とりあえずやってみたことが、その後の人生のきっかけになっていることはあるものです。
とりあえずやってみないことには、きっかけは生まれません。
とりあえず申し込んでみたという話
車を使うと必要になるガソリン。
出光のスタンドでは「Drive On」というサービスがあります。これを試して2か月くらいが経ちました。
Drive Onは、給油するごとにお得な割引などがあり、アプリやキーホルダーをかざして電子マネーのように使えるサービス。
登録するためには、店頭で手続きをしなければならないのですが、とりあえず申し込んで試していました。
結果は、便利。
それまでは、クレジットカードで決済していたのですが、それに比べて格段に決済しやすいと感じました。アプリもキーホルダーも決められたパネルにかざすだけですので。
とりあえず試したこと。それがきっかけで今もDrive Onでガソリンを入れています。
試していなかったら、今もクレジットカードを使っていたでしょう。
今があるきっかけになっているのは、「とりあえず」やったことばかりです。
人生を変えるほどの「とりあえず」はある
仕事もプライベートも。「とりあえず」やったことが今の人生につながっていることもあるはずです。
たとえば独立。
食べていけるだろうか…という不安はありましたし、もっと経験を積むべきかで迷っていたこともありました。
ただ、それを気にしすぎてしまうと、「いつまでたっても独立できるなんて日はやってこないんじゃ?」という考えに変わり、結果、とりあえず独立しています。
さらに遡ると、公認会計士の受験も。
学生時代には受験から逃げてばかりいた私ですが、受験を決心できたのも、とりあえず受験予備校(大原)の説明会に参加してみたからです(合格までは長い道のりでしたが…)。
独立後も「とりあえず」試したことが今につながっていることもあります。
・HPとブログのサイトを自分でつくる
・自分で撮った写真を使う
・フルサイズの一眼レフカメラ
・スーツからカジュアルな服装
・夜型から朝型
・Excelマクロ(VBA)
とりあえずはじめてみることなので、準備万端というわけではありません。
どれもちょっとずつ、失敗も数知れず…。
この記事も結局何回エラーになったかわからないくらいです。
とはいえ、はじめから上手くいくことなんて、そうそうあるものでもないですし、はじめから上手くできることに興味も続きません(わたしの場合)。
「とりあえず」で、遠回りすることはあるわけですが、それでも。
つまずいて、もがき、立ち上がり、真正面からぶつかる。
そんなプロセスが色濃いほど、人生を変えるほどの「とりあえず」になるのかもしれません。
「とりあえず」やめてみることも
いっぽうで、とりあえずやめてみたことで、その後が変わることもあります。
とりあえずではじめることもあれば、逆にやめることもある。
たとえば、わたしの場合の公認会計士業(+税理士業)では、電卓は必須のアイテムとされています。
持っていないことで、驚かれるということもあるくらいです。
ただ、Excelがあれば計算はできますし、電卓よりもできることが多いです。
で、とりあえず電卓をやめました。
とりあえずやめてみると、代わりのモノで何とかしようと必死になります。
前述の電卓の例でいえば、「Excelをもっと使いこなせるようになりたい」という考えに変わりました。
で、あれこれと試すようにも。この記事もあれこれと試してみた結果です。
「とりあえず…」というと、「いい加減」とか「準備してからの方がいいんじゃない?」のようなマイナス方向にとらえがちですが、プラスに働くことは確かにあります。
・とりあえず、試してみる
・とりあえず、やめてみる
どっちもあっていいかと。
ただ、人生を変えるほとの「とりあえず」となるには、その後のプロセスというのが大事です。
■編集後記
昨日は朝の習慣のあとは自宅で会計士業を。午後は私用で外出。久々の散髪にも(調べてみるとお店でカットしてもらうのは5か月ぶりでした…)。久しぶりすぎて、いつもカットしてくれる理容師さんも顔を合わせた途端に「何かあったんですか?」と声をかけられてしまいました。
■息子(10歳)
処方されたお薬のおかげで大夫元気になってきました。でも学校は休むことに。退屈そうにしていますが、こどもチャレンジをやってお家でも勉強(気晴らし)にはなっているようで助かっています。
■昨日の1日1新
・とある駐車場を利用
・とあること