「安定したい」の”安定”を定義するとブレを減らせる

  • URLをコピーしました!

※安定している橋を眺めて – by Canon RP(RF35mm f 11.0 1/1100 ISO 100)

独立後、早く安定したいという気持ちにはなるかもしれません。

その「安定」は何を意味するものなのかは、自分なりに定義しておくと、ブレを減らしやすいと感じています。

目次

「安定したい」とは言うけれど…

独立後も「安定」したい気持ちにかられることはあるものです。

・収入が安定する
・安定して仕事がある
・それなりにスケジュールが埋まる

などなど。

勤務時代は毎月の給料で収入は安定しやすいわけですが、独立後はそうではありません。
拡大して右肩上がりに収入を増やすことも不可能ではないでしょう。

仕事の量も同じく。

勤務していれば自然と仕事は降って湧いてくることもあるものですが、独立後はありません。
食べていくためにも、それなりの仕事量は必要です。

とはいえ、世の中の多数派です。

そしてスケジュールもしかり。

予定が埋まってないことに、不安を感じたり、恥ずかしさを感じるという声も見聞きします。

たしかに、スカスカじゃない方が、売れっ子、それなりに信頼されているというようなイメージはあります。

ただ、世の中にはフランス料理のように、あえてちょっとしか盛らないことに価値を置いているものもあります。

「安定」を考えるときも、フランス料理のようなイメージで、

・量だけではない
・ちょっとずつ
・コースも単品も

という世界観があってもいいと思うのです。

つまり、周りに左右されない自分の意志をもっと尊重してもいいはずではないかと。

そんなわたしが考えている安定は「心」、つまり、平穏に過ごすということです。

「平穏に過ごす」という心の安定

独立後、痛感しているのは、ひとり仕事の難しさです。

マンパワー的にも物理的な壁を感じることは数知れず…。

もちろん、工夫次第でどうにかできることもあるのでしょうけど、それでもどこかでは限界はくるでしょう。

ただ、「ひとり」を選んでいる以上は、量を求めることはできませんし、目指す安定にはなっていません。

その代わり、心(こころ)の安定は目指しています。

・仕事に追われて時間がない
・気持ちに余裕がない
・中長期的なこと、やりたいことをやる時間がもてない
・家族との時間をもてない
・睡眠時間を削る

となっては、健康的にもたないでしょうし、そうなってはお客様にも影響してしまうかもしれません。
可能性としては低いと言えるのかもしれませんが、決してゼロとは言えません。

このように考えると、じぶんの心(こころ)が安定していることは大事なことですし、代わりがいないひとりだからこそ目指す価値はあるかと。

独立後、こういったことから少しづつですが距離をおくようにしてきましたし、今も続けていることです。

「心の安定」がブレを減らす

勤務時代は繁忙期になると事務所に戻って残業する日々が常識のようなものでしたがが、独立後は繁忙期はほぼなくなり、家族と過ごす時間も増えています。睡眠時間を削ることもなくなりました。

気分転換に散歩やドライブ、プライベートの予定を入れることも心の安定につながっています。

もちろん、売上は多いに越したことはないですし、数を求めて夜遅くまで仕事する道もあるでしょう。

ただ、どの道を選ぶかはそれぞれですし、じぶんが望む安定がその道にあるのなら問題ないわけです。

独立後は安定したい気持ちにかられることもあるわけですが、じぶんが本当に望む安定かどうかは1度じっくり考えてみるのもおすすめです。


■編集後記
昨日は朝のタスクのあとは税理士業、午後は研究開発、父の面会(見舞い)に。

■昨日の1日1新
・とある手続き

■息子(11歳)
ジンギスカンが好物なのですが、なんでもタレをかけて食べたがります。
よく食べるのは良いことなのですが、塩分を摂りすぎないように、野菜多めにしたりと、あれこれ工夫が必要です。


この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次