「繁忙期のためしばらくお休みします」というブログは書かないし書けない理由

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※山の中にある花屋さんにて – by iPhone15

やるべき仕事が一時的に増えてしまうというのが「繁忙期」。
独立後、なんとしてでも続けたい習慣があるなら、この「繁忙期」の壁をなんとかせねばなりません。

優先順位を練り直してみることでその壁を攻略できる糸口が見つかるかもしれません。

目次

「繁忙期」という高い壁

「繁忙期」。
わたしの嫌いな「忙」の字があり、普段は使わないと決めている言葉です(「せかせか」や「バタバタ」も禁句)。

繁忙期とは、仕事が一時的に集中するという状態。

仕事をしていてずっと仕事量が一定というのは、なかなかありません。
わたしの周りの同業の方、異業種の方(不動産関係など)を見ていても、時期に多少の違いはあっても繁忙期というのはあります。

もちろん仕事が一時にでも集中すれば収入も増る傾向はあるでしょう。

ただ、続けていきたい習慣などがあるなら、なんとしても攻略しておきたい高い壁です。

「繁忙期のためしばらくお休みします」というブログは書かないし書けない理由

不動産関係なら年度がかわって新生活がはじまるタイミングの春や秋に仕事が集中します。前職でその業界にいた頃からも変わってないようです。

会計士業の監査なら4月~5月が仕事の集中する時期(このブログを書いているちょうど今頃)。
監査を受ける会社などは3月決算が多いこともあり、集中する決算のタイミングが変わらない限り変わらないでしょう。

税理士業の税務なら1月~3月は個人の確定申告時期でやはり集中し、仕事が多くなりがちです。

どれも世の中の流れやルールで決められた期限があるので、ある意味、そうなっても仕方ありません。
仕事をスタートしてからゴールまでの間にやるべき仕事は増え、そのタイミングも集中しますから。

もし、こういった時期に、やるべき仕事以外でやりたい仕事や習慣があると、それを続ける上では大きな壁となります。

たとえば、わたしの場合だと、今は毎日書くと決めているこのブログがあります。

それで、「繁忙期のためしばらくブログをお休みします」とするかどうか。

実際のところ、以前同じような失敗をした経験があり、そのときの「同じ轍を2度は踏むまい!」のような自戒の念から、なんとかせねばと日々あれこれと試行錯誤を続けています。

それでやっているのが優先順位を練り直すことです。

もちろん、会計士業、税理士業でもそうですが期限が決まっている仕事の優先順位は高いです。
依頼をしてもらったお客さまの仕事で期日も決まっていますから。


いっぽうで、ブログ(他の発信も含めて)はどうか。

法律などで決められた期限なんてものはありません。

依頼主は自分、期限は自分で決めたルール(ブログだと毎日23:59まで)があるだけです。

以前に失敗したのは、まさにこの自分で決めたルールへの甘さが原因でした。

スポットの依頼を受けたのが11月、その1か月後に現状の数字とあるべき数字などをまとめるような仕事だったのですが、当然ながら約束の期限を守るには、ほかの仕事をお断りすることもありました(といっても多くはありませんけど)。

それも避けたいことではありましたが、それ以上のダメージは自分との約束の優先順位を下げてしまったことです。

前述の「同じ轍を2度は踏むまい!」とは、まさにこの部分です。

結果、優先順位を練り直すことの大事さを学べたのは大きな収穫でした。

早朝にやる、タスク管理、仕事の入口を見直してみる、そういった仕事を受けないなども含めて優先順位を下げずにすむ工夫は必要です。

そんなわけで、「本気でやりたいことなら、期限がなくても優先順位は下げない」というのが改正後のマイルールです。

結果として「繁忙期のため、しばらくブログをお休みします」とは書きませんし、書けません。

繁忙期にこそ発信を続けることの価値

ブログなどの発信には時間がかかります。
毎日その時間をつくり出すことは欠かせません。

ブログだと2時間(それ以上かかることも)はかかっています。

その時間を毎日確保しつつ、どう「繁忙期」の壁を打ち崩すのか。

それ以外にもやりたいことは山ほどあります。手がかかる息子のことを妻に頼りきらない範囲でひとり旅とか。

そんな楽しみを考えだすと、どうやって攻略していくかをちょっと楽しみながら考えられるようにもなります。
(昨日のブログでもとりあげましたが、まさに”ゲーム感覚”を取り入れるといったことです)

もし、それで発信するのがキツイと感じたなら、今の仕事のやり方、発信のやり方のどこかが「よろしくない」というサイン、黄色信号が出ている証です。

発信を含めて習慣を持つということは、時間を重視する生き方を目指すなら見ておくべきバロメーターです。

ときにはトラブルのような例外はあっても、それ以外のこと(仕事量が多すぎるとか、本音と違うような仕事など)は極力減らしていき、高い「繁忙期」の壁を少しでも低くできるような仕込みをしておくことも必要です。

対策なしに繁忙期で毎日発信となると、さすがにきびしいはずです(実体験として)。

もちろん、期限のある仕事はそれとして、多少の負荷がかかったとしても踏ん張る気力を備えておくことは大前提として必要です。

というわけで5月も来週で終わりですが、発信は粛々とやっていきます。


■編集後記
昨日は朝から外出して会計士業を中心に。帰りに立ち寄ったカフェでブログなど。
カフェでは、メニューや店内の様子をカメラ撮影してました。
さすがプロといった感じの機材がセッティングされていて、観察していると「なにか御用あります?」みたいな目で見られてしまいました…(さりげなく観察することもむずかしくて)。
夜は読書をして息子の横で寝落ちでした。

■昨日の1日1新
・とあること
・カフェ店内のカメラ撮影を観察

■息子(11歳)
・学校では運動会に向けた練習がはじまったようです。
昨日は綱引き。
足のこともあるので気になっていましたが、参加できたようです。
運動会の本番も出る気になったようです。


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