「おかわり」というサービスの値付けの考え方

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※アイスココアを飲みながら(宮の森珈琲にて) – by iPhone15

カフェによっては「おかわり半額」のメニューがあることもあります。

「おかわり」はサービス。サービスがあれば値付けの工夫は必要です。

「おかわり半額」の宮の森珈琲

訪問先から事務所(=自宅)に戻る途中や、気分転換にカフェに行くことがあります。

カフェでは、別の仕事をやることもありますが、読書やアイデア出しをしたり、ブログを書くことが多いです。

最近よく利用しているカフェは、タリーズ、コメダ、宮の森珈琲の3つがほとんど。
場所によって使い分けているようなイメージで利用しています。

わたしの住む札幌は、北国という土地柄もあるため、自家焙煎や深煎り珈琲のような独自の珈琲文化が発展してきた歴史があるようです(たしかにカフェの数も多い印象があります)。

ようこそSAPPORO | 珈琲文化が薫る街、札幌

最近よく利用している「宮の森珈琲」もその中の1つです。
街中にある店舗でも、店内は静かで、ひっそりとたたずんでいる空間。そんな雰囲気が気にいっていてよく利用しています。

利用する時間帯は、ランチタイムの前や夕方がほとんど。混雑しそうなお昼どき、17時過ぎの帰宅ラッシュの時間帯はあえて避けるようにしています。

そして、珈琲のおかわりが半額なのも魅力の1つです。

「おかわり無料」のようなサービスはよく見聞きするものですが、そこをあえて半額にしているのです。
無料と言わずにあえて半額にしているのがうまいなぁと(味の方はもちろん旨いのですが)。
※ちなみに、1杯目がアイスココアで2杯目がホットコーヒーというのは「おかわり」とは言わないそうですのでご注意を。

仕事に限らずですが、集中していると、気がつくと飲みきってしまっているのが珈琲の魔力。

・静かな空間
・おいしい珈琲
・集中しやすい環境

となると、
とても珈琲1杯では足りません。

相乗効果をうまく突いているものだなぁと感じるわけです。

いっぽうで、自分の仕事に置き換えてみると、「おかわり半額」に近いサービスもありえます。

ひとり仕事にとっての「おかわり」サービスとは

そもそもの話として「おかわり」とは、

・もう1度繰り返したい
・もう少し関わりたい
・延長したい

などのニーズに応えるサービスです。

ニーズに応えるということで考えれば、おかわりにも値付けができるわけです。

・おかわり「無料」
・おかわり「半額」
・おかわり「定価」(1杯目と同じ料金)

半額は50%OFF、つまりリピート割引きのような考え方ができますし、
無料は”0円”という値付けです。

おかわり「定価」だったとしても、それはそれで戦略の1つです。

戦略をどう考えるかの違いでしょう。

おかわりしてもらう=「続けて利用してもらう」と考えれば、客席は埋まったままの状態。
営業時間や来客数のことを考えると、それなりの店舗数、全国展開しているようなカフェなら「おかわり無料」は宣伝効果にもつながりメリットもある戦略かもしれません。

そうでなければ、おかわり無料は自分で自分を苦しめてしまう可能性はあります。

そのバランスをとっての「おかわり半額」、なのかどうかは正直わかりませんが、理由があっての半額であることは確かです。

いっぽうで、店舗を構える必要のないサービスではどうか。

こなせる仕事の総量に限界があるひとり仕事であっても「おかわり」のようなサービスはあるでしょう。

おかわり無料ということもあるでしょうし、○%割引、値引きはしないという選択肢はあります。
いずれにしても、値付けが必要であるということに変わりはありません。

「おかわり」感覚に近いメニューは工夫していく

ひとり仕事で「おかわり」のようなサービスに限界はあるとしても、「おかわり感覚」を味わってもらえるようなサービスを工夫できることは考えられます。

わたしのメニューだと、コンサルティングなどの単発メニューの料金はタイムチャージ形式にしています。

そこでは、たとえば1コマお申込みいただくより、2コマ分でお申込みいただいた方が時間当たり料金はお得になります。「おかわり○○%OFF」のイメージに近いものです。

それと事後のフォローにメールサービスを付けいますが、これは「おかわり無料」のイメージでそうしています。

税理士業の顧問だと面談回数でプランを選んでもらえるようにしていますが、それ以外の個別的なやりとりといったことは契約期間内であれば、おかわり無料のようなイメージで顧問料に含めています。これは会計士業(公会計支援、監査)でも同じです。

さすがに「おかわりはできません」というのは味気なさすぎですし、冷酷冷徹なイメージがあるのでやりません。カフェでも「おかわり一切お断りです」は見たことがありませんし。

単純でシンプルにも見える「おかわり」サービス。実は奥が深いサービスとも言えます。

自分の仕事にあてはめてみると考えさせられることは何かしらあります。


■編集後記
昨日は朝のタスクのあとは自宅で会計士業、お昼からは息子の付き添いで学校に行きました。そのまま一緒に下校まで。帰りは息子のリクエストの駄菓子を買いにコンビニに。わたしが子どもの頃からある懐かしい駄菓子が(うまい棒をつい買ってしまいました)。

■息子(10歳)
この1週間はずっと早起き(4時起き)。金曜日の昨日はその寝不足もあってか、学校では眠そうにしてました。パパは給食から合流。普段の様子を見せてくれました。給食はピラフを全残し。パイナップルは促して食べましたが…。5時間目は主に掃除を。家庭科の授業で使った教室をパパと一緒に。授業でつくったクッションは、自宅で動画を見るときに使うそうです。

■昨日の1日1新
・セブンイレブンの焼きたてメロンパン
・息子と教室の掃除


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