※読書ツール – by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/80 ISO 100)
1日1冊のペースを目安に読書しています。
本のジャンルによって精読と速読を使い分けられると積読があっても気にならなくなります。
「立ち読み」の良かったところ
書店へ行って「立ち読み」することは今ではほぼありません。
立ち読み防止か衛生面の配慮なのかは正直わかりませんが、できないように、本にラッピングしてある書店も増えてきたことも理由にありますが、買って自分のペースで読めたほうが効率よく読めるからです。
とはいえ、「立ち読み」ならではの良さというのはありました。
短時間で要点を把握してしまおうという気持ちで読むからです。
「読む」といっても、立ち読みだと、実際に読むという感覚はありません。
立ち読みOKの書店であったとしても、同じ場所で経って読み続けるにも限度はありますし、書店側の迷惑にならないようにというマナーはあるでしょう。
それはさて置き、書店に迷惑がかからないくらいの立ち読みは、読書スピードを養えるくらいの効果はあったのかなとは感じてはいます。ブックカフェでもいいのかもしれませんが、時間を気にする立ち読み、じっくり読むブックカフェという違いはあるでしょう。
「読む」と言っても実際には読まない
1日1冊のペースで本を読むことを考えると、立ち読みと同じで、冊数で区切る、時間で区切る読書法は、参考になります。
考え方としては、「読む」ではなく、「見る」のイメージです。
「読む」は、文章の頭から末尾までを、文字の並び順どおりに1語1句精読する方法。小説などの読書だと、この方法で読んでいる人も多いようです。
「ようです」と書いたのは、わたし自身小説をまったく読まないので、小説好きの妻に聞いてみたからです。
いっぽうで「見る」のほうは、本を見開いた状態で、文章を数個のカタマリに分けて目で触れるいくようなイメージです。
「脳が文字を認識できるスピードは、読むスピードよりも速い」と言われています。
つまり、こういう人体のメカニズムがある中で、1文字ずつ読み進めるという方法は、脳が処理するスピードよりもゆっくり読むことを意味します。
となると、処理待ち状態の脳は、読み進まるまで退屈状態となってしまい、パソコンのスリープモードに切り替わるかのように、他のことを考え出してしまいます。
結果、集中できず途中で読むことがなぜだか苦痛に感じてくるわけです。
逆に、小説などを読むときは、1文字ずつ読み進める読めていても、脳で映像を想像したりと退屈になることもないで、このほうが合っているのかもしれません。
いずれにしても、1日1冊のペースで読書を続けるためには、やる気だけに頼ってもなかなか続けられません。
人間の構造上、こういう仕組みがあるということを把握しておいたうえで、工夫できるところを工夫しておく必要があります。
精読と速読の使い分け
わたしは1日1冊のペースで読書を続けています。
やっているのは次のようなことです(ただ、小説以外のビジネス本が対象です)。
目次と巻末を見る
本を読み始める前に、必ず目次と巻末のまとめをまず見ます。
小説のように、読み進めていくことが醍醐味というものでもありませんから、まとめから読んでもネタバレという話にはなりません。
目次や巻末のまとめには、著者が伝えたいことが要約されています。
目次やまとめからまず目を通すことで、その本を選んだ目的を達成するための最短ルートでインプットすることができます。
1ページ目から順番どおりに読み進める必要はありません。
Kndle本では、ページ下に「残りあと何ページ」のような表示がでますが、いつも無視しています。
目次→巻末(まとめ)→読みたい章、という流れで見ています。
著者のプロフィールも見ておくのもおすすめです。自分がプロフィールを書くときのヒントになることも多いです。
メモすることを決める
昔、読んだ本の内容の要約を記録していました。
少しでも読んだ気になりたかったのか、詳細にメモにしておきたい気持ちがあったからです。
ただ、それが読書のペースを乱していたことがわかってからは、要約を残すのはやめました。
残していた要約をあとで見返したことも、ほぼなかったからです。
ただ、その代わり、本を見たときの
・気づき
・気になった言葉
・何をやっていくか
だけはメモしていいと決めています。
実際には、本を見る集中力を途切れさせない頻度でメモとるくらいがちょうどよいです。
ちなみに、スマホのアプリ(Fast Notion)でメモしていますが声でもサッとメモできるので便利です。
同じジャンルの本を3つ読む
本を読むときに、興味のある本、読みたい本を読むというのは大前提として大事です。
そのうえで、同じジャンルの本を3冊、選んで読むようにしています。
いつでも読書ができ、検索で探すことのできるKindleは1日1冊のペースを考えると今や欠かせないツールです。
たとえば、会計や税金の本であれば、同じジャンルの本を立て続けに読めば、書かれている内容も類推すやすくなり、見るスピードもあげやすいです。
それに同じジャンルを3冊と決めて目を通しておけば、基本的なところはそれなりに網羅できているはずだと自信も持ちやすいでし、3冊だと飽きっぽいわたしでもなんとか耐えられます。
読書はあくまでインプット方法の1つ。
アウトプットを目的としないインプットに意味はありませんし、限りのある時間を有効に使ってインプットしたいものです。
そのためにも、インプットすべき情報は絞っていくことも大事です。
そのほうがアウトプットの流れはつくりやすいです。
■編集後記
昨日は朝のタスクのあとはオフ。研究開発、とある調べものなどを。
■昨日の1日1新
・AppleStoreアカウントの再登録
・とある調べものこと
■息子(11歳)
夏休み22日目。
昨日も自宅でのんびり過ごしました。
夏休み中のゲームは、スマブラやヒューマンフォールフラットを(パパは画面に酔ってしまうので一緒に遊べているのはスマブラだけですが)。
運動不足が気になりますが…修理中の装具が直るまでなんとか。

