どの右肩上がりを目指すのかを決めるのも独立後の方向性

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※昇る太陽を眺めて – by iPhone15

独立して個人(フリーランス)か法人で事業をしていくと、売上は右肩上がりに上っていくことも多いです。

ただ、そうはならない場合には、何かしらの原因はあり、その理由を考えておきましょう。

目次

右肩上がりにならないのには原因がある

独立して個人や法人として事業をしていると、通常は、売上もあるときから右肩上がりになる傾向も多いです。

ただ、そうではない場合には、それなりの理由は考えられます。

・サービスに魅力がない
・商品に人気がない
・営業(売ることの)センスがない
・単価が高すぎる(もしくは安すぎる)
・そもそも認知されていない
・売る姿勢が足りない(消極的すぎる)
・ニーズに合っていない
・時代に合わなくなっている
・マンパワーが足りない
・仕事の数を増やしたくないと考えている
・売上が増えればどんな仕事でもいいは考えていない
・仕事を選んでいる
・紹介に頼っていない

などなど。

理由は何かしらあるはずです。

市場動向の良し悪しのような影響も考えられますが、同じ業種であれば変わらないはずなので、ここではあえて触れません。

「売上」で語られることが多い

業績の数字を語るというとき、「売上」で語られることは未だ多いように感じます。

「年商(売上)○○円」
「もっと売上とってこないと…」
「売上下がってるねぇ…」

というようなコトバに触れる機会はまだまだあります。

業績や仕事の成果、評価指標としても売上という「規模」で語られることは多いです。

ただ、売上の規模で見えてこない事業の状況というのもあります。

・物価高の影響もあって経費が増えていて利益は増えていない
・時間が足りず残業代が増えている
・ストレスで離職率が高く、人の入れ替わりも多い

といった状況もあるはずです。

こうした状況で売上だけが右肩上がりに増えていても、それは好ましい状況とは言えないでしょう。

前年の売上と比べて、「前期比でプラス」とだけ見ていると、徐々に苦しくなっていくこともあり得ます。
これでは売上が伸びてきたとはいえ、喜でばかりもいられません。

どんな「右肩上がり」を目指すのか

いっぽうで、多様化とも言われる時代。売上だけで数字を見ないという方向性もあります。

売上を気にするのではなく、利益(お金)と時間、やりがいや楽しさといったことです。

いろいろな生き方を選べる時代なわけですから、売上以外に目指している方向性というのはあるはずです。

となると、売上が右肩上がりかどうかとは別のところで、勝負できることもあるはずです。

わたし自身、前述した理由に当てはまるものもあるので、右肩上がりにはならないタイプです。

売る営業センスがないというのは、特効薬が見つからない以上は、地道にやっていくしかありません(ブログ、HPなど)。

マンパワーが足りないのも、ひとりでいる限りは工夫することは欠かせません(ITスキル、営業スキルなど)。

それに、どんな内容でも、どんな人でもいいというわけでもなく、わがままで且つ頑固なタイプなので、その工夫もしなければならない(仕事の入口の整えていくことも)。

紹介をお願いできないので、直接依頼をいただける工夫も…。

などといったことを、ブログを書くときも含め日々考えています。

あきらめることはカンタンかもしれません。ただ、あきらめるのは、右肩上がりの売上でもいいはずです。

売上以外の利益(お金)と時間。そして楽しさや平穏さを大事にするなら、あえて「売上は気にしてない」と言い張ってみてもいいのではないかと。

独立後、自分の業績を評価するのは、まずは自分です。
どの数字で右肩上がりを狙っていくのか、それに向かってのみ、前を向いて進んでいきたいものです。


■編集後記
昨日は朝のタスクのあとは自宅で会計士業(9月決算)、午後は父の病院へ。夕方は会計士業の打ち合わせでした。
おとといの初雪を皮切りに寒さレベルが1段階上がった気がします。

■昨日の1日1新
・とある手続き関係

■息子(11歳)
学校のインフルエンザが広がっているようで学級閉鎖や学年閉鎖寸前という状況。
念のため学校はお休みすることに。
家での自習は、もっぱら工作(好きなこと)です。


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