写真撮影ではF値を調整して、背景をぼかすこともできます。
じぶんをネット上に出すときも、同じようにぼかすところを決めています。
子どもと外出する場面
ようやく気温が暖かくなってきた札幌。ここ数日18℃~24℃と過ごしやすくなりました。
でも、我が家はインドア派です。とくにわたしと息子(10)が。
寒い季節は暖房のきいた自宅で過ごしたいのでそれでもいいのですが、さすがに季節は春。
インドアとはゆえ、外に出かけたいとなりますし、妻から外出希望の要求を受けることもあります。
そんな中、やっていることがあります。
1つ目は、遠出です。
とはいっても旅行ではなく、クルマでドライブ。日帰りです。
クルマなら家族だけですから、車内だけをみるとほぼ家の中とそう変わりません。インドアみたいなものです。
そして人の居なさそうな場所へひっそりと遊びに行くようにしています。
先月は旭川方面へ。高速を使えば車で片道1時間半ほどで着きます。
地元にだけあるひっそり営業しているラーメン屋へ行きました。
住宅街の中にポツンとあるお店なのですが、平日で営業開始の11時に合わせて到着したこともあり、並ぶこともなく、すんなりこあがりの席につくことができました。
好物のしょう油ラーメンとチャーハン。妻と息子は味噌ラーメン。息子は大人1人前を食べましたが、妻におかわりを要求するほど気に入ったようで。そこは塩分のとりすぎは良くないということで、どうにかなだめましたが…。
お店をきりもりしているご夫婦。そのやりとりを見て、「うれしいわ~、いつでも食べに来てね」と声をかけてくれました。こういうやりとりを見るとほんわかしてしまいます。
ちなみにチャーハンは懐かしい味で好みです。
2つ目は昨年からはじめたカメラです。
スマホでも撮影はできるのですが、ブログに使う写真やオンライン用のカメラを買ったことをきっかけに、撮るということに少しづつ興味をもちはじめました。
写真を撮ることはブログをはじめた頃からやってはいましたが、思い切ってフルサイズのミラーレスカメラを買い、昨年からはじめたことです。
カメラはひとりでもできますし、どこに行っても、人がいない場所でも楽しめるという良さがあります。
カメラ入門するならF値からはじめてみる
カメラをはじめるときは、3つの要素をまずおさえるといいと言われています。
・絞り(F値)
・ホワイトバランス(色)
・露出度(明るさ)
ひとまず、わかりやすい「絞り(F値)」について。スマホとの違いを楽しむのに、まずはF値を調整してみるのがおすすめです。
では何ができるのか。先日から札幌でも満開になった桜をテーマに一の村公園から実例でお届けします。
たとえば、桜の花を撮るといっても、こういう写真だとせっかくの景色もなんだか微妙な感じです。
そこで写真の主役を決めてみます。
そのときに使うのが「絞り(F値)」です。
F値は、小さいほどレンズに多くの光を取り込むことができるので、主役以外の背景がボケた写真になります。
これはF値が1.8の写真。背景がボケているのがおわかりになるかと。
反対に、F値を大きくするほど、背景までを含めてまんべんなくピントが合うというイメージです。
こちらはF値を11で撮影したもの。先ほどと比べると、背景側もピントが合っています。
というように、F値が小さいほど、主役を決めて写真を撮れるというイメージです。
同じように、主役にしたいものにカメラを寄せる、背景にしたいところとは距離をとると、こうしてボケやすくなります。
すべてにピントを合わせるのではなく、ハッキリさせるところと、ボカしておく背景の写真にすると、写真の深みを感じることができます。
とはいっても、全部が全部、F値を小さくすればいいというものでもありません。
集合写真を撮りたいという場合、後方の列の人がボケて映ってしまってはいけませんから、そういう場合は、F値を大きくしたりと微調整する必要があります。
ピントを合わせつつ、ぼかすところ決めていく
ブログやHP(ホームページ)といったネット上にじぶんを出すにあたっても、はっきりさせるところと、ぼかしているところがあります。
ブログには、日々のメモや撮った写真からネタを決めて、じぶんの体験を書くようにしています。
独立前の勤務時代と独立後の対比で感じたこと、独立後に感じ考えたこと、試してみたIT、じぶんのもっているスキルなど。
いっぽうでボカしていること、出していないこともあります。
・3人家族とは出しているけど、名前や顔は出していない
・住んでいる場所は札幌市とは出しているけど、具体的な住所は出さない
・HPやブログにお申込みフォームを載せているけど、電話番号は出していない
・Googleカレンダーで「予定あり」は出しているけど、具体的な予定は出さない
営業するのであれば、ネット上でもじぶんを出したほうがいいとも言われていますが、実際のところは、出しているところと、ぼかしているところ、あえて出していないところもあります。
ただ、ぼかすところ、出していないところがあったとしても、伝えたいことを出しておけば問題ないかなとも考えています。
家族、わたしの場合は一人息子(10)との関わり方、仕事のやり方やこだわり、地域性などを出しておくと、じぶん(個性)は知っていただけるはずですし、プロフィールを見て判断いただける可能性も上がるわけですから、ピントを合わせるところとぼかすところもあっていいのではないかなと。
出してもいいかなというところは全力で出せていれば足りるでしょうし、写真のように主役をハッキリさせて、ぼかす背景があったほうが、個性や強みが伝わりやすくもなるでしょう。
というように、写真を撮るイメージで、ピントを合わせるところ、ぼかすところをどうするかについても、じぶんなりの線引きを微調整していくのもおすすめです。
■編集後記
昨日は土曜日でオフ。朝のタスクと習慣のあとは、家族で外出しました。桜の木のある公園でお昼を食べ散歩、帰りにシャトレーゼに寄り、和洋のお菓子を調達して帰りました。ブログは夕方に。
■息子(10歳)
なかなか外に出たがらない息子ですが、なんとか説得(モスシェイクで)して、桜のある公園に出かけました。敷物を持ち忘れたので、車の中でモスを食べてから、公園へ散歩に(パパは写真撮影)。桜が満開でしたが、公園の中でやっていた少年野球の練習の方が気になったようです。
■昨日の1日1新
・一の村公園で桜を写真撮影