独立後は自由とも言われますが、それだけに過去の習わしに縛られがちです。
気を遣いすぎれば心も疲れてしまいますし、早めに解いておきたいものです。
過去の習わし
会社員のように組織のひとりとして仕事をしていく前提では、気を遣いすぎてしまうということもあるでしょう。
外出の予定がない日ともなると、ずっと事務所で仕事することにもなります。
周りに人がいることで、無駄に気を遣ってしまう、気を張ってしまうということもあり得ます。
じぶんの特性を活かせるかどうかは環境も大きく関わってきます。
その環境がじぶんに合っているものなのかどうか。
勤務していれば仕事をする場所は選べませんし、いつでも自由に動くといっても限界はあります。
実際、勤務していた頃のわたしの場合は、周囲から声が聞こえたり、視線を感じたり、たまーに目が合ったりするたびに、意味もなく気疲れするということがありました。
いっぽうで、独立後は周囲の声も人の目もなくなるわけで、その分動きやすくはなっています。
ただ、それだけでは独立=自由がききやすくなるともいえません。
過去の習わしを取り払う
ひとりでの独立でも、思うがままに自由に動けるとは限りません。
過去の習わし、目には見えない幻影のようなものをひきずっていることはありますから。
・プライベートの予定は休日のみ
・朝から夕方までみっちり仕事
・スーツに革靴じゃないといけない
・残業しないとならない
・ランチは12時から
どれもわたしが独立当初に抱いていたものです。
誰に見られているわけでもないのに、ひとりで勝手に過去の幻影にしばられていたわけです。
独立当初しばらくは、朝から夕方までみっちり仕事、夜はそれほど仕事もないのに残業もしていました。
12時になってランチ、13時からまた仕事を再開するというように。
考えもなければ、そのまま独立前の環境を引きずることになります。
それから、そもそもの前提が変わったことに気づいて、少しずつ変えていきました。
せっかく独立したのに、独立前の幻影にしばられていてはメリットも失うことになります。
のびのびできる環境を選べるのも独立のメリット
独立後は、できるだけ早く過去の習わしのような幻影は取り去りたいものです。
そのためにも、じぶんにとって、どんな環境が合うのか、合わないのか、それを体験しながらも環境を整えていくことが必要です。
独立後はその環境をじぶんで選んでいくことができます。
どんな環境にしていくのか。じぶんに問いかけてみましょう。
・残業する(しない)
・スーツ(カジュアル)
・周りが使っている仕事道具(周りと違う仕事道具)
・ランチは12時から(ランチは11時から)
・1日中同じ場所で仕事(ときにカフェでも場所する)
独立前、あたり前にじぶんがやっていたことにまず疑問をもってみましょう。
独立後は前提が大きく変わります。
独立後もそのままでいなければならない決まりはありません。
独立前とは環境が大きく変わるわけで、逆に合わない可能性はあるものです。
結果、周りの人が選んでいないことをじぶんが選ぶことになってもいいわけです。
どう見られようと関係ありませんし。
独立を選んだ時点で既に少数派。
少数派であればこそ、人の目を気にしすぎても、そこに意味はないでしょう。
前提がそもそも違っているわけですから、選ぶ環境が違ってくるのは当然のことです。
・早朝4時過ぎから仕事する
・ランチは早弁してもいい
・気分転換にカフェで仕事する
・平日昼間にプライベートの予定をこなす
独立前はあたり前だったこととあえて真逆のことをやってみるのも、過去の習わしを取り払いやすくなりおすすめです。
リスクをとって独立しているわけですから、のびのびと仕事できる環境を選んでいきたいものです。
■編集後記
昨日は朝の習慣のあとは研修受講、読書など。午後は家族で近所のショッピングモールへ。京都物産展がやっていたのでいろいろと見て回りました。八つ橋の種類の多さにも驚きましたが、結局生八つ橋、くず餅を買いました。夜は映画「ALIVEHOON(アライブフーン)」をPrimeで妻と。ストーリーもそうですが映像の凄さもよかったです。
■息子(10歳)
近所のショッピングモールで行きつけのおもちゃ屋さんへ。Switchのゲームソフトよりマリオのグッズの方が興味があるみたいです。
■昨日の1日1新
・ALIVEHOON(アライブフーン)
・とあること