仕事を続けていくと「安定したい」という気持ちはあるものです。
独立はその「安定」を目指す価値はあると考えています。
「安定したい」の「安定」とは?
仕事を続けていくと「安定」という2文字は多少なりとも意識するものです。
・収入が安定する
・安定して仕事がある
・それなりにスケジュールが埋まる
などなど。
勤務時代は毎月の給料で収入は安定しやすいわけですが、独立後はそうではありません。
拡大して右肩上がりに収入を増やすことも不可能ではないでしょう。
仕事の量も同じく。
勤務していればだまってたって仕事は降ってきますが、独立後はじぶん次第です。
もちろん食べていくためにはそれなりの仕事量は抱えなければなりません。
ただそうはいっても、スカスカ<カツカツを好むのが世の中の多数派です。
そしてスケジュールもしかり。
・予定が埋まってないと不安・・・
・スカスカだとかっこ悪い・・・
という声も聞いたり聞かなかったり・・・。
たしかに、スカスカよりもミッチリ(いっぱい)の方がイメージがいいというのはあります。
シュークリームでたとえるなら、中身がスッカスカより生クリームぎっしりの方がうれしいですし。
ただ、世の中にはあえてちょっとしか盛らないフランス料理のような料理もあるわけで(たとえがイマイチかもしれませんが…)。
独立後でいう「安定」も同じように考えています。
「安定」といっても、それぞれ考え方はあるでしょう。
わたしの場合は「心」の安定を意識しています。
心(こころ)の安定
独立後、痛感しているのは、ひとり仕事の難しさです。
マンパワー的にも物理的な壁を感じることは数知れず…。
もちろん、工夫次第でどうにかできることもあるのでしょうけど、それでもどこかでは限界はくるでしょう。
ただ、「ひとり」を選んでいる以上は、量を求めることはできませんし、目指す安定にはなっていません。
その代わり、心(こころ)の安定は目指しています。
・仕事に追われて時間がない
・気持ちに余裕がない
・中長期的なこと、やりたいことをやる時間がもてない
・家族との時間をもてない
・睡眠時間を削る
となっては、健康的にもたないでしょうし、そうなってはお客様にも影響してしまうかもしれません。
可能性としては低いと言えるのかもしれませんが、決してゼロとは言えません。
このように考えると、じぶんの心(こころ)が安定していることは大事なことですし、代わりがいないひとりだからこそ目指す価値はあるかと。
独立後、こういったことから少しづつですが距離をおくようにしてきましたし、今も続けていることです。
心(こころ)の安定を目指せるのも独立のメリット
勤務時代は繁忙期になると事務所に戻って残業する日々が常識のようなものでしたがが、独立後は繁忙期はほぼなくなり、家族と過ごす時間も増えています。睡眠時間を削ることもなくなりました。
気分転換に散歩やドライブ、プライベートの予定を入れることも心の安定につながっています。
もちろん、売上は多いに越したことはないですし、数を求めて夜遅くまで仕事する道もあるでしょう。
ただ、どの道を選ぶかはそれぞれですし、じぶんが望む安定がその道にあるのなら問題ないわけです。
独立後は安定したい気持ちにかられることもあるわけですが、じぶんが本当に望む安定かどうかは1度じっくり考えてみるのもおすすめです。
■編集後記
昨日は朝の習慣のあとHPのカスタマイズなどを、午後から外出して会計士業、帰りはカフェに寄ってブログなどを。
外の空気がめっきり冷えてきました(夏は長く感じますが秋は変わらず短かそうです)。
■息子(10歳)
学校の環境の変化にも少しは慣れたようです。今年の夏は放課後デイサービスも場所が変わりましたが、そっちはだいぶ慣れたようですし、子どもは環境適応力のようなパワーを感じますね。
■昨日の1日1新
・クリームソーダ大福(天平フーズ)
・小さな巨人