※のびのびと広がる空を見上げて – by Canon RP(RF35mm f 5.0 1/1100 ISO 100)
独立後は、できるだけ平穏に、そしてのびのびと仕事をしていきたいものです。
そこで、わたしが考える持っておきたい主導権を3つあげてみました。
時間の主導権
まずは時間です。
時間がなければ、”平穏”とはほど遠いとも言える状況。
のびのびと空を見上げる心の余裕も持てません。
冒頭の写真は、朝のジョギングに向かう途中で目にした秋空の景色なわけですが、時間に追われていれば、撮る機会もなかった1枚。
目的のジョギングだけを足早に済ませ、走った距離だけを気にして、運動した事実だけが結果として残っていたはずです。
もちろん、それでもいいのですが、本来の目的(運動する)だけに限定するのもなんだか味気ないな、などと感じてしまうタイプです。
本来の目的以外のことも自由にできる、そんな時間の使い方ができれば、より平穏を手に入れやすくなると感じています。
ではどうすればそのような時間の使い方ができるのか。
時間管理スキルを磨くことなども、もちろんテクニックとしては大事なことかもしれませんが、それ以上に大事なのは、時間の主導権を持てているかどうかということかと。
時間の使い方が自分で組み立てやすければ、たとえ時間に追わる結果になったとしても、リカバリーも効きやすく、平穏を乱されることも減らしやすいです。
いっぽうで相手(お客さま)や第三者に主導権があるような状況になるとそうもいきません。
登場人物が多いような仕事となると、なおのことです。
もちろん、独立後は食べていくことが大前提ですから、最初から100%主導権を持てることばかりではありません。
ただ、平穏を手に入れるには、どこかでその割合を減らし、バランスをとる工夫も必要だと感じています。
そんな考えもあって、わたしは少しずつですが、仕事を減らすことや入れ替えなど、バランスをとる工夫をやっていますし、今も意識し続けています。
お金の主導権
次にお金。
独立して事業をやっていくときの、値付けやモノ・サービスなどを買うなどの予算です。
時間と同じく、こちらに主導権がなければ、これもまた平穏から遠ざかってしまいます。
値付けの場合は、とくに独立当初では、高くしすぎては買っていただけないのでは?などの不安もあり、つい周りや相場などを気にしてしまうもの。
事実、わたしもそうでした。
ただ、独立後にひとり(フリーランス)の立ち位置を貫くためには、相場ばかり気にしていても意味がないことにやがて気づきます。
安くすれば依頼の数も今より増えるのかもしれませんが、とくに継続の仕事だと、自分の目が届く範囲・数には限界はありますし、必要以上に数が増えれば、自由に使える時間は逆に減ることを意味します。
平穏でいられるためにも、今のお金の状況をチェックしておくことは欠かせません。
現在地がわからないと、自分が手のひらで転がされているような感覚すら覚えます。
値付けも、予算も、お金にまつわる主導権があると平穏も手にしやすいはずです。
わたしは毎日の経理と毎月の経理でお金の状況をチェックしていますし、相場ではなく自分が納得いく値付けをするように日々自分と向き合っています。自信をもって値付けしていくためにも、自分を磨いていくことは必須です。
やり方の主導権
さらに仕事のやり方。
たとえば、ペーパーレスで進めたいと思っていても、それがお客様にマッチしていなければ、やり方も変えざるを得ないかもしれません。仕事を完了させるためにも四の五の言っていられなくなる可能性はありますから。
そうなると主導権うんぬんとも言ってはいられません。
こちらが柔軟にやり方を変えることもスキルの1つかもしれませんが、望んでいない紙のやりとりを受け入れるかどうかは、また別の話であるはずです。
主導権を握りやすくするためには、自分のやり方や考え方、仕事のスタイルなどは徹底して外に出しておく必要はあるでしょう。
毎日書いているこのブログやHPブログなどの発信は、それを粛々と出す目的もあってやっています。
出さずして伝わることはそうそうないと考えているからです。
独立し、地方でものびのびと仕事をし、お役にたてる仕事ができれば、それはそれでとても幸せなことです。
ただ、その前提として、自分が平穏でいられているかどうかも大事なはず。
平穏を手に入れ、よりよいパフォーマンスを提供していくためにも
・時間の主導権
・お金の主導権
・やり方の主導権
は、手にしておきたいもの。
もちろん、いきなり100%の主導権を手にすることはとてもむずかしいことです。
ただ、だからこそ、徐々に少しずつ手にしていくような意識を持っておくことは必要かと。
それでも主導権を手繰り寄せられなさそうなら人間関係を見直してみるのもおすすめです。
■編集後記
昨日は朝のタスク、会計士業(資料づくり)。午後は私用で外出、父の面会やカフェでブログなどでした。
■昨日の1日1新
・とある手続き
■息子(11歳)
給食を食べず、家に帰ってから代わりにいろいろと食べたようです。
食べたあとということもあってか、訪問リハビリではPTの先生の言うことになかなか従ってやってくれず…。
眠かったのかもしれませんが…。給食の好き嫌いもあるのでしょうけど、もうちっと食べてくれれば…というところです。

