独立したと本当にいえるのか 鎖を断ちきるには

神社でお参りを - EOS RP(RF35mm f1.8)
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独立しても、自由に生き生きとできているかどうか。

独立したら、縛られていた鎖は断ち切っておきたいものです。

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独立しても鎖に縛られる

独立すれば、何をするにも自由。
上司もいなければ、同僚、部下もいません。

じぶんの言動に反対する人は誰もいなくなります。

ときには判断に迷う決断をするのもじぶんです。

でも、独立して、本当にじぶんの望む独立が実現できているかというと、そうとも限りません。

たとえば、
・慣習
・お客様の目
・勧誘

のような他人のルール、目線も見渡せばあるからです。

バスケでたとえるなら、アウトサイドを気にしすぎると、インサイドが固まらなくなるというように。
外を気にしすぎて、じぶんの内面がブレてしまい、結果的に見えない鎖にしばられていたということにもなります。

はじめから、スパッと割り切って決断できればいいのでしょうけど、組織にずっと属して生きてきたとなれば、カンタンでもありません。

見えない鎖のカギを開くのは誰なのか

独立するときに気をつけたいのは、他人の軸にとらわれすぎないこと。

外の慣習や目を気にしすぎては、のびのび過ごせません。

わたしが独立当初にやってしまっていたことは
・お客さまは上司?
・毎日スーツに革靴?

といったことです。

お客さまは上司?

じぶんで無意識のうちに、お客さまの意向で動いてしまうということもありえます。
「夜に来てほしい」
「日曜に来てほしい」
「早朝から来てほしい」

これがじぶんの望む時間ならいいのですが、そうでないのにじぶんが動けば、それは他人の軸で生きているということになります。

実際、わたし自身「夜に来てほしい」というお客さまからの話があり、訪問するということがありました。

夜は、普段家族と過ごす時間、じぶんの時間、読書や趣味のゲームをする時間ですが、そうした時間を失うことで、翌日のリズムを崩してしまいます。

じぶんの軸があれば、その対応はしなかったはずです。

今はありません。

お客さまとはイーブンな関係でありたいもの。

もし、夜や日曜をじぶんの時間に充てたいなら、そこは徹底して守るべきですし、もしそれで「それじゃあ困る」などと言われれば、関係性はそこまででしょう。

じぶんとして譲れないものがあるなら、そこは死守することも独立後は必要です。

毎日スーツに革靴?

独立前なら服装はスーツ一択。革靴も。

ただ、独立後は服装についてルールをつくるのもじぶんです。

なのに、服装についても、独立前の慣習や他人の目を気にして、独立当初はスーツ以外の何物にも見えないスーツ一択でした。

予定がない日も、外出するときは、スーツに革靴という服装。

フリーランスは世の大多数から見れば少数派。
世間一般からすれば、「仕事=スーツ+革靴」です。

平日昼間に私服で近所を歩いていれば、ご近所さんからすれば違和感はあるでしょう。
お客さまに会うとしても、いきなり私服だと、何か言われるかな?と躊躇してしまいます。

ただ、服装は本来自由なもの。
仕事=スーツ+革靴という決まりがあるわけでもありません。
私服OKの組織だってあるわけですから。

そうした他人の目、世にいうところの常識という鎖に縛られてしまっていたのです。

今は私服です。スーツらしいスーツは着ていません。
苦手な腕時計もつけていません。

むしろ、お客さまが私服ということもあります。
打ち合わせなどケースbyケースで襟付きシャツ、カジュアルなジャケット、予定がなければラフな私服です。
曜日でも変えていません。

じぶんの軸を磨きつづける独立後

勤めていたときは、外の目を気にするあまり、じぶんの内が揺れていたこともありました。

残業は日常、人間性の合う合わないは二の次、三の次というように。

日曜日ともなると、昼間からサザエさん症候群で、憂鬱な気持ちにも。
他人軸で働いているからでしょう。

そのことに独立後気づきました。

今はほぼなくなりました。
・じぶんの望むアイテムを使って仕事する
・プライベートの時間を毎日もつ
・服装は土日もいっしょ
・毎日発信する
・予定を入れすぎない
・電話は使わずメールかチャット
・お客さまとの関係はイーブンに

じぶんの望む方向性に微調整していくことで、平穏に過ごせる日が多くなってきました。

サザエさんを見ても、どんよりしません。

毎日同じように過ごせれば、平穏な気分でいられることを実感してます。

上司はいませんが、他人の目という見えない鎖に縛られている可能性はあり得ます。

もし、わたしのような体験をしていて、モヤモヤを抱えているようであれば、少しづつじぶん軸に変えていきましょう。

変えるのは、じぶんの意志でできることですから。

独立後はいろんな失敗もあるものですが、こうした体験談を踏まえていただければ、同じ轍を踏まずにすむはずですから。

慣習、他人の目、勧誘は気にせず、じぶんがどうしたいのかをじぶんの胸に手をあてて聞いてみましょう。
人生、人それぞれあるように、独立だって、人それぞれ、いろいろなスタイルがあっていいはずです。

じぶんの望む独立はどんなカタチか。
それがじぶん軸を磨きつづけていくこととも言えるかと。

■編集後記
昨日は朝タスク、会計士業、カフェで打ち合せなど。

■息子(9歳)
昨日は学校と放課後デイサービス。
デイサービスで宿題も終わらせて、カードゲームで遊んだ様子。
優勝争いをしたそうです。

■昨日の1日1新
・MIZAR(札幌グランドホテル)のダージリンティ

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