独立してから感じ方が変わったのが電話の存在。
電話をメインに仕事をすると時間はどんどんなくなっていきます。
電話は時間を奪うし奪われるものと気づく
会社員だった頃は、ふつうに使っていた電話。
仕事柄もあって電話を使わないことは考えられませんでした。電話があって仕事が成り立つ、そんな感じの世界にずっと生きてきました。
スマホ(その昔はガラケー)が貸し出されて、就業時間とは関係なく電話が鳴りましたし、事務所で仕事しているときで事務の人が誰もいないなんてときは、若手がすすんで電話に出なければいけない、なんていう風習もあったくらいです。
そうこうしているうちに、時間が奪われていることに少しづつ気づきはじめますが、給料をもらっての雇われの身でしたから、1人1台の電話に出ないわけにもいかず。貸し出されていたスマホは休日と勤務時間以外は当然にOFFにはしてましたけど。
そして独立。
電話がかかってくると、その音や対応で集中が削がれ、通話時間以上に時間が奪われていると気づきました。
勤務しているときと違って、ひとりフリーランスとしての独立。すべての電話にじぶんが出なければなりませんし。
電話に出なくても着信があれば、かけ直ししないとなりませんし、かといって、相手が電話に出てくれるとは限りません。こちらだけではなくて相手も同じなわけで。
打ち合わせ中なのかもしれませんし、運転して移動中かもしれません。
誰でも今やっていることに時間を全力で使いたいはずです。人を雇っている、別の人がやってくれるのならまた違うのかもしれませんが。
こちらが用件はだいたい済んだと思っても、相手がもう少しという感じだと切りにくかったりもします(わたしの場合は)。そうなると仕事もそこで中断。
夜に着信があると、「なんだろう???」と気になってモヤモヤしましたし、気分も揺れ動いて夜もなかなか眠れません。
一方的な営業のようなしょうもない電話が多いわけです。
「〇〇の法律が変わりますが、こういうサービスは使ってます??」みたいな。
そこで、独立してから電話を表に出すのはやめようと決意(やらないことリストにも書きました)。
そして独立当初にそれなりの数つくった名刺も。電話番号を載せていましたが、それを使うのをやめて、電話番号なしの名刺を作り直しました(どちらも在庫あり)。
独立して気づきましたが、電話はひとり仕事にとってはひと味もふた味もクセがあるツールです。
電話番号が求められるという常識は根が深い
お客さまはメールやChatWork、Dropboxでやりとりできるものの、それ以外でも仕事柄、電話番号を求められる場面もあります。
たとえば税務署や税理士会などです(会計士協会はそれほどでもないのですが…)。
税務署の連絡はまだ電話メインですし、公認会計士事務所や税理士事務所は電話番号をそれぞれの会に登録しないといけないことになっています。
かといって、個人のスマホの番号を公表したくはありません。
サービスを申し込むとき、何かを購入するといった場面で、ネットで申し込むとしても、いまだに電話番号を入力しないと先にすすめないことも多いです。
留守電も見落としやすいものでも未だにありますし、メッセージを残されると消すのも面倒です。
こういったことは、できるだけじぶんでコントロールできるようにしておきたいわけです。
my 050で電話からメールに。逃げもひとり仕事の戦術
対策のひとつとして使っているのは、my 050。
→ 050 公式アプリ | 国内でも海外でも、使い方が広がる 050番号電話アプリ
IP電話なので携帯電話とは別に電話番号をもっています(これより前はCITVPlusというサービスを使ってましたがいろいろあって変えました)。
申告書などを電子申告する場合にも、この番号を税務署に出しています。
毎月定額かかるような基本料は無料ですが、番号維持費という名前で半年に1回、550円かかります(はじめだけ550円が別途かかります)。
プリペイドカードのように、自分のアカウントに必要な金額をチャージして、チャージしている残高から料金が引かれていく感じです。このあたりは他の電話番号アプリとちょっと違うかもしれません。
使ってみて8か月経ちますが、これまでかかった料金は前述の初期費用と年2回の番号維持費だけです(合計で2,000円ほど)。
いつもマナーモードにしているので、スマホのアプリを通知オフにさえしておけば、着信があっても、ネットで検索して営業電話なら、そのまま放置しておくだけです。
留守番電話の機能はありませんが、それで困ったことはありません(今のところは)。
一度表に出すとすぐに変えることも難しいかもしれませんが、今はたまーに税務署、あとは営業電話くらい。
もっといい方法があるのかもしれませんが、現状はこれでもうしばらく様子見でいいかなと。
通話しなければ年間で1,100円。以前使っていたCITVPlusに比べるとはるかに便利で安いです。
やってみないとわからないこともあります。
わたしと同じように電話の対策がしたいという方の参考になればうれしいです。
■編集後記
昨日はオフ。朝の習慣のあとは家族そろって車で妻の実家へ。途中、北の銘菓(柳月)でお土産を。息子はソフトクリーム(わたしはケーキを)。ブログは妻の実家に到着してからでした。
翌日朝から法事があるのでそのまま泊まりました。
オーロラが見れたようですが、見れず…(写真を撮りたかったのですが…)。
■息子(10歳)
咳がでてとまらないときには、夜寝るときにヴィックスヴェボラッブを塗っています(前回診てもらったお医者さんからも勧められて、本当によく効いてくれてるので)。
で、また咳がではじめたので、ヴィックスの出番かと思いきや、いくら探しても見当たらず…。結局、妻の実家に向かう途中、ドラッグストアで再度購入しました。
途中立ち寄った柳月では、店員さんに「ソフトクリームください、バニラでおねがいします!」と食べ物に対しては積極性を発揮。店員さんもニコニコしながら「はい、どうぞ」と手渡ししてくれていました。
■昨日の1日1新
・エクレア(柳月)