一気にまとめてやるというのが苦手です。
なので、日々分散してやるようにしています。
期限が短い仕事
独立当初に期限まで残りわずかという仕事をやらせてもらったことがあります。
通常だと遠慮したいところではありましたが、それまで申告書を作ってくれていた方が体調を崩され、もうできないと言われてしまい困っていたということを聞き、思うところは色々ありつつもお受けすることにしたのです。
結果、なんとか仕事を終えることはできました。
ただ、1日どころか数日にわたって、その仕事にかかりっきりにならざるを得なくなり、他のことがまったくできなくなってしまったのです。
達成感はほぼなく、脱力感と疲労感でいっぱいでした。
まさに、仕事に追われた感が満載というように。
ということもあって、期限が短い仕事を短期集中でやるというのは、じぶんには向いていないなと痛感したのです。
やってみたことで、じぶんをより知ることができた出来事でした。
こういった体験も、受け流してやがて忘れてしまうことはできます。
ただ、それでいいのかどうか。
苦い体験だからこそ、貴重な体験。次に活かす体験に変えることはできます。
「短期集中型」という仕事
期限までが短いとなると、短期間で集中して仕事をする必要があります。
それが強みになりメリットになることもあるでしょう。
ただ、それをどう考えるか。
期限まで日数がわずかともなると、その仕事を最優先にしなければなりません。
1日のうちには、他にやりたいこともあったりしますし、毎日やると決めている習慣もこなしていく必要があります。
短期間で終わらせないとならない仕事があると、こうしたことに時間を使うことも難しくなります。
結果、脱力感、疲労感に敗北感も加わってしまいます。
今でいうと、平日でも夕食は家族と一緒ですし、息子(9)の入浴介助もやっています。ブログも毎日書いています。
短期集中でまとまった時間を使うという仕事は、今のわたしには合わない仕事になりました。
もちろん、そういった仕事をやることで収入もお金も増えるのかもしれませんが、それはそれで仕方ありません。
やりたいことや日々の習慣がこなせなくなる敗北感に比べれば、受け入れようはあります。
日々分散型を選ぶ道
短期に集中してやる仕事にかかる時間が10あるとします。
で、そうではない仕事にかかる時間も同じ10。
仕事に使う時間が同じなら、前者より後者の仕事を選びます。
1日目にやっていたことでも、3日目になると「ここは、こっちの方がいいかも」と考えが変わることはありますし、決算書の数字をチェックする仕事でも、あえて間隔を空けることで、ミスに気づきやすくもなります。
あえて間をとることで視点を変えることができますし、新しい発見もしやすくなります。
もし短期集中でやるとなると、間をとることはできません。そうした時間的な余裕をとることはできないでしょう。それでいて、「うっかり」や「やってしまった」となる可能性は高くなります。
たとえば、個人の確定申告だと、12月末の決算から2か月、会社の決算でも期限まで2か月あれば、その期間内で分散させて進めることができるので、やれているようなところもあります。
先日の内部監査の仕事でも、対象とするプロセスの一部だけ、間を空けてちょっとずつ進めるというように、ある程度計画の幅はきかせやすいです。
逆に財務調査の仕事だと水面下で進める必要もあって、ある程度短期集中で調査する必要があります。報告まで間がとりやすい場合は少しづつ進めることもできますが、そういう条件でないという場合は短期集中型にならざるを得ません。
確定申告や決算の監査のようにルールのもとでやっていく仕事は、期限が同じ月に集中する傾向もありますが、少しでも進めることができることを前倒しでやっておき、集中を回避するようにしています。
やりたいことや遊びであっても、1日中集中してやるということは難しいです。好きなことでも1日ずっとやっていれば飽きてしまいますし、まとめてやろうと思っても、他の予定があってやれないことも多いですし。
仮に1日中できたとしても、その後に反動はきます。そうなると、その後が続かないくらいです。
このブログも同じで、間を空けて1記事書けば、めちゃくちゃいい記事が書ける。というような文才は持ち合わせていないという自覚はあるので、毎日1記事というように、書くスキルを磨くべく、トレーニングを日々に分散させるようにしています。
そんなわけで、日々少しずつやる、分散してやる道を選ぶようにしています。
■編集後記
昨日は朝のタスクなどの習慣のあとはオフ。
■息子(9歳)
風邪気味の症状がだいぶ良くなってきました。明日の学校も行く気満々です。
■1日1新
・肉チャーハン(ラーメン大将)