「ちょっとだけ」というと、物足りないイメージがあるかもしれません。
ただ、仕事とプライベートを分け隔てなく楽しむために「ちょっとだけ」スキルは磨いておきたいものです。
「ちょっとだけ」は物足りない?
「ちょっとだけ」と聞くと、なんだか物足りなさを感じるかもしれません。
たとえば、
・ちょっとだけ食べた
・ちょっとだけ運動した
・ちょっとだけ勉強した
というように。
「ちょっとだけ」=「ほんの少し」とも。
量が少ないと、どうしても「物足りない!」と連想してしまうものです。
ただ、その「ちょっとだけ」にも時間は使います。
1日24時間のうちのたった1分だとしても、時間を使っていることに変わりはないわけです。
はじめて何かをやるとき、新しいITを体験するときでも、そのための時間の確保は必要です。
まるっとまとまった時間を確保できて、ある程度まとまった時間でやる道もあるのでしょうけど、それだと他のやりたいことに時間を使いにくくなってしまうでしょう。
逆に、「ちょっとだけ」手をつけるという道もあります。
「ちょっとだけ」もスキルである
「ちょっとだけ」には、たしかに物足りなさを感じるかもしれません。
ただ、少なくとも、
・やったことがない=0 の状態
↓
・やっている途中≧0 の状態
に変えることができます。
この「ちょっとだけ」で、解決することも以外に多いです。
・ちょっとだけ試してみてコツをつかめた
・ちょっとだけ見てみたらイメージがふらんだ
・ちょっとだけ食べてムリだと悟った
というように。
「ちょっとだけ」がきかっけとなって、興味のタネが育つということはあります。
事実、ブログなどの発信でじぶんが撮った写真を使いたいという理由で、写真への興味が今ではフルサイズのカメラを愛用するまでに育ちました。
フルサイズのカメラを体験したことがない状態だと経験値はゼロから動きません。
それが、「ちょっとだけ」でも毎日触れて体験していけばゼロ以上に育てることはできます。
何をやるにしても最初のうちは「ちょっとだけ」。
必ずしもまとまった時間である必要はありません。
「ちょっとだけ」でも、日々の時間を確保して繰り返しやっていくことで、タネから芽が出る可能性はあります。
そう考えると、「ちょっとだけ」もスキルの1つです。
「ちょっとだけ」スキルでプライベートを楽しみやすい
独立後にひとりであれば、時間を自由に使えます。
仕事に「ちょっとずつ」を取り入れやすい環境です。
もちろん、同じ仕事をずっとやり続けてもいいのですが、複数の仕事を「ちょっとずつ」進めることもできます。
わたしの場合は後者です(ずっと同じというのが、飽きやすく苦手なので…)。
1日のスケジュールは、この「ちょっとずつ」の積み上げです。
あえてそうするように毎朝その日の計画をたてています。
「ちょっとずつ」の区切りで仕事に変化をつけています。
・ちょっと外出してカフェで仕事する
・ちょっと違う仕事のやり方を試してみる
・ちょっと違う仕事をやって、また戻ってみる
「ちょっとずつ」のスキルを磨いておくと、集中しやすくなる効果もあります。
そして「ちょっとずつ」は、プライベートの予定をこなしやすくなるメリットもあります。
・ちょっと買い物に行く
・息子(10)の通学に付き添う
・写真を撮りにちょっとだけ外出する
・ちょっと外の空気に触れる
独立後は、仕事もプライベートも楽しみたいもの。
「ちょっとずつ」はそれがやりやすくなります。
朝から晩まで机に向かって仕事する必要もありません。
「ちょっとずつ」で、見ることができる光景も、できる体験も広がります。
こう考えると、「ちょっとずつ」でもマイナスのことばかりでもありません。
むしろ、独立後の時間の使い方に関わるスキルとも言えるでしょう。
時間は限られていますから、「ちょっとずつ」スキルを磨いて、仕事もプライベートも楽しんでいきたいものです。
■編集後記
昨日は朝のタスクと習慣のあとは、はじめて行った図書館で読書と仕事を。午後からは戻って会計士業でした。
■息子(10歳)
春休み11日目。引き続き、ばあばのお家(妻の実家)に。ばあばのお友達が遊びにきましたが、ばあば達の会話に混じって一緒に談笑していました(息子は主に自分の趣味を語っていましたが…)。
趣味に歳の差はないんだなぁと感じます。
■1日1新
・マルゲリータのピザのテイクアウト(ベリーベリーファーム)