組織とひとりを比べると、ひとりであるがゆえのデメリットというものはあるでしょう。
ただ、ひとりならではのメリットはあり、こだわれるのもメリットです。
「組織 > ひとり」ではあるけれど
たくさんの人が集まる大企業のような組織もあれば、社員数人のような小さい組織もあります。人数の多い・少ないといった違いはあっても、複数の人が集まれば1つの組織。組織力という強みはあるでしょう。
組織力があれば、チームプレイができますし、役割も分担できます。
適材適所のようなことができれば、組織力で対処のしようもあるでしょう。
苦手な仕事や嫌いな仕事があったとしても、得意・不得意を補い合える可能性もあります。
わからないことを相談し合えたり、やった仕事をお互いでチェックし合えたりと。
それでお互い勉強になることはあるはずですし、組織力で戦った結果が次につながる可能性もあるでしょう。
ただ、ひとりの場合だと、そうしたことはできません。
分担のしようもありません。ひとりですし。
もちろん、相談や仕事のチェックは、有料で外注するといったことで解決できることはあるわけですが、やはり「組織力がない」というのは、ひとりのデメリットでしょう。
ただ、そのデメリットを受け入れてでも、ひとりを選んでいます。
デメリットとメリットをどう見極めるのか?
組織力なしのひとり。
たしかにひとりゆえのデメリットは受け入れる必要はあるわけですが、メリットもあります。
わたしが感じている一番のメリットは「時間」です。
たとえば、気分を変えて仕事をしたいとなれば、サッと気分転換にカフェに行くこともできます。
はじめてやることでわからないこと、聞いてみたいことがあれば、それに時間を使うこともできます。
自己投資の名のもとに、やってみたいことにはお金と時間を使いやすいことは、ひとりならではのメリットです。
逆に、苦手なことや違和感があることから距離をとるということもしやすいです。
ひとりの場合、何をやるにも決めるのはじぶん。
何に、どう時間を使うのか。自分で決められるということです。
「選ぶ」ことも「決める」ことも、カンタンではないのも事実ですが、判断と行動のスピードをあげていく意味でもいいトレーニングになっています。
もちろん、食べていくためのお金は必要ですし、仕事をこなしていくことは前提にあるわけですが、時間をどう使っていくかも大事です。
・「家族と一緒に夕食だなんて…」
・「仕事より家族が大事だなんて…」
・「じぶんの時間も欲しいだなんて…」
と思われるかもしれませんが、価値観はそれぞれ違います。
正解や不正解とハッキリ分けられるものでもないでしょう。
何といわれようが、じぶんの心の声を優先すれば、それで良いかと。
ひとりのメリットにこだわりをもつ
あえて「ひとり」を選んでいる以上、組織力の強みはあきらめています。
ただ、前述の時間に対してはあきらめてはいません。
時間の自由度でいえば、組織力に勝てる武器のはずです。
わたし自身、勤務していたとある会社員時代では、早朝から日付が変わる深夜まで残業の日々でした。
残業なしの日があったとしても、就業時間(1日8時間)という縛りはありました。
かといって、早く仕事を終わらせても16時に帰っていいという話にもならないわけです。
組織である以上は、就業時間という名のもとで、協調性、団結性というものは求められるでしょう。
時間をコントロールし、時間をつくることができたとしても、その時間の使い道を自分で決めることはほぼできないわけです。
ただ、独立してひとりを選んでいる現在。
その時間の使い方はじぶんで決めることができます。
・平日にプライベートの予定を入れる
・余白の予定をもつ
・残業なし
・休みの日にもやっていい仕事をつくる
・日々の習慣をこなす
・時間管理スキルを磨く
仕事(量)と利益、お金、そして時間のバランスの見極めは欠かせません。
デメリットのない選択などそうそうないわけですから、メリットにはこだわり続けていきたいものです。
■編集後記
昨日は朝の習慣のあとは会計士業を中心に。クルマで移動しましたが、所々で道路工事の渋滞にハマり…。早めに出発していたのでなんとか間に合いました。雪が降る前のこの時期は道路工事も景色です。
■息子(10歳)
昨日は学校はお休みしてデイサービスに。夕方は公園の探索遊びをしたようです。16時頃にはもう薄暗い季節。懐中電灯を片手に、探検気分を味わえて楽しかったようです(顔にすりキズつくってましたが)。
■昨日の1日1新
・三角山の登山道で写真撮影