※世の中…
独立後、「必要ないかも…」と考えてきたことはやめてきました。
それで後々困ったことはあったのかについて、振り返ってみました。
「必要ないかも…」と感じたことはやめてきた
独立後、世の中や業界の慣習などに合わせようとすると、どうしても合わないことは出てきます。
・電話やFAX
・電卓
・蛍光マーカーや4色ペン
・スーツ・Yシャツ・ネクタイ
・革靴
・手持ちかばん
・通勤、満員電車
・残業
・TV、新聞、雑誌
・「〇〇会」のような集まり
・「ザ・作業」のような仕事
・たばこの匂いの中での仕事
のようなことです(わたしの場合…)。
それでも、独立後では、全部が全部、世の中や業界の慣習に染まらなくてもすんでいます。
もちろん、染まらないことには、ちょっとした勇気と覚悟は必要でしたが、独立後にひとりを選んでいる以上は、やってみたことで、「合わないな…」と感じたことは、やめやすいのがメリット。
そのメリットを犠牲にしたくはない一心で、合わないことはやめてきました(ちょっとずつですが…)。
何かを選択するというとき、新しくはじめることも大変ですが、やってきたことをやめることは、それ以上にむずかしく、カンタンではありません。
ただ、惰性で会わないことを続けていき、それに時間かけ、ストレスが増えるなら、思い切った決断は必要でしょう。
とはいえ、その決断をするときに、立ちはだかる壁というのはあったりもします。
「あとになって、やっぱり必要になるかもしれない…」
「やめて失敗した…」
「やっぱりやめなきゃよかった…」
と、やめたことをマイナスにイメージすることです。
やめる決断を実行に移せるかどうかは、この壁を打破できるかどうかです。
ないならないでどうにかする
誰でもやめたあとのことを想像して、「やっぱりやめなきゃよかった」と後悔はしたくはないでしょう。
わたしもしたくはありません。
じゃあ、実際にそうなったかどうかです。
前述のようにわたしは独立後に合わないと感じてきたことはやめてきたわけですが、それで後悔したことはありません。もちろん、”今のところは”として言えないのですが。
今は電話は緊急時や税〇署対応などの必要最低限ですし、FAXや電卓は使っていません。
その代わりに、メールやチャット、アプリといった他のツールを使うようになりました。
電卓はなくても計算ツールは他にもあります。パソコン、Excelは計算ミスにも気づきやすいですし、電卓よりも優れモノです。
紙の書類をメインに使っていた頃は、蛍光マーカーやペンで手書きしてましたが、ペーパーレスにしてからは、Adobe のPDFやiPadなどのツールを使って手書きと同じようなことをやっています。

スーツやネクタイ、それに革靴をやめて動きやすい服装に代えてからは、時間の使い方も代えることができました。
残業も、夜仕事をしないからといって、周りに気を遣うことはありませんし、その代わり早朝からでものびのびと仕事することができています。
TVや新聞なども、目的もなく見るのはやめたので、周りが普通に知っていて、自分は知らないといったことはきっとあるはずです。それで困ったことはありませんし、本当に必要な情報なら、自分でとりに行けばすむことです。
合わない場所があるなら、無理に合わせようとしなくても、それが問題になることはほぼほぼないのではないかと。
「へー、〇〇会に顔を出さないなんて」と裏では言われている可能性はあるでしょうけどね。まぁ、そういう人とは距離をとっていければいいだけですし。
もちろん、やめたことですべて上手くいく保証はどこにもありません。
どこにも。
ただ、それは何にだって言えることです。
これに限った話でもありません。
やめることで、それなりの犠牲が伴うことはあるでしょうし、実際わたしはありました。
売上減少、人間関係の再構築などなど、良くも悪くも「変化」することはあります。
ただ、今こうして振り返ってみて考えることは、その「変化」とは一時のもの。永久に続くことはありません。
それならば、一時的にはダメージを負ったとしても、平穏に過ごしやすいほうを選びたいです。
「世の中」を意識しすぎない
世の中を見すぎると、それを意識しすぎてやめたいことでもやめにくくなります。
・全員に好かれるなんてムリ
・知らないことがあってあたり前
・自分を理解してくれる方にさえ届けばいい
と前向きに考えていきたいものです。
すべてを網羅する、すべての人とうまくつながるというのは、荒行であり至難の技です。
たとえそれに近づくことができたとしても、「合わないけど…我慢だ」と、自分を犠牲にする確率は高いでしょう。
自分を大切にできなければ、他人を大切にはできません。
だからこそ、割り切りは必要でしょう。
自分の頭の中で数え切れる数、名前を聞いたら顔が思い浮かぶくらいのつながり方が目指したいところです。
その数をこなすために、こちらも人を雇って数を増やすという道はありますが、雇った人の仕事ぶりをチェックできない(やりたくない)ので、その道は選んでいません。
自分が合わないと感じるものは、割り切ってやめてみるのも選択の1つ。
ダメージはゼロではありませんが、それを上回るメリットが見えているなら、やめてみるのも手です。
少なくとも、わたしのように心穏やかに生きられるという事例はありますので。
■編集後記
昨日は朝のタスク、息子の学校の送迎のあとは税理士業、午後は打ち合せなど。
気温+2℃とプラスでしたが、ツルツル路面に代わりなく…(とくに住宅街の狭い道はツルツルでした)。
■昨日の1日1新
・とあること
■息子(11歳)
ツルツル路面の中、ゆっくりと通学。
大人はヒヤヒヤものですが、子供はワクワクものあだったようです。

