ときには、ひとりで考えずに人の意見に流されてみると新しい発見もあったりします。
知人と寿司を食べに行った話
先日、知人と行った寿司屋。
「おすすめの寿司屋があるから」と誘われて向かったのは、個人経営のカウンター席と6畳ほどの和室が1つあるだけの寿司屋でした。
お寿司屋さんとはいえ、ひとりなら間違いなく行ってないだろうなというお店。
おすすめを聞くと、「しょう油をつけないお寿司で、どれもおいしいんだよね」と。
「そこまで言うなら…」ということで、おすすめのにぎりを注文することに。
ただ、知人が声を大にして言うほどまでの期待は正直ありませんでした。
ネタに味付けがされている、漬けマグロのような寿司でしょ、内心思っていたので。
でも、にぎり寿司を見てみると、ネタに味付けされている様子は見当たらず。
実際に食べてみると、これがとてつもなく美味しかったのです。
聞いてみると、どうやらネタではなくて、シャリに味付けの秘密があるようでした。
酢が効いているというより、ほんのりとした味のあるシャリで、結局、おいしくいただきました。
と、詳しく聞けば、常連さんの間では人気のお店ということで、予約は必須ということでした。
ひとりでは間違いなく味わうことのなかったお寿司。
じぶんの思考だけだと、似たような思考パターンに陥りがち。ときには人の意見に流されてみるのもありかなと思う訳です。
「とらえず流されてみる」という思考
流されるというと、マイナスの印象があるかもしれません。
ただ、わたし自身は、ときには流されるのも大事なことかなと考えています。
流されることで、気づくこともあるからです。
・読んだ本をきっかけに、何か1つやってみる
・セミナーを受けて、教わったことをやってみる
・お客さまとの会話から得たヒントを元に対策してみる
フリーランスとはいえ、じぶんひとりで考えていても限界はあるのかなと。
であれば、じぶんひとりの頭だけに頼らずに、外の意見をきっかけにできた方が、思考の幅も広がります。
私自身、本やセミナー、ネット上の発信などからもいろいろと気づきをもらっています。
違ったら、違う流れに変えればいい
人の意見に流れてやってみたとしても、実際、じぶんに合わないなということもよくあります。
でも、そうなったらそうなったで、違う流れに変えてみることもできます。
「これは自分には向いてないな」と気づけるだけでも、流されてみたことに意味があったと言えるのではないでしょうか。
私自身も独立してから、勤務時代のやり方をそのまま取り入れていました。
そのときは、勤務時代の流れのままやっていたので、そういうものだと思っていたからです。
でも、その後は違うやり方もあるなというのに気付いて、いろんなことを1つずつ変えてきました。
今のひとり仕事だったり、パソコンがあればどこでも、家族との時間をもつというスタイルは、じぶんに合っていると思ってます。
「流される」というと、「自分がない」などのマイナスな印象がありますが、流された後にじぶんがどう感じ、どう動くことができるかで、流れに乗ったと見ることもできます。
とりあえず流されてみる、というのも、思考の幅を広げるためには大事なことなんじゃないかと。
ひとまず流れに乗ってみて、そこからじぶんがどう感じるか、どう動けるかを試していくのも大事なはずです。
■編集後記
昨日は朝のタスクと会計士業のあとブログと読書などを。
夜はお客さまと食事に。貝料理でしたが、やはりカキは苦手で…。ホタテは食べれました。
■息子(9歳)
引き続き、ばあばとじいじがお家に滞在しています。
ばあばのつくるカレーが大好物です。
今回もばあばがつくってくれました。
たくさん食べます。
■昨日の1日1新
・「炭や 六根 貝とか酒とか炙りとか」で貝料理を