※頑丈なレンガ造り – by Canon RP(RF35mm f 5.0 1/1000 ISO 100)
「これだけは絶対」という軸がハッキリしていればしているほど、結果がどうであれ悔やまれることは減らせます。
だからこそ、ゆるぎのない軸を育てていくことを大事にしています。
「これだけは外せない」という軸
「これだけは外せない」という軸。
たとえば、今の私の仕事部屋にあるもので「これだけは絶対はずせない」というものはあります。
・デュアルディスプレイ(BenQ 27インチ×2台)
・ThinkPadトラックポイントキーボードⅡ
・Windows Hellow対応の顔認証Webカメラ(ELECOM)
ディスプレイはBenQでなくてもいいはいいのですが、通常の水平方向に置いている1台と、垂直方向に置いている1台の計2台は「これだけは外せない」道具です。
トラックポイントキーボードⅡは、Ⅱではなく、初代のモデルでも別にいいのですが、ThinkPadのキーボード自体に愛着があるので、これもまた「外せない」道具です。
といっても、持ち運び用のパソコンは、MacBook Air(M4)にしているので、キーボードもMac寄りにはなってきましたが…。
Webカメラは、顔認証のためだけにディスプレイの上にセットしています。
ログインなどが圧倒的に楽だからです。
ほかにも、先月導入したばかりのキーボードスライダーなどは、だんだんと外せない道具になりつつありますが、すべてに共通しているのは、それが無いと非効率だったり、モチベーションが下がるようなものばかりです。
「これだけは外せない」というと、融通が利かないといったようにデメリットにも映るかもしれませんが、迷いがなくなるなどのメリットはあると感じています。
迷いがあると結果が同じでも後悔しやすい
どんなものが自分にとって外せないものなのか?
日常を普通に過ごしていると、あまり深く考えないことかもしれません。
ただ、わたしは、日々それを意識するようにしています。
で、発見できた自分にとっての「これだけは」は、リストでまとめておくようにしています。
毎朝の習慣の中で、それを見るためです。
それをやっておかないと、どこかで自分がブレてしまい、最終的に強く後悔してしまうからです。
独立当初もひとりで、拡大するような想定もなく、当面はひとりでこなすことを考えていたにも関わらず、税務ソフトの営業マンに進められるがまま、複数人で利用する上位プランを契約してしまったことがあります。
結果、後悔ばかりが残ることに…。
複数ある選択肢から何かを選ぶ。
選ばないと先へは進めませんから、選ぶこと自体に問題はなかったわけですが、問題は選んだ理由です。
なんとなーく選んでしまったこと。
自分にとっての「これだけは外せない」という軸が、選ぶ基準になかったのです。
最初から、誰も雇わないとはっきり決めていれば、良かったのかもしれませんが、実際はそう割り切れるものではないです。
とはいえ、何も基準がないままでは、どうにもいかない事実というのも、もう一方で存在するわけです。
何もないよりかは、「これだけは絶対に外せない」くらいの軸はあったほうが、結果がどうであれ、あとになって後悔することも減らせるはずです。
「これだけは外せない」をリスト化しておくメリット
前述のとおり、わたしは毎朝の習慣の1つとして、「これだけは外せない」というものをリストにして眺めることを習慣にしています。
・残業する
・自己投資をサボる
・「疲れた」と言う(書く)
・「いつか」と言う(書く)
・愚痴やマウントが飛び交う場
・カフェの席はどこでもいい
・発信しない
(以下省略)
などのように、やらないことリストに「これだけは外せない」ことも加えています。
「これだけは絶対にやらない」の反対は、「これだけは絶対に外せない」こととも言えるからです。
「これだけは絶対に外せない」を強く意識しておくと、迷いが生じるような場面に遭遇したときに、自分の背中をポンっと押してくれる支えにもなってくれます。
そうした「これだけは」という軸を、日々、積み上げていきたいものです。
冒頭の写真のように、びくともしないレンガ造りの頑丈な建物が理想です。
■編集後記
昨日は朝のタスクのあとは息子の学校送迎に。
小さくなって使わなくなった車いすを寄付しに行くなど。
午後は月末仕事、父の面会、会計士業の打ち合せなどでした。
■昨日の1日1新
・ATELIER Motrihiko
■息子(11歳)
忘れ物(GARDEN OF BANBANのお財布と水筒)が見つからず、心当たりを当たってはみても見つからず…。
お気に入りの道具だっただけに、そのうちひょっこり出てくればいいのですが…。

