独立後、使わなくなった言葉があります。
言葉にこだわりを持つようになったからです。
使わなくなった言葉
独立後、使わなくなった言葉があります。
たとえば、「時間を潰す」という言葉。
・暇な時間を何かで埋める
・次の予定までに空いた時間に適当なことをやる
という意味のようですが、違和感を覚えたのです。
「暇な時間」は持ち合わせていませんし、次の予定がくるまでの時間でやれることもあるからです。
独立後ひとりで仕事をしていくことを選べば、時間には限りがあるということを日々実感します。
限りのある時間だからこそ、やるべきこと、やりたいことは日々のタスク管理で分単位で管理していますし、スケジュールも毎朝チェックするようにしています。
独立後すると環境はガラッと変わります。
その環境もじぶんで選んでいくことができます。望む生き方に近づけていくとも言えるかと(大きな意味で)。
選ぶ環境は人それぞれです。人を雇って拡大を目指すのであれば、どんどん仕事を増やし、中心地に立派な事務所を構えたくなるのかもしれません。
どんな環境を選ぶかで言葉にも違いとなって表れるものです。
たとえば、こういった言葉は使わなくなりました。
・拡大していく
・右肩上がり
・集客する
・客
・投げる(仕事を)
・低価格
などなど。
独立する前、違和感なんてありませんでした。
ただ、今では使っていませんし、こういった言葉からは距離をとるようになりました。
言葉にもこだわりを持つ
独立後、距離をとるようになった言葉があるわけですが、代わりにこだわりを持つようになった言葉があります。
たとえば、
「拡大」→「ひとり」。
独立後はあえて「ひとり」を選んでいるので、「ひとり」にこだわりを持つようになりました。
独立することも世の中から見れば少数派なのでしょうが、人を雇わずにひとりを選ぶとなると、さらに少数派でしょう(公認会計士・税理士でとなると…)。
拡大して右肩上がりを目指すというのが1つのセオリーなのでしょうが、仕事に追われ自由に使える時間を失う可能性はあるでしょう。
お金はもちろん大事です。ただ、食べていく+αと考えればやりようはあります(カンタンではありませんけど)。
じぶんが追い求めるものが何かにもよるのでしょうけど、わたしの場合は時間。
だからこそ、時間との関係が深い「ひとり」という言葉にこだわっています。
「集客」→「お客様」も。
「集客」と聞くと、
・どこからでもかき集める
・誰でもいい
・とにかく多く
とうイメージがあります(わたしだけかもしれませんが…)。
ただ、どうしても違和感があります。
独立当初、どうやって営業をやっていくかという不安からいろいろなセミナーに参加したことがあります。
ただ、ほとんど途中で受けるのをやめました。
「集客」という言葉にどうもモヤモヤするものがあったからです。
仕事をしていくうえで、依頼をいただかないと売上はたちません。
とはいえ、誰でもいいというわけでもありません。
そのために、じぶんの考え方やキャラクター、どんなことをやってきかた(やっているか)を知っていただく必要があります。毎日書いているこのブログや事務所HPのブログ、他の発信はその意味もあってやっていることです。
使わなくなった言葉は前述した以外にもたくさんありますが、いっぽうで、よりこだわりを持つようになった言葉というのもあります。
言葉と軸の関係
言葉も人を表現する道具です。
出てくる言葉で、方向性や考え方も伝わります(ある程度は)。
だからこそ、使わない言葉を決めていくというのも大事かなと。
その言葉を使わない、というのは何かしらの理由があるはずですから。
わたしの場合の違和感のように。
その違和感は、じぶんの軸とは相容れないからこそ感じるもの。
こう考えると、言葉で軸を磨いていくこともできるかと。
言葉=軸、軸→言葉、言葉→軸、のように。
日々、接する言葉、じぶんから出す言葉に耳を傾けるのはおすすめです。
「んっ?」という違和感、「わかる!」という共感。
こうした言葉を拾っていきましょう。
じぶんの軸であり、個性、強みを見つけるヒントになるはずです。
■編集後記
昨日は朝のタスクなどの習慣、会計士業、午後は外出してお客様との打ち合せでした。
■息子(9歳)
家で楽しく勉強ができるように試行錯誤しています。で、こどもチャレンジのタブレットをやってみようかと。
息子も「楽しそう」ということで申し込んでみました。今から楽しみにしています。
■1日1新
・桃のフルーツタルト(cafe de crie)
・とある申込み