お金の使いみちで方向性を見定める

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※また白くなった大通公園 – by iPhone15

お金の使いみちを考えてみると、大きくは2通りの使い方があります。

独立後、方向性に迷いがあるようなとき、この2通りを意識するようにしています。

目次

お金の使いみち

独立後は何に対してお金を使うかを考え、使いみちを決めていく必要があります。

お金の使いみちは、方向性にもつながります。

独立当初から稼ぎまくって余力を残しておくことはむずかしいので、その使いみちは重々気をつけなくてはなりません。

さらに、「使いみち」を考える上で、見過ごしがちなのは、お金を払うことだけが使いみちだではないということです。

お金を「残高」で見てみると、2通りあるのがわかります。

残高から見るお金の使いみち

通常、「お金の使いみち」というと、お金を払ってモノやサービスを買うことをイメージするものです。

ただ、お金を残高から見ると、もう1つの使いみちがあることもわかります。

残高とは、

A:得るお金(入金)
と、
B:使うお金(支出)

との差額。


この差額(=A – B)が減るということは、

・お金を得ない

・お金を払う

という2つのケースがあるということになります。

このようにお金を残高で見ると、「お金を得ない」という使いみちもあることに気づきます。

「お金を得ない」という使いみちで得るものは?

お金を100使うと、残高は100減ります(Bのケース)。
いっぽうで、得るお金が100減れば、減る残高は同じように100です(Aのケース)。

お金100を使わずに、得るお金の売上を100減らしたとしても残高は同じです。

つまり、お金(売上)を得ない代わりに時間を得るとも言えます。

「お金で時間を得る」。これもお金の使いみちの1つです。

売上100を得るために、多くの時間を犠牲にせざるを得ないということであれば、得るお金100を犠牲にして時間を得る使いみちを選びます。

といっても、お金の残高があってこその選択肢ですので、お金の状態はマメにチェックすることは欠かせません。

・毎日経理する(家計簿をつける)
・お金の使いみちをチェックする
・固定費を抑える
・必要売上は確保する
・単価にこだわる(数量にこだわらない)
・得た時間を無為にしない(中長期、スキル、自分へ時間を投資する)

といったことは、この先のお金の状態に関わることですから、必須の条件です。

本来なら売上で得られたかもしれないお金を捨てて時間を得ているわけですから、「時間の使いみち」はより重要になります。

時間を自分に投資すると考えると、売上に直結するような仕事時間は、「圧縮できてなんぼのもの」とも言えます(手を抜くというわけではなく、時間をかけるべきところ、そうでないところの濃淡をつけていくことは必要ではないかということです)。

家族、とくに、子どもがいて親の手が必要ともなると、その時間も必要ですので、それなりの売上は捨てています。

ただ、それをマイナスだとは思っていません。
むしろ、その時間のおかげでかけがえのない時間を過ごすことができていますし、子どもがまだ赤ちゃんだった頃、ろくに関わることができなかった時間を独立後は取り戻せている感があります。

このブログも、お金に直結するものではありませんが、続けているのは売上を失ってでもかけがえのないメリットを感じることができているからです。

これまでの人生でのターニングポイントといえるときも、収入を失ってでもやりたいことがあったからです。

・会社員をやめて収入を捨てて、公認会計士受験を決意した
・なかなか合格できず受験勉強に時間を使った

といったことも、お金を得ずに時間を得ることを選んだからできたことです。

お金を得ること、ガンガン稼いで売上を増やすことばかり考えていたとしても、できないことはあるでしょうし、お金や売上に思考や行動が傾きすぎても限界はあるはずです。

もちろん、不労所得とまではいかなくても、売上を捨てずにガンガン稼いでお金も増えて時間もたんまりあるような状態が理想でしょうが、現実的にはそうもいかない話です。

そうなると目指すべき方向性がどうなのかに関わってきます。

・お金もある ↔ 時間もある
・お金はある ↔ 時間はない
・お金がない ↔ 時間はある
・お金もない ↔ 時間もない

こういうときは、お金と時間の軸で4分割にしてみて視覚的にイメージしてみます。

どのゾーンを目指すのかは人それぞれ考え方は異なるわけですが、自分の目指すべき方向を見定めたのなら、その方向性へ時間を投資していきたいものです(小さいマルの辺りはわたしの場合です)。


■編集後記
昨日は朝のタスクと会計士業(資料づくりやメールなど)、午後は息子の通院付き添いでした。帰りにレストランで夕食。息子の希望でガスト(Cafeレストランの方の)へ。ブログは夜になりましたがなんとか。

■息子(10歳)
熱はないのですが、鼻水が出ており、学校でもいろいろと流行っているので、午前はかかりつけのクリニックへ通院(ママと)。熱がなくても発熱外来に行く必要があり、クリニックの先生からも「来るとしても熱が出てから来たほうがいいかも」と。季節的なアレルギーで流行りものではなかったので、安心しました。午後はリハビリ病院に通院(ママとパパ)。今ハマっているスプランキーのキャラクター人形(自作)を先生と看護師さんに見せて説明していました(プレゼンしてるかのように…)。帰りは夕食のガストへ。数日前から「ガストのハンバーグ食べたい」と言うので。動画に影響されたのかもしれません(ガストと言うのはめずらしいので)。満足したようで大人サイズのハンバーグ完食しました。

■昨日の1日1新
・お好み和膳 彩り野菜の黒酢から揚げ(ガスト)
・とある研究


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