タスク管理がうまくいっているかどうかはシンプルに判断(自分にとってかけがえのないことを定義しておく)

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※テレビ塔を眺めて – iPhone15

タスク管理がうまくいっているかどうかは、シンプルに判断するようにしています。

目次

管理するタスクは仕事に限らない

タスク管理の”タスク”というと、”仕事の”タスクを管理すると思われるかもしれません。

ただ、タスク管理で時間を上手く使っていくには、「1日は24時間」という制約と戦わなくてはなりません。

1日の時間の使い方は大きく分けると

・生活
・プライベート
・仕事

の3つ。


「生活」は、生きるために必要な時間。食事、睡眠、準備(身支度やお風呂)といったことです。
わたしの場合は、それにプラスして子ども(付き添いなど)が加わります。

食事は1日3食で3時間、睡眠が7時間、準備に1時間、子どもに2時間と考えると、1日11時間かかります。

24時間から13時間を引くと、11時間。

その中で仕事とプライベートに時間を使っていく必要があります。

タスク管理→時間管理という流れを考えると、タスクは仕事だけに限りません。プライベートもタスクに入れておく必要があります。

タスク管理が崩壊しやすいサイン(イエローゾーン・レッドゾーン)

タスクが仕事中心に片寄りすぎると、まずプライベートが犠牲になります。
極端に例えてみると、11時間をすべて仕事に使ってしまうわけです。

次に犠牲になるのは、生活時間。
子どもの時間を削り(その分、妻にしわ寄せが)、食事を削り、睡眠を削り、どうにか時間を捻出し仕事にあてていくことになります。

プライベートの時間、生活の時間がどれくらい犠牲になっているかがタスク管理崩壊の予兆を示すサインです。

わたしがこれまでに感じた予兆はこういった感じです。

○イエローゾーン突破のサイン
・夜寝る前に趣味(ドラマやアニメ、ゲーム)の時間がもてない
・家族との時間をとれない
・プライベートの予定をキャンセル
・なかなか寝付けない
・変な時間(1時とか2時)に目が覚める
・妙に早食いになってしまう
・早いからという理由で牛丼屋などでランチ
・妙に疲れてしまっていて早く寝てしまう
・ストレートネックの痛みが悪化
・本を読めない
・スキルを磨くために時間が使えない

○レッドゾーン突入のサイン
・睡眠時間を3時間にしよう
・お風呂は明日の朝にシャワーで済ませよう
・家族の顔を見れない日がある
・コンビニパンを食べながら仕事
・食べても味がわからない
・ランチは削ろう
・移動中に仕事のチェック

レッドゾーンには突入しないとして、問題はいかにしてイエローゾーンの入口で立ち止まれるかがカギです。

原因(内部要因・外部要因)を考える

食事や睡眠だけではなく、自分にとってかけがえのない欠かせない時間が犠牲になっているとしたら、そこで「むむっ!!」と立ち止まるようにしています。

イエローゾーンは要注意のサイン、レッドゾーンの危険区域に近づきつつあると察知して立ち止まるイメージです。

そうしないとズルズルと引き込まれしまい、生活(食事、睡眠、準備、子ども)を犠牲にせざるを得なくなります。

結果、仕事の効率も悪化し、免疫が下がって健康にも害が出る可能性はあるでしょう。
メンタルがやられてしまえば、元に戻るまでには長期戦になることもあり得ることです。

若いうちだと、回復力もあるので、多少の無理をしてもすぐリカバリーできるかもしれません。
ただ、10年、20年先はどうかということも考えておかなければなりません。

わたしの場合だと、10年後(57歳)はまだしも、20年後(67歳)はどうか。

過去の影響、とくに仕事の非効率、仕事に長時間使うといった体験は、「こういうもんだ」というように心と体に染みついています。

そのためにも、一度立ち止まって考えてみましょう。

・この状況(仕事に追われている)は一時的なものなのか?
・この状況は中長期的にみて、自分への投資につながるものなのか?
・この状況をつくるきかっけとなった出来事に何かまずいことはなかったか?
・仕事の総量からみて、その仕事はそもそも多くなかったか?
・時間の見積りが甘すぎていなかったか?
・この状況に楽しめる要素はどれくらいあるか?
・打開するのに足りていないスキルは何か?

もし自分に関係することが原因になっているとすれば、すぐにでも手を打っておく必要があります。

ただ、「仕事量が多い」、「スキルが足りていない」、「時間の見積りが甘すぎた」というのは、判断もむずかしい上に、それぞれに関係性があるものです。

こうしたことを立ち止まって考えつつ、判断力もトレーニングしていくことは必要です。

そのためにも、
・仕事の総量を把握する
・タスクを把握する
・時間を見積もる
・タスクを管理する
・時間を管理する

といったことを徹底しておく必要があります。

タスク管理、時間管理、どちらか一方が欠けてしまうと、すぐにイエローゾーンに突入の可能性はあります。

タスク管理をいくらやっていたとしても、どんなに仕事のスピードが速くても、仕事の総量が多すぎれば崩壊してしまいます。

いっぽうで、

・一時的ではなく慢性的
・中長期的にみて自分への投資につながらない
・楽しめる要素が見いだせない

というような自分以外の要因によるのであれば、その環境をなんとかするしかありません。

会社員であれば、転職や退職、独立して仕事をしているフリーランス、社長であれば、その仕事をやめる、断るという選択肢が考えられます。


プライベートや生活をどれくらい犠牲にしているか。
タスク管理がうまくいっているかどうかを判断するとき、シンプルに考えてみることはおすすめです。

自分にとって何がイエローゾーンでレッドゾーンなのかも明確になります(わたしは、イエロー、レッドは、やらないことリストに反映させています)。

ということで、昨年末、タスク管理が崩壊してしまったわたし自身の反省も込めて…。
参考にしていただければうれしいです。


■編集後記
昨日は朝のタスク、外出して会計士業を夕方頃まで。訪問した場所は市内だったのですが、はじめて知る地名でした。地元のことでも知らないことはまだまだたくさんあるなぁと、改めて気づかされます。帰りはマクドナルドでソフトクリームを(味は….)。

■息子(10歳)
昨日は訪問リハビリのあと学校、放課後はデイサービスでした。PT(リハビリ)の先生は最後。退職して海外へ行かれるとか。遠くから応援してます。一緒に撮った記念写真も受け取ってもらえました。

■昨日の1日1新
・マクドナルドのソフトクリーム
・とある場所での仕事


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