じぶんのほろ苦い体験を取り出して温めてみる

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体験を重ねていくことで、じぶんの引出しの中にいろんな思いが詰まってもいきます。

その中には苦い体験もあり、引出しの奥にしまい込んでしまいがちですが、取り出して温めてみるのはおすすめです。

目次

良い記憶より苦い体験の方が深く刻み込まれる

朝食にパンを食べることは多いです。

たまーに行くサンドイッチ専門店では、おいしさのあまり、つい買いすぎてしまい、その食べきれなかったサンドイッチを翌朝食べることもあります(それまでは冷蔵庫に保管)。

で、冷えて硬くなっているパンでも、蒸気で温めることで、またおいしく食べることができます。


独立当初の経験はこれに近いものがあります。

独立当初だと、とくにはじめてのことばかりで、判断に迷うことも多かったわけですが、今ではその記憶も冷えて硬くもなり、深く刻み込まれてもいます。

・独立したことの挨拶
・売上のお金がはじめてじぶんの口座に振り込まれたときの感動
・はじめてネットからお申込みいただいたときの感動
・値付けへの不安
・フタをあければ前提が違った(悪い方に)
・ネットに顔と名前を出すことへの抵抗感

などなど。
ここには書きれなくくらいです。

可もなく不可もなくといったことや、負荷が軽く済んだ経験というのは、忘れてしまいがちです。

逆に、判断に迷ったことや失敗は、じぶんの中に深くに刻み刻まれやすいです。

引出しにしまっておくだけではもったいない

うまくいったことならまだしも、「こんなはずじゃ…」といった失敗談となると、なかなか出しにくいものです。
わたしもそうでした。

ただ、失敗談やじぶんなりの考えや工夫したことのほうがネタになりやすいわけです。

わたしの場合、ブログを毎日書いていくうちに、その意味が少しずつわかってきました。

もちろん、うまくいったことでも、それはそれでネタにすることもできるのでしょうけど。

とはいえ、成功より失敗したことのほうが知りたいでしょうし、わたしもそうです。

多少狭い範囲でも、失敗ネタのほうが「じぶんは気をつけよう」とも思えますし、すべてではなくても、じぶんの体験したことをじぶんの言葉で語ったほうが参考にしていただけます。

事実、わたし自身もそういった本やネット上の情報からたくさん刺激をもらえました。

失敗したこととなると、知られたくないし、隠しておきたいという気持ちになりやすいわけですが、そのままにしていてはもったいないわけです。

じぶんの中にある引き出し。

気づかないうちに奥へ奥へと追いやってしまっていないか。
苦い記憶にも価値はあるわけで、それを取り出してみれば、気づけることがあるかもしれません。

ほろ苦い体験には可能性がある

独立当初、判断に悩んだことであっても、今はじぶんなりの答えが出ていることもあります。

そんな過去の体験というのは、じぶんの引き出しの中にしまい込んでしまっているものです。
その体験をネタにして温めて出すようにしています。

わたし自身、そうした発信を見ることで、前を向けたことはあります。

・公認会計士試験で結果がなかなか出なかったとき
・独立することへの不安
・はじめてやる仕事

などなど。

このブログを続けているのは、知ってもらうためという理由もあるわけですが、それを抜きにしても、ネットに出すことで、どこかのだれかのお役に立てる可能性があるというのがシンプルに考えてすごいことだなぁと感じたからです。

じぶんが試してみて「こういう場合はこうやったら使えたよ」というようなことでも、じぶんの体験を出すことで、じぶんと同じような失敗をせずに済むなら、それに越したことはないと思っています。

ただ、じぶんの体験を出すためには、それを温める時間は必要になります。

ここ最近もますます混沌とした世の中になってきた感が否めないわけですが、
だからこそ、苦い体験でも、出せる範囲で出しておくと感じています。


■編集後記
昨日は朝の習慣のあとは会計士業(資料作成)、午後から外出して打ち合せでした。帰りに本屋さんへ寄って書籍を購入、麻生茶房でブログなどを。家族にお土産を買って帰りました。

■息子(10歳)
夏休み15日目。前日にパパに散髪されるのを拒否したこともあり、ママが散髪出動することに。
散髪、いつも嫌がるのでタイヘンですけど…今回はママがやってくれました。頭部すべてをバリカンで。懐かしい丸坊主のような…。ママは「短くサッパリしたほうがいいでしょ」と。コトバ通りさっぱりしてました(息子相当嫌がってましたが…)。

■昨日の1日1新
・とあること
・わらび餅クリームあんみつ(麻生茶房札幌シャンテ店)


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