連絡ツールとしての「メール」と「チャット」。チャットのほうが素早く反応すべきかどうか

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※山にかかった低い雲 – by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/80 ISO 100)

連絡ツールに、メールとチャットを使っています。

とはいえ、ツールによって返信が早い(遅い)という区別はしていません。
その理由についてまとめてみました。

目次

チャットは「ちゃちゃっと」ともいかない

連絡手段(ツール)。

ひと昔前の連絡手段といえば、電話かメールくらいのものでした。

それが今や、もてる選択肢も広がりました。

電話やメールに頼らなくても、チャット、SNSを使ったチャットなども選べるからです。

なにを使うのか、その特徴で使え分けることもできる時代です。

電話は早くて便利というのが長いこと世の常だったわけですが、今や電話だとできないことも増えています(予約やサブスクの契約関係など)。

いっぽうで、チャットは多くの場面で出てきます。

わたしの場合、使っているのはほぼChatWorkです。たまたま使っているお客さまもいらっしゃったからです(広告表示がしつこいというのが難点ですが…)。

Chatworkのようなチャットツールだと、

・メールのように宛先をいちいち入れなくてもいい
・メッセージをやりとりするような感覚
・気軽さ

というように、コミュニケーションがとりやすい点はメリットでしょう。

LINEのようにテキストベースで気軽にやりとりができれば、メールのような仰々しさもなくせます。

メールだと、
「〇〇様 お世話になっております」のような定型文を入れるのがマナーのようなことも言われてるようですが、チャットであれば、定型文がないほうが自然です。

メールとチャットで、あえて使い分けるとすれば、

・メールは、じっくり×それなりの長文
・チャットは、ざっくり×短く

のような使い方はあるかもしれません。

ただ、どちらであっても変わらないほうがいいと思うこともあります。

メールかチャットかでスピード感は変わらない

チャットを使ってやりとりすると、1ターンが短い内容でも気軽に連絡することができます。

ただ、裏を返せば、それがチャットのデメリットとも言えるわけです。

メッセージを返したとしても、それに続くメッセージが届いたらすぐに返さないと」というような妙なプレッシャーがかかることもあるからです。

「チャットだから…」と気にしすぎて、すぐに返信することに気をとられてしまうと、本来やろうとしていたタスクが手につかなくなってしまては、タスク管理のことを考えても本末転倒なわけです。

チャットという気軽さもありますし、本当に必要なことならまだしも、相手はひょんな思いつきでチャットにしていることかもしれません。

そんな思いつきにこちらが従順に対応していたら、他のやるべきこともできなくなってしまいます。

わたしはチャットのやりとりだからという理由で、返信を早くすることはありません。
返信のタイミングは、メールの場合と変わりありません。

メール、チャットは、あくまでも連絡のために使うツール。
未読をいつチェックするのか、いつ返信するのかは、決めています。

思いついたら即連絡できるというのもチャットのメリットなのかもしれませんが、24時間ずっと通知を気にしてばかりもいられません。

チャットだからといって、「メールより早く返信しないと…」などと考える必要はないはずです。

メールと同じように、返すタイミングはこちら側で決めておいてもいいわけです。

返信するだけで1日が終わってしまわないようにする工夫

メール、チャットでやりとりをするという場合、「どのツールが便利?」や「おすすめツール」のような話題になりがちです。

たしかに種類も豊富な時代ですから、そうした情報にアンテナを張っておくことも大事なことかもしれません。

ただ、コミュニケーションの本質は、ツールではありません。

「どうやって伝えるか」
「どうすれば伝わりやすいか」
「いつ伝えるべきか」

といったことは考えておきたいことです。

チャットでもメールでも、何度もやりとりしてしまっていることがあったなら、その回数を減らせたほうがお互いにとってもいいはずです。

場合によっては、会って顔を合わせて会話をしたほうが適しているケースもあるかもしれません。

勤務時代、コミュニケーションというと、1日中、メールやチャット、会議の対応に追われていたこともありました。
そのやりとりがひと段落してからが、自分の仕事というように。

それなりの規模感で人数もいれば、関係部署との調整、コミュニケーションの頻度も増えるというのは、ある意味で仕方のないことかもしれません。それに反応していたことが、仕事した感覚になっていた気もします。

コミュニケーションをとることは、もちろん大事なことです。
ただ、それに忙殺されることがないように工夫することも大事なことです。

少なくとも、チャットの気軽なやりとりに忙殺されることがないように、自分を守るルールを決めておくことも大事です。


■編集後記
昨日は朝のタスクと習慣のほかはオフ。
外は暑さが戻ってきた感があります(30℃)。
止まってしまっていた基礎研究を少し進めました。先日届いたシェルフの組み立てなども。

■昨日の1日1新
・文明堂のお祝いどらやき
・パイン材ユニットシェルフの組み立て(無印良品)

■息子(11歳)
夏休み17日目。
昨年まで夏休み中に貸し出しのあった学校のChromeBookですが、今年から貸し出しNGとなり、今年の夏休み中は自宅にあったDELLのノートパソコン(パパのお古)を使っています。Ryzen5、5年ほど前のCPUで古いタイプですが、今でもサクサク動いていて驚きました。


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