※横にそれた道 – by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/80 ISO 100)
自分の行動が周りと違っていると不安になるかもしれません。
ただ、世の中の動きと合わせるだけが道ではありません。結果それで少数派になっていたとしてもやりようはあります。
主流からはずれた道。川へと続く道
自分の行動が周りと違っていると、「大丈夫かな?」と不安になるかもしれません。
先日、旅先で訪れた場所でも似たようなことがありました。
冒頭の写真は、おかげ横丁(伊勢)を訪れたときの光景。
横丁にたくさんのお店が立ち並んでいる中、川(五十鈴川)へ抜ける下り坂の道があります。
川を背後にして撮ったので、写真では上り坂のように映っていますが。
こういう道。めったに遭遇できません。
観光地で川に面しているような場所であれば、川辺につづいている道もあるのでしょうけど。京都の嵐山とか渓流のある避暑ならありそうですが。
こういう道を見つけると、つい通ってみたくなります。抜け道のようで、まるで子供心をくすぐられるかのように楽しくもなります(十分すぎる大人でも…)。
多くの人が通らなそうな道、静寂だからこそ、味があります。
違っていてなんぼ
世の中には、大きく分けて主流と傍流(ぼうりゅう)の2つがあります。
主流とは、多数派。傍流は、それ以外。反主流や少数派とも言えます。
自分が主流から外れることに戸惑いもあるかもしれません。
ただ、主流にいるからよいというわけこともありません。
たくさんの人の流れに乗るということは、望んでもいない行列に並ぶことを意味します。
土日などの休日に映画館に行けば、同じようにポップコーンを買う人の行列に並ばないとなりません。
平日や休日のモーニングショーめがけて行けば5分で済むところを、30分かけて手にします。
・有人レジの列に並ぶかどうか
・ランチタイムに名前を書いて並ぶかどうか
・有名スポットに行くかどうか
家族や友人の希望があるならまだしも、自分が望まないことにも主流に乗る必要はありません。
むしろ、主流から外れてみたほうが結果としてよいこともあります。
家族と行く回転寿司はカウンター席のほうが空いていますし、コンビニにセルフレジがあれば並ばないとならない確率も変わってきます。
仕事で利用するカフェでも、モバイルオーダーが使えれば、素早くコーヒーを手にとり、やりたいことをすぐできます。
結果として、手にするコーヒーは同じでも、そこにたどり着く方法は主流以外の道にもあるものです。
こう考えると、世の主流と違う道を行くことにもメリットはあります。
周りの多くが知っている、でも自分は知らない。
ということが仮にあるとして、理屈上は誰に聞いても大きく違うということはないでしょう。
いっぽうで、その逆は日々意識しています。
違うところを探す
独立すると、それまでの常識は、常識ではなくなります。
ルールや慣習など、協調性を求められる立ち位置ではなくなるからです。
必要なのは、何を選び、どう判断し、どう行動できるのか。
そこに常識をもってくると、動けなくなります。
わたしの独立当初はまさにそうでした。
・猛暑日でもスーツ、ネクタイ、革靴
・電卓は必需品
・市外局番からはじまる番号くらいもってないと
・平日は仕事以外やってはいけない
・残業(仕事もないのに)
などなど。
ほぼ、過去を引きずってやっていただけです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
理由は「過去にやってたから」。それだけです。
ただ、その理由を改めてみてみると、しょうもない限りです。
理由のようで理由でもない。
「自分がどうしたいのか」の主語が完全に抜け落ちています。
自分にとっての意味。それを見出せないことなら、やめてしまいましょう。
スーツ、電卓、残業…。今はどれにも縁がない道を選んでます。
その代わり、こうして毎日発信することを習慣にしています。
ブログなどで発信することも、わたしの周りを見渡してみると、主流とは違っているでしょう。
ただ、主流にいないからこそ、逆に目立てる可能性はあるわけですし、違いを磨き、つくっていくことに対して前向きになれています。良い意味でのプレッシャーもかかります。
周りを見すぎて自分が違うことに不安や孤独感を感じるかもしれませんが、違う道を行くことで前述のようなメリットもあります。発信していると孤独を感じているヒマもありません。
世の中、主流に目も行きがちなことも多いのですが、違う道にもメリットはあります。
自分にとって意味のあることなら、むしろ堂々と、その道を進んでいきたいものです。
■編集後記
昨日は朝のタスク、税理士業、基礎研究など。
夕方は、息子と近所を散歩に。夕方でもけっこう暑く…(30℃)。
■昨日の1日1新
・Peak Design leash(ミッドナイト)
・水準器表示モード(Canon RP)
■息子(11歳)
「観測史上初」の気温になるということで、学校はお休みして自宅で勉強などすることに。
(学校にはエアコンというエアコンがなく、教室の下のフロアが給食室…調理場の熱気も加わって余計に…)。
夕方の訪問リハビリのあとは、パパと車いすで散歩に。
お目当てのからあげくんも買って満足そうでした。

