失敗したり、凹んだりと、苦い過去ほど頭の奥底にしまいがちです。
ただ、そうした過去からこそネタになりますし、じぶんの商品にもなりえます。
過去の苦い過去を封印するのか
過去を振り返ると、思い出したくない苦い経験というのは誰もがもっているのではないでしょうか。
わたしにはあります。
仕事も悩ましい人間関係も。
正直、胃がキリキリ痛くなるようなこともありました。
人間の本能がはたらくためなのかはわかりませんが、それをじぶんの奥底に深く封印してしまうのはカンタンです。
以前のわたしはそうしていましたが、今ならそうはしません。
つらい過去ならではの経験がお役にたてる場面もあるからです。
・独立当初は○○していた
・何に苦労したか
・どうやって歩んできたか
今はブログでそのプロセスを残していますが、その過去からの変化を伝えることも大事かなと思うようになっています。
はじめは「じぶんを出して発信するなんて…」と、逃げてましたし、苦い経験もそれなりにしてきました。
人生、山あり、谷あり。いいことばかりでもありませんから。
伝えるなら、今だけでなく、過去もです。
プロセスやストーリーがあるからこそ、じぶんを出せます。
独立時の迷走
独立当初の失敗は原因がいくつもあるのですが、大きいのは軸がブレにブレまくっていたいたこと、登場人物が多すぎたこと、時間を思うように使えていなかったこと。
お客さまがほぼいない状況、ただただ請負の仕事を増やすことしか考えていなかったのです。
ひとりでやっていくという考えはあったので、今にして思うとじぶん自身が動ける時間というものを何も考えてなかったわけです。
また、そうした仕事をするにも、交流会や紹介がメインの営業。そうなると登場人物も多くなるいっぽうです。
登場人物が増えれば、それだけやとりりや連絡をする先は増え、気をつかう先も増えることになります。
その結果どうなったか。
楽しんでいるじぶんはどこにもいない…。となりました。
今はこういう苦い過去が原動力にもなっています。
過去は変えられませんが、エネルギーには変えられます。
過去を封印せずに振り返っておけば、それをネタにコンテンツにすることもできます。
ストーリーを語ってみる
過去から現在で変化したことがあれば、それは1つのストーリーになり得ます。
はじめから上手くいっていたら、ネタにもなりませんし、ストーリーとして成り立ちません。
最初に苦い体験をしたことがあれば、その変化に行きつくまでのプロセスを言語化したストーリーにすることで、再現性も持たせられます。
そうしたストーリーが、1つの事例としてお役にたてる可能性はあります。
そんな思いもあって、公認会計士受験での苦い過去も、そうした視点でお伝えしています。
過去の迷いや失敗を含めて、そのプロセスを語ってみるのは、じぶんをもっと知るうえでもおすすめです(そのときの苦い記憶を呼び戻すことにはなりますが)。
最初から何1つ不自由なく、挫折したこともないという人も、もしかしたらいらっしゃるのかもしれませんが、それなりの浮き沈みがあるほうがネタになりやすいものですし、語れるストーリーだったりもします。
苦い過去でもできるだけ封印しないで、その変化できたことを伝えていきたいものです。
■編集後記
昨日は朝のタスク、じぶんの確定申告の準備、ブログや読書を。
夜は義母と娘のブルースFinalを。泣けました(5回…)。
■息子(9歳)
引き続き妻の実家で。ばあばとじいじに遊んでもらってます。
相変わらずよく食べるようで、顔がまるく見えました(スマホカメラの設定のせいかもしれませんが)
■昨日の1日1新
・義母と娘のブルースFinal