先に出す、先手を打つというと不利とも言われますが、先に出すことのメリットはあります。
出せることは先に出しておきたいものです。
先に出すと不利なのか
先に出すと、それだけで不利になるとも言われています。
たとえば、じゃんけん。
息子(10)とおやつの取り合いになることがあるのですが、そういうときは決まってじゃんけんで勝負します。
で、息子が勝つころが多いです。
というのも、後出しするからです。
息子の主張としては「パパが早い」のだそう。
わたしが先に出している。だから、ボクは後になっちゃう。」ということのようです。
単純に息が合っていないだけの話かもしれませんが、それはそれとして。
先に出せば手の内が見えてしまうわけで、勝負となれば不利にもなります。
先に出す(言いにくいので「先出し」と書きますが)。
じゃんけんに限らず、先出しが不利になることは他にもあります。
弱点(弱み)も先出しすれば、不利。できるだけ表に出さず隠そうとするのが通常でしょう。生存本能のようなものなのかもしれませんが。
不利にもなりやすい先出し。できれば後出しだけにしたいと考えてしまいがちです。
ただ、あえて先出ししていることはあります。
「先出し」しておくメリット
先手をうって先に出すという戦術はあります。
わたしは競馬はよくわからないのですが、それでも「逃げ」という勝ち方があるというくらいは知っているくらいです。
ドラクエでも先制攻撃できたほうが有利ですし、先出しが必ずしも不利とまでは言えません。
・意表をつく
・ムダを省ける
・心理的に優位にたてる
のような効果はあるでしょう。
実際、先出しでやっていることはあります。
たとえば、コンビニでのお買い物。
レジに行くと決まって声をかけられるフレーズがあるわけですが、こちらから先に声に出しています。
「会員カードありません」
「袋お願いします」
声をかけてもらってから、このように返すのでもいいんでしょうけど、そのやりとりが苦手なのです。
なにより非効率に感じるわけです。
味気ないと思われるかもしれませんが、お店側からすれば、
・会員証があるのかないのか
→ 割引対象なのかどうかでレジの操作が変わる
・レジ袋は必要なのかどうか
→ あとで「袋も」と言われると、レジが二度手間に
買う側のわたしとしても、先に伝えておけばいいわけですし、そうしたほうがお互いにとって効率的でしょう。
無人のセルフレジがあれば、はじめからそっちを選びたいくらいなわけですが、地方ということもあってか、まだまだ見かけず。
というように、「先出し」することにもメリットはあります。
出せるものは先に出しておく
「先出し」することにメリットがあるいっぽうで、それが弱みにつながることだと逆にデメリットになることはあります。
なので、弱みはできることなら隠したいわけです。
ただ、それをあえて先に出すようにしています。
・満員電車
・行列に並ぶ
・残業
・電話ありき
・紙メインの仕事
・上司みたいなお客様
・お酒
・今すぐの対応
先に出すことで失うものもあるわけですが、いずれわかってしまうでしょう。遅かれ早かれです。
であれば、先に出しておいてもいいんじゃないかと。
先出しできることは出しておいた方がお互いにとっていいはずです。
ブログやHPなどの発信を見つけてもらえれば、事前にこうした弱みも込みで知っていただけるように出しています。
もちろん、「先出し」とは「もろ刃の剣」。
バランスをとることも大事なわけですが、気にしすぎれば「先出し」にはなりにくいですから、気にしすぎないことも必要でしょう。じぶんなりの線引きというのも。
後出し以外に先出しできることがあれば、出しておきたいものです。
■編集後記
昨日は朝の習慣、会計士業、研究など。
■息子(10歳)
夏休み26日目。デイサービスでクッキーづくりを体験したようです。弾力のあるクッキー、硬いクッキーの2種類。
お土産用にも持って帰ってきてくれていました。
■昨日の1日1新
・アサートサンド(セコマ)