スケジュールは埋まっていた方がいい、安心できるという考えも世の中あるのかもしれません。
ただ、スケジュールが埋まるということは空白が消えるという関係。
スケジュールが埋まれば安心できるとは考えていません。
「スケジュールが埋まれば安心できるしょ」
仕事をこなしていくと、スケジュールは気づかないうちに埋まっていきます。不思議なもので。
それはそれで良いことなのかもしれません。
スケジュールが埋まる=仕事がある=売上につながる わけですから。
ただ、スケジュールが埋まるということは、逆に空白という時間を投資しているということ。
スケジュールに予定を入れるといっても、それだけで素直に安心できるとは限らないでしょう。
スケジュールというのは、世間一般的には、「埋まっていた方がいいこと」と思われがちです。
わたしも独立当初は同じ考え方でした。ひと足先に独立していた知人が「土日も予定は埋まってるよ」と言っていたのを聞いて、「すごいなぁ」などと感じていましたし。
ただ、今の考え方は真逆です。
仕事のスケジュールが埋まれば埋まるほど逆に不安になります。
スケジュールを「埋める」と「埋まっていく」は違う
スケジュールがびっしり埋まっていくほど安心できません。
仕事をこなすにも、打ち合せのスケジュールでも、油断するとすぐに予定は埋まっていきます。
気がつくと1日中、仕事や打ち合せをこなすようなスケジュールになりがちです。
独立後(特にひとり)であれば、じぶん以外に他の予定をこなすことはできないわけで、すべてじぶんがこなすしかありません(外注すればまた別なのかもしれませんけど)。
仕事以外のことをこなす時間も必要です。
たとえば、
・研究
・勉強
・運動
・スキルを磨く
のような中長期的なことをこなす時間です。
遊び、家族と過ごす時間、新しいことを体験するにも時間は必要です。
会計士業の場合だと4月~5月、税理士業だと12月~3月という時期が繁忙期とも呼ばれる時期(一般的には)。
ほぼ毎日が1日中仕事に追われがちな時期です。
スケジュールが埋まるほど、ひとりのメリット(機動力)は落とさざるを得ません。
先月11月とこの12月は、じぶんの中ではイレギュラーな予定が重なってしまった点は大反省です。
息子が入院していた時期と重なってしまいましたが、付き添いはなんとか。
毎年2月や3月は、息子関係のイベントもありますし、仕事で予定を埋めてしまうほどその時間ももてなくなります。
そうならないようにするために、スケジュールは先におさえるようにしています。
ある意味、仕事よりも優先順位高めです。
スケジュールのバランス感
スケジュールを埋めすぎず、空白の予定をつくることがバランスをとりやすくするコツでしょう。
ただ、いざ実践となると、カンタンには行かないのも事実です(わたしのように…)。
空白の予定をつくる、その予定をスケジュールに入れる。
そのための、勇気と覚悟は必要ですね。
「仕事量」と「期限が短い仕事」はとくに気をつけておきたいところ。
仕事量とは、数。数が増えれば、それだけで全体的な物量は増え、スケジュールは増えていきます。
期限が短い仕事は言わずもがなですが。
それと登場人物が多い仕事にも気をつけたいところです。
ドラクエの城下町で話しかける村人が多いほど、「コマンド→はなす」の回数が増えていくのと同じイメージです。
スケジュールを「減らす」、「抑える」というと、マイナスなイメージが思い浮かぶかもしれません。
ただ、スケジュールを「埋める」ことが必ずしもプラスなわけでもないのかなと。
スケジュールのバランスをとっていくためにも安売りはできません。
やりたいこと、新しいことをやるにも空白のスケジュールが持てているからこそできることです。
新しい仕事をやろうにも、空白の時間は必要です。
スケジュールに空白が多めでも気にしすぎず堂々と出しておきたいものです。
■編集後記
昨日は朝のタスクのあとは会計士業を中心に。急きょ息子の退院が決まったので夕方からは病院で退院の手続などでした。
■息子(10歳)
昨日は急きょ退院が決まり久しぶりのお家へ。今年は入院11日でした。入院期間中は買い替えたNintendo Switch(有機ELモデル)が大活躍でした。家族みんなで同じごはんを食べたいという願いも叶ってクリスマスプレゼントよりも喜んでました。
■昨日の1日1新
・弟子屈ラーメン手稲店