向で時間の流れを感じているようであれば、まずは試しやすい言葉から変えてみるのもおすすめです。
■編集後記
昨日は朝の習慣と息子のリハビリの付き添いを。午後は会計士業(資料づくり)などを。
■息子(10歳)
昨日はリハビリのあと学校、放課後はデイサービスへ。木曜日はなかよしのお友達(仮面ライダー部のなかま)が来る日なので楽しめたようです。
■昨日の1日1新
・とある打ち合わせ