※花壇にて – by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/80 ISO 100)
1日に入れる予定の数は、できるだけ1つにするようにしています。
予定が増えると、時間の自由度も制限されやすいからです。
予定には時間を使うということを忘れがち
独立後も仕事をして食べていかなければなりません。
予定を入れる、スケジュールを埋めるというのは、その仕事をするため、食べていくためにも必要なことです。
・人と会って打ち合わせする
・会食や懇親会に参加する
・その場所へ移動する
などの予定は、欠かせないものですし、本来は楽しめる「予定」であるはずです。
ただ、その予定が増えすぎてしまうと、楽しさもツラさに変わってしまいます。
1回あたりの時間が1時間や2時間でも、一定の時間は縛られることになりますし、移動の回数や時間が長くなると、時間の自由度と引き換えに予定をこなす必要があります。
同じ1日のうちに、いくつも予定が入っていると、思考も行動も切り替えなければなりませんし、自分の時間を持つこともできません。
独立して最大のメリットが「時間の自由度」ということであれば、予定をコントロールしていくことは欠かせません。
1日にいくつの予定が最適なのか
毎日というわけではありませんが、息子の登下校は妻とわたしで交代してやっています。通院のある日はできるだけ予定を入れず両親で付き添うというのがマイルールです。
学校に行くときは持ち物はランドセルくらいなので、車いすの後ろのにかけることができますが、デイサービスのある週2回は、手荷物が1つ増えて、それを肩にかけるので、けっこうな重さです。
「チカラはあるタイプ」と自負する妻とはいえ、体力のことを考えると、親としてできることはやっておきたいと考えているので、妻ひとりに頼らないようにしています。
予定をいくつも入れてしまうと、マイルールを守れないばかりか、妻も自分も疲弊してしまうので、「1日の予定は1つ」という共通の認識を夫婦でもつようになりました。
通院の検査で注射などがあったあとは、ご褒美の焼き肉に行くのが通例ですが、これは通院と焼き肉で1予定とカウントしています。
家族が休みの土日に出かけるときも、1日の予定は1つです。
近所にショッピングモールが3か所ほどあるのですが、買い物に行くなら、買い物以外はやりません。その代わり、息子と妻のカラオケに行くときは、「カラオケに行く」という予定を入れています。
1日に1つの予定であれば、あれやこれやと考えることも減らせますし、体力的にもそうそう疲れません。
予定を1つ入れるということは、予定そのものだけではありません。
移動にも、失った体力を回復するのにも時間は必要です。
どれくらいの予定が最適なのか。もちろん、人によって違うでしょう。
体力のある・なしは、人によって違うわけですし、時間をどう考えるかも人それぞれの背景があるわけで、違っていてむしろ当然なことです。
「1日に予定1つ」をコントロールしていく
この「1日に予定1つ」は、わたしが今も挑戦していることです。
1日にたくさんこなせるキャパがわたしにはないからです。
自分のコンディションを整えておくことも仕事です。
誰も雇っていないので、風邪をひいて寝込んでも代わりにお願いできる人もいませんので。
ただ、その可能性もゼロではないので、予定を入れていいのは午後としています。
それに、午前中は朝の習慣を終えてからの流れをつくりやすいということもあります。
朝からの流れで自分のやりたいことができると効率よく時間を使えることが多いのです。
独立後は、気の進まない飲み会に行くのをやめましたし、夜の予定は激減しました。
夜は残業しないルールを守りつつ、本当に入れたい予定だけに絞っています。
気の進まない集まりや飲み会で、
・「早く終わらないかな…」と時間ばかり気にして時間を使っている
・「楽しめなくても会計はきっちり割り勘
ということでモヤモヤすることもなくなりました。
ただ、わたしの中で「予定」への対策はこれからも続きます。
予定を入れるということは、時間だけではなく、お金にも関係してくるものだからです。
「時間がほしい」、「お金がたりない」という状況は、多くの場合で”予定”に理由があったりもするからです。
・予定を入れすぎている→時間の自由度(↓)
・お金につながらない予定を入れすぎている→時間の自由度(↓)+お金(↓)
・仕事の割合に対して予定の数が多すぎる→時間の自由度(↓)+お金(↓)
・予定に使う時間の割合が多く、スキル磨きや研究開発の時間が足りない→時間の自由度(↓)+スキル(↓)
・目の前の仕事の割合が多すぎて、中長期的な種まきができない→時間の自由度(↓)+スキル(↓)
・望まない予定が多すぎて、望んでいる予定を入れられない→時間の自由度(↓)+お金(↓)
といったことがあると、望んでいなかったはずの場所に気がついたら立っている可能性もあります。
独立後、一定の年数が経つと(3年とか5年とか)、人を雇って拡大の方向に舵をきるか、きらないかのタイミングがあると言われますし、わたしもあと数日で5年目です。
ひとりの道でこのまま舵を進める可能性は今時点で大ですが、そうなると今以上に時間の自由度にはこだわっておくべきだと考えています。
予定が多いことが「時間があり、お金がある」未来につながるわけではありません。
自分の数字をチェックするときには、直前までの予定、今後1か月、2か月先くらいの予定も含めてチェックしておきたいところです。
■編集後記
昨日は朝のタスク、事務仕事、研究開発など。
午後は外出してタリーズに。
平日のランチライム後早めの時間帯に行ったつもりだったのですが、想定外に混んでいました。
モバイルオーダーだと店内の混み具合まではわからず…(こういう混んでいたときの対策も必要ですね…)
結局、サッとドリンクを飲んですぐに退散。
自分で予定を変更できると、こういうときにも困りませんね。
■昨日の1日1新
・とあること
■息子(11歳)
家に帰ってきてから頭がドンドンすると。
様子からして軽い熱中症のような感じで、ひとまず休ませました(エアコンと水分補給をしつつ)
外は34℃(どさんこにはちとキツイ暑さです)
夜にはすっかり直ったようでホッとしました。
北海道とはいえ、蒸し暑い時代になりましたし熱中症には気をつけないとですね。

