独立すると「営業」をしないわけにはいきません。
そして独立するまでほぼ経験できていないことが「営業」です。
自分を知ってもらい、何ができるのかを知ってもらう必要があります。
独立するまで意識が低かった「営業」
よく「独立するタイミングはいつがいいか?」という質問を見聞きします。
公認会計士の場合、まず短答式試験と論文式試験の2段階試験、それから2年間の実務経験と論文形式の修了考査とよばれる試験に合格すると公認会計士登録ができます。
登録した後は、すぐに転職や独立する人も中にはいますが、辞めずにしばらくは組織に残る人も多いです。
わたしの場合は後者です。
2012年の10月に公認会計士登録をしてから2021年の7月の独立まで。
独立するまでにかなりの時間がかかりました。
会社や団体の決算書チェック(監査)や上場を目指す会社の支援や内部統制の構築支援(IPO)、地方自治体の公会計サポート、研修講師など、それなりに経験を積むことができました。
ただ、独立するまでにほぼ経験できなかったこともあります。
その1つが「営業」です。
勤務していれば、もともとのお客様もそれなりの数でしたし、いろいろなルートからお客様がいらっしゃってました。
雇われているという立場もあって、正直、「営業」という意識は低かったです(わたしの場合はですが)。
独立する前に、名刺の書き方などを研究して作ったりもしてましたが、今思えば、もっと他にやるべきことがあったかなと感じます。
独立して意識が変わった「営業」
独立すると、勤務していたときのように、はじめからお客様がたくさんいるわけではなく、少しのお客様かゼロからのスタートということもあるでしょう。
まだ見ぬ将来の出会いを求めて、お客様に来ていただかなくてはなりません。
そして、来ていただくためには、こちらの事を知ってもらわなければなりません。
すると、
・どうやって知ってもらう?
・どうやって来ていただく?
と壁にぶつかるものです。
ただ、ぶつかって当然です。
これまで「営業」の意識が低かったわけですから。
辞めずにそのまま勤務しつづけていたとしても、カンタンに磨けるものでもありません。
勤務している以上、じぶん事として「営業」するのにも限界はあります。
そうなると、独立してから勉強と試行錯誤で「営業」スキルを磨いていくしかありません。
そして、世の中は絶えず変化していますし、未知のお客様も、じぶん自身も不変ではありません。
そういう意味では、「営業」に「完了」というステータスは存在しないとも言えます。
時間はかかるわけですが、「時間がかかって当然」、むしろ時間をかけるべきは「営業」です。
独立して選んだ「営業」
独立してから「営業」を考えない日はありませんし、試行錯誤は今も続いています。
もともと意識が低かった営業ですし、お世辞にも得意とは言えません。
そんな自分が知ってもらうために選んだのがブログです。
独立する前は全くもってできなかったことを今はやってます(試行錯誤はまだまだ継続中ですが)。
もし独立という道を選んでなければ、ブログもHPも自分で作ることはなかったはずです。
ブログのネタ→インプット(本や体験など)→アウトプット(発信)というサイクルは、「営業」が得意ではないわたしが、営業嫌いにならずに済んでますし、楽しめている感覚です(ラクではありませんけど・・・)。
公認会計士・税理士の仕事だけではなく、ブログを書く、HPに記事を書く、カスタマイズやメンテナンスまで含めてが仕事。
「仕事の流れを作って整える=営業」という考えです。
■編集後記
今日は朝タスクのあと、家事を少し。それから会計士業で外出。
それから息子と妻のいる病院へ直行して一緒に夕食でした。
■息子(9歳)
今日で入院3日目。表情を見ると少し慣れてきた様子。
ただ、
・Youtubeで動画が見れない
・ゲームの時間が2時間/日(1時間×2回)と短い
・外出できない
ことがやっぱりストレスな様子。
明日はじいじとばあば(妻の祖父母)に会えると聞いてからは機嫌が良くなりました。
■1日1新
・窯蒸しプリン(ローソン)