モノ事に必ずはじまりがあれば、終わりがあります。それは人間でも例外はなく。
じぶんの人生にも、ルーツがあって、いつか終わりを迎えるわけで。
そのルーツをじぶん史としてプロフィールに出すことで、じぶんをもっと知ることにもつながります。
振り返ることはじぶんのルーツを探ることでもある
人は誰でもルーツというものはあるものです。
家系であったり、場所であったり、原点であったり。
わたしの場合でいえば、その場所となるのが北海道の深川市という場所です。
「ライスランドふかがわ」とも呼ばれている田園風景が広がる場所です。
生まれ育ったその場所は、鉄道の留萌本線が近くを走り、遠くの山まで見渡せるのどかな場所でした。
子供の頃は、祖父の代まで農家だったこともあり、春は田植え、秋は稲刈りといった農作業の手伝いをよくさせられていたものでした。
そんな子供の頃の思い出といえば、留萌本線を走る列車の姿。
都会のように、しょっちゅう列車が通るということはなく、それこそ1時間に1本あるかどうかの頻度です。
しかもワンマン列車、1両編成。
留萌本線は深川から留萌までを結ぶ路線です。
石炭がメインだった頃は活気があったらしいのですが、人口減少や20年ほど前に開通した高速道路(深川留萌道)もあって、利用者がめっきり減ってしまっていました。
そんな留萌本線も廃止が決まり、留萌↔石狩沼田が2023年3月31日に、
2026年3月には石狩沼田↔深川が廃線される予定です。
正直そこまで列車に詳しいわけではないですが、残り期間がわずかということで、撮り鉄、乗り鉄と呼ばれる鉄道ファンも訪れてるようです。
わたしにとっては、子供のころあたり前に見ていた留萌本線の列車は、あと3年で終わりを迎えるわけです。
昨日あったものが今日はなくなる
じぶんのルーツがいつまでもずっと残り続けるとは限りません。
留萌本線のように、時代の変化でなくなってしまうということもありえます。
田園風景の中で育ったわたしにとっては、見慣れた田んぼの風景がなくなることは想像できませんし、実際になくなることはそうそう無いとは思えますが。
その一方で、見慣れた列車が見られなくなるということをこれから体験することになります。
今この記事を書いていて、ふと思い返せば、留萌本線を走る列車は数えきれないほど見てきましたが、列車に乗ったことは2回だけでした。
そのうちの1回は、今はもう廃止された増毛駅(ましけ)まで。
じぶんのルーツがいつまでもずっと残り続けるとは限りません。
留萌本線のように、時代の変化でなくなってしまうということもありえます。
田園風景の中で育ったわたしにとっては、見慣れた田んぼの風景がなくなることは想像できませんし、実際になくなることはそうそう無いとは思えますが、
その一方で、見慣れた列車が見られなくなるということをこれから体験することになります。
今この記事を書いていて、ふと思い返せば、留萌本線を走る列車は数えきれないほど見てきましたが、列車に乗ったことは2回だけでした。
そのうちの1回は、今はもう廃止された増毛駅(ましけ)まで。家族で海水浴に行ったとき。
もう1回は高校時代。沼田の友人の家に遊びに行ったときでした。
ということで、
もうすぐ、その列車は見ることも、乗ることもできなくなります。
さびしさはありますが、時代の流れ、存続コストのことを考えると致し方ないことです。
少子化も人口減少も、いまのままでは歯止めをかけることはむずかしいでしょうし、
このままいけば、これからもっと、役目を終えて消えていく。そんなことがあたり前になっていくのかもしれません。
ルーツを深堀りすれば見えてくるものもある
独立して店をだす、リアルで看板をだす、ネットに出すとしても、そのルーツには必ず「どんな人か」という要素はあるはずです。
独立後にどんな人なのかを知ってもらうためには、じぶんを出しておくことは欠かせません。
ルーツもそのひとつです。
ネットであれば、写真でイメージを伝えることができますし、続けることで、最新を知ってもらうことができます。
ルーツを深堀りすることで、忘れていたルーツを思い出すこともあります。
思い出したルーツは、なにかしらのきっかけを与えてくれるものです。
モノ事に必ずはじまりがあれば、終わりがあるように、いつかは店じまい、看板を下ろす日はやってきます。
あとを継いでもらう選択もあるかもしれませんが、ひとりしごとの場合、よっぽど価値観が合わない限りは難しいでしょう(もちろんその可能性はゼロではありませんが)。
だからこそ、いずれやってくる終わりという日は意識しておきたいもの。
留萌本線のように惜しまれつつもその役目を終え引退する。
そのときに後悔しない生き方を目指したいですね。
■編集後記
今日は朝タスク、読書、息子と遊びなど。
■息子(8歳11ヶ月)
天気がよかったら遊びにいくつもりでしたが、あいにくの吹雪模様。
家の中でのんびり過ごしました。
■1日1新
・とある研究
・GODIVAの桜チョコ