後回しにしがちなのが経理という仕事です。
ただ、経理を早めにやっておくのが、数字を見れるようになる近道です。
経理の優先順位は低いけれど
経理といえば後回し。
と思われるほど優先順位が高くないのが常識でしょう。
開業1年目ですぐに経理もやっていることはそうそうあることでもありませんし、確定申告の時期にまとめて「えいやっ」とやってしまうこともあるでしょう。
ただ、経理こそはじめのうちからやっておくべきというのがわたしの考えです。
公認会計士、税理士だから、そんなこと言うんでしょと思われるかもしれませんが、そればかりでもなく、そんな声も現実としてあったからです。
「はじめが肝心」という言葉がありますが、開業も同じのはず。
そう考える理由をまとめてみました。
開業したら経理をすぐにでもやっておくべき理由
営業やお客様と接する仕事を表舞台だとすると、経理は裏方の仕事です。
お客様の目には写らない裏方ということで、じぶんがやらなくてもいい、じぶんは表の仕事に専念するという考えもあるでしょう。
そうなれば、税理士にレシート入力から何から何までお願いすればいいということになり、結果として、経理で見える数字はどんどん遠のくことになります。
そして開業当初だと、まだまだ取引が少ないのが通常です（そうでない方もいらっしゃるかもしれませんが）。
今はまだ少ないけど、ある程度取引が増えていったら、じぶんで経理しようと思っても、そのときにはすでにやることはいっぱいでしょうし、イチから経理をやるにしても、そのハードルは高くなっています。
じゃあ、税理士に依頼しようとなれば、やっぱりじぶんで数字を見れるようになる機会は遠のいてしまいます。
結果的に、確定申告の時期になって「今年の税金は〇〇円です」と言われて税金を払うためだけの経理になってしまいます。
そうなってしまうのであれば、取引が少ない開業当初から、じぶんで経理をやり始めて、土台を築いていき、取引が多くなってからも、その土台をよりどころに対応できる方がいいはずです。
野球でもサッカーでもわたしの好きなバスケでも、出番の少ない1年目に基礎トレーニングで土台をつくり、出番が多くなってきた頃は、その土台を活かして結果を出すのと同じようなものです。
なにより、経理の入力を他人にお願いするというのは、コンパスのない船で航海に出るようなものです。
身近にすぐに経理をやってくれて、教えてくれる人がいればまた違うかもしれませんが、そうそうあることでもありません。
税金だけ知らされても、余計不安になるだけでしょうし、利益や税金がどれくらいになりそうか、じぶんが知りたいタイミングで知るすべがないのは、やはりデメリットなはずです。
というようなことから、
じぶんで経理ができるように、スキルを磨くべきですし、そのためにも、早いうちから経理をはじめた方がいいと考えている次第です。
数字を見ればハッキリもする
冒頭で経理＝暗いというようなお話もしたかと思いますが、
経理で導いた数字はハッキリもするものです。
売上、売上原価、利益、お金があるといっても、
・今いくらあるのか
・いくら減ったのか（増えたのか）
・どうして減ったのか（増えたのか）
は、知りたいところでしょう。
経理で導びいた数字ならそれもわかります。
減った（増えた）の比較であれば、前月、前年の数字がわかってないとなりません。
開業当初と比べて今どうなっているかという比較から見えてくることもあります。
「こんなはずじゃ・・・」
となっていたとしても、早めに次の手を打つことも不可能ではありません。
「あれ？今月も未入金か」と気づくことで、すぐに確認することもできます。
「知らなかったばっかりに放置していた・・・」は望ましくありません（経理に限った話ではないのですが）。
というわけで、すでに仕事が増えている方であっても、経理に向き合ってみていただければ。
なんだかんだ言っても「コツコツ・地道に」が最強というのがわたしの感覚です。
■編集後記
昨日は朝タスクのあと、法人設立関係、夕方は息子とカーヴィーWii デラックスを一緒にプレイ。ミニゲームは大人も一緒に楽しめます。ブログは夜に更新。
■息子（9歳）
夏休み7日目。今日もお家の中でのんびりと。
夏休みの宿題は今日もこなして、ゲームや動画など。先日行ったカラオケの余韻がまだあるようで、家の中でひとりカラオケも（マイクはありませんが）。
夜は星野カーヴィWii デラックスをいっしょに進めました。マホロアランドでミニゲームも。
■昨日の1日1新
・とある登録、設定など
