事業用と一緒に買い物をしたときの経費の証拠の残し方

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※一緒のレシート – by iPhone15

事業と一緒にプライベートの買い物をすることもあるでしょう。

ただ、事業の買い物を経費にするなら証拠の残し方には気をつけておきたいものです。

目次

事業用を経費にするには証拠が必要

経費にするためには証拠が必要です。

・経費の内容
・日付
・金額
・店名

といったことがわかればレシートも証拠にすることはできます。

事業と一緒に買い物をしたときの証拠で言えば、教科書的には、レシートを分けてもらうか、事業用のものだけ領収書を作ってもらうこともあります。

ただ、

「これとこれはお会計を別にしてください」
「これとこれは領収書ください」
  ↓
「これとこれですか?」
「領収書はどのようにお書きしましょう?」
  ↓
「いえ、これとそれです」
「領収書は〇〇で書いてください」
  ↓
「これとそれですね」
「領収書は〇〇ですね」
  ↓
「お待たせしました」
「こちらでお間違いないですか?」


などと不毛なやりとりを増やすことにもなります。

事業とプライベートを分けておくのは大原則としてありますが、お会計を一緒にしたほうが楽な場面はありますし、証拠とレシートで十分です。

ただ、会社のルールで領収書をもらわないとダメというケースもありますので、そういう場合はルール通りということで。税理士からや内部監査のようなチェックもありますから。

レシートで足りない情報を探すのがむずかしいと思えるほど、レシートには多くの情報が載ってますから。たまーに、金額だけのレシートも見かけますが。

事業とプライベートの買い物を一緒にしたときの証拠の残し方

事業とプライベートの買い物を一緒にするときは、レジで会計を分けることもできます。

ただ、セルフレジでもない限り前述のようなやりとりは必要ですし、気も引けてしまいます。

セルフレジで精算を分けることはできますが、それはそれでめんどくさいですし。

そこで、レジでは分けずに、受け取ったレシート上で分けると何かと楽です。

たとえば、事業とプライベートを一緒にしたレシート上で、事業用の部分にマーカーで印をつけておき、その合計を手書きしておけば、プライベートと分けた証拠にできます。

そして経理するときには、マーカー部分と合計を入力します。

Jは個人事務所の経費という意味で記号をつけています(空欄はプライベート、Kは会社という意味で記号をつけています)。

原理原則は『分ける』こと

会計と税金の計算を前提にすると、事業とプライベートは分けることが原理原則ではあります。

・レシートを分ける
・レシート上でマーカーで分ける
・経理のデータは記号で分ける

というように。

その『分ける』を瞬時に判断でこることも大事です。

もちろん、お願いしている税理士がいれば、その税理士が会話の中からや証拠で判断できることもあるわけですが、すべてではありません。

プライベートで買ったもの、事業用として買ったもの。その線引きができるのは本人だけです。

冒頭のレシートだと、衣装ケースを事業で使う備品だからということにして経費にしてしまう道もあるかもしれません。

ただ、買い物をした当の本人(わたし)としては、100%プライベート用と瞬時に判断してるので、そうした道には興味もありません。

いっぽうで、プライベートでも、趣味からはじまって、あれこれ試していくうちに仕事に活かせるようになったものもあります。

カメラやAdobe Creative cloudなどは仕事で使っている欠かせないツールであり、わたしにとっては経費です。

仕事と趣味では、必ずしも明確に分けられないこともあります。

会計と税金、仕事と趣味。
分ける分けないで違いはあってもいいものです。


■編集後記
昨日は朝のタスク、朝家事のあとは税理士業、夕方は私用で妻の実家でした。

■昨日の1日1新
・白いチーズプリンセス(柳月)
・息子を助手席に乗せて高速道路をドライブ
・とある手続き

■息子(11歳)
夏休み3日目。
ばあばに会えると知って、普段とは違う喜び方です。
助手席に乗って高速道路を行くのも今回がはじめて。それも楽しかったようです。


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