会社員として仕事をしながら独立後の仕事をイメージするためには

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※札幌駅北口にて – by iPhone15

会社員として仕事をしながら、独立を目指している方もいらっしゃるかもしれません。

会社員の今、独立後の仕事をイメージするには、頼まれた仕事の棚卸しはおすすめです。

目次

会社員だった頃、独立後のことはそれほどイメージしていなかった

会社員時代のはじまりは建設業の会社でした。

任務としては、図面の印刷(青焼き)、工事予定の現場に行って墨打ち(壁などに目印しを書く)、現場監督の補助的な仕事でした。

その後の設計事務所時代では、図面を描く(当時はJW-CADというソフトでWIndowsのコマンドプロンプトのような黒い画面でした)、役所関係に届けを出す、パースや模型をつくる(2次元の図面をもとに3次元の立体的な形をつくる)といった仕事です。

この頃は、独立のイメージなどはもってもいませんでした。

ただ、
・整理する
・形(カタチ)をイメージしながら何かをつくっていく
・できる限りわかりやすく

ということは意識していました。

その後、会計士試験後に就職した監査法人での会社員時代。
仕事で扱う単位は、長さ(mm、mなど)や重さ(t、t/m3など)から金額(円、千円など)に変わりました。

使うソフトもCADからExcelなどのOffice系ソフトに変わります。

監査という仕事もコンサルティングでも、Officeソフトは必須です。

監査は数字の分析から、監査対象会社の取引先に郵便を出して残高をチェックすること、取引先の選定、チーム以外の会計士からのチェックも受けます。コンサルティングだと、経理、財務を中心に財務調査のようなスポットの仕事も。

ルーチンの仕事もある中で、膨大な会計データを関数やピボットテーブルなどで集計し、内部資料や報告書など公表用の資料をつくっていました(当時はAIもなくExcelやAccessを使ってたりしました)。

そんなことをしているうちに、他のプロジェクトに誘われ仕事を頼まれるようになります。
・依頼用のフォーマットをつくる(データの加工などを扱う部署が立ち上がり、その部署とやりとりするためのフォーマットが必要に)
・新しい調査をする上での調査用データをつくる
・外部研修用にセミナー資料をつくる
・グラフを活用したA4(1枚)の資料をつくる
・セミナーで話す(40分や2時間、1日に2回やることも)

このときに、なんとなくですが「独立したら、こんなふうに仕事をこなしていくのかなぁ」などとイメージしたことがあったのです。

ずっと勤務を続けるかどうかはわからず(一応、いようと思えば定年まではいられるのですが、いつか独立するかもとは家族や同僚には伝えてはいました)、具体的な行動はなにもしていなかったので、本当にほわっとしたイメージだけです。

「仕事を頼まれる」という状況とは

今振り返ってみると、当時の仕事に対するスタンスと独立後の今のスタンスはほぼ変わっていないと言えます。

もちろん、独立後は、仕事がないと食べていけません。仕事の方から勝手にやってきてくれることもないわけで…。

いかにして仕事を頼んでもらえるかが大事です。

それには何が必要なのか。
次の5つが不可欠だと考えています。

1. 自分ならこうする(こだわれること)を増やす
2. 自分にしかできないことを増やす
3. その仕事ができる(できそうな)ことを知ってもらう
4. 頼まれても、その仕事に精神誠意にこなせるだけの時間、余力を確保する
5. 頼まれた仕事を精神誠意こなす

独立を目指しつつ会社員である方は、上記5つを意識しつつ仕事をこなしていけば、将来につながる、独立が早まるのではないでしょうか。

個のチカラを上げることは、個の集まりである会社にとってもプラスに働くわけですし、会社全体の底上げにもつながるはずです(個のチカラを磨けない、それで怒られる風土ということなら、転職を考えるのもありです)。

頼まれたこと、聞かれたことを棚卸し

独立を目指されている方で、独立前にどんな準備をしておいたほうがいいですかと質問いただくこともあります。
それでまず自分史をつくることをおすすめしてます。

過去の自分を知ることが、今の自分を知ることにもなるからです。
とくに、過去に頼まれた仕事があると、自分の強みを知るヒントになります。

わたしはこれを今も習慣としてやっています。

仕事として頼まれたことではなくても、会話の中で言われたこと、「えっ?」と驚かれたこと、「何それ?」と突っ込まれたことなどにもヒントが隠れているかもしれません。

そういった会話や、どういう状況だったかも含めて書き出してみましょう。

「それってどうやったの?」
「〇〇について教えて」
「〇〇についてどう思う?」

などがあれば、自分の強みであり、今後も頼まれる可能性があることです。
リアクションがあることほど、自分にしかない特徴や強みである可能性があります。

もし、頼まれたことがない、頼まれるとしても誰でもできそうな雑用ばかりということであれば、3(知ってもらう)が足りていないのかもしれません。

それと、リアクションには”自分の”リアクションも含めてみるのもおすすめです。

・「〇〇」の会話でうれしかった
・「◇◇」の仕事で楽しかった
・「△△」の状況でイラっとした

などは、自分にとって合う(合いそうな)こと、合わないこと、絶対にムリなことなどの自分を知るヒントでもあります。

わたしが今も習慣としてやっていることに「メモをとって整理する」があります。

そのメモには、会話の中で聞かれたこと、質問や相談、雑談中のリアクションなどを記録しています。
ブログの記事数がそれなりになってからは検索キーワードも見ています(たまにですが)。

CHatGPTなどで聞いてみるのも手ですが、自分を出しているブログなどがあるのが前提になるでしょう。
ただ、具体的な会話やリアクションまで知るよしもないAIですから限界はあるかと。

こういう視点を意識していたからこそ、できたこともあります(動画販売など)。

今、会社員としてやっている仕事の中でも、1(自分だったらこうする)や、2(自分にしかできない)を増やしていきましょう。

自分だけの引き出しを増やすようなイメージで、その過程が楽しめているなら、別に独立までしなくてもいいのでは?とも思います。


■編集後記
昨日は朝のタスクと習慣以外はオフ。
家族でイベントに出かけました。
かなりの混雑でしたが、なんとか…
(家族と一緒のときは混雑する場所に行くのは例外です)。

■昨日の1日1新
・ごまそば八雲のかけそば
・中山きんにくんのイベント
・とあるアプリの手続き

■息子(11歳)
昨日は中山きんにくんのイベントへ。
早めに到着したのですが、立ち見の大人が多すぎて、車いすの息子にはステージが見えず…
(パパが肩車してとも思ったのですがそれもむずかしく…)。
すると息子「もういいや、お昼ごはん食べたい」ということで、フードコートへ。
ペッパーランチのステーキ&ハンバーグに満足してました。パパはお蕎麦を。
ママはイベントを見ることができたので、あとで話を聞かせてもらいました(ポーズのやり方など…)


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