「予定がないことを逆手にとらない」という考え方

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※明るい時間には目立たないホワイトイルミネーション – by iPhone15

独立後、平日でも予定がないことで罪悪感があるかもしれませんが、そこはあまり気にしすぎないようにしたいものです。

目次

なぜ「予定がない」は、罪悪感につながるのか

仕事の予定が絶え間なく入っていると、「予定がない」などと考えるヒマもないでしょう。

わたしが独立したときは、「予定がない」を避けることばかり考えていたので、最初の1年目は、まさにそんな状況でした。目の前の仕事で紹介をいただければ、後先考えずに断らずに受けていたのです。

ただ、結果どうだったかというと、逆に時間が無くなり、目先のことだけでいっぱいいっぱいになっていたわけです。
かといって、お金がたっぷり増えたというわけでもなく…。

予定がなければないで、「何か(仕事らしきこと)をしてないと///」と不安になっては、パソコンにばかり向かってしまいがちにもなってしまいます。

かといって、予定を埋めすぎてしまっては、あれこれと考える時間を持つこともむずかしくなります(わたしの場合はそうでした)。

そもそも論で、「予定を埋める」と考えること自体に疑問を持つようにも。

予定は埋めるもの?

独立後、ひとりともなると、絶対的な物量には到底、太刀打ちできません。
効率化、テクニック、時間管理をいくら徹底しようとしても、適性量を超えれば、それも焼け石に水です。

今は、予定が埋まっていけばいくほど、逆に安心できません。

独立後(特にひとり)であれば、じぶん以外に他の予定をこなすことはできないわけで、すべてじぶんがこなすしかありません(外注するという選択肢を選べばまた別なのでしょうけど)。

それに仕事以外のことにも使える時間は必要です。

たとえば、
・研究開発活動の時間
・勉強時間
・スキルを磨く時間
・メンテナンスする時間

のような中長期のための時間です。

自分の時間、家族との時間、息抜きするにも時間は必要です。

会計士の監査や税理士業の確定申告だと、4月~6月や12月~3月というのが、繁忙期とも言われる時期です。

平日も場合によっては土日も、仕事に追われがちな時期です。
予定を埋めていればいるほど、それ以外の仕事はできなくなります。

先月の入院は、この時期とはぶつからなかったわけですが、予定を埋めすぎないようにしていたので、どうにか調整することもできました。入院が短い期間で済んだことも大きかったわけですが。

家族のイベントなどもあります。
秋は紅葉の写真を撮る絶好の季節ですし、年末には、息子の冬休み、年が明けた2月や3月には、息子関係のイベントもあります。

仕事の予定を埋めていくということは、そうした予定を入れにくくなるということです。

仕事の予定というのは、埋まっていくものですが、こうしたやりたいことなどの予定は、先に予定として入れておかないと、いつまでたってもできる日はやってきません。

なので先に予定は入れるようにしています。

そうすると、「仕事の予定とぶつかってしまって、後々めんどうでは?」と思われるかもしれません。

ただ、他の仕事の予定であってもそれは同じなはずですし、ぶつかったときに調整できないことは、そうそうないはずです。

であれば、仕事よりも優先順位高めで予定を入れても構わないはずですし、むしろ入れておくべき予定です。

さらには、予定と予定でバランスをとれているかもチェックしておきたいことです。

予定の数の最適解は日々探っていく

1日にどれくらいの予定の数だと、罪悪感もなく、負荷もかかりすぎず、いわゆる「ちょうどいい」といえるのかどうか。
そのバランスを見極めて微調整できることも大事にしています。

なぜなら、自分のコンディションを整えておくことも仕事だからです。
誰も雇っていないので、風邪をひいて寝込んでも代わりにお願いできる人もいませんので。

ただ、その可能性もゼロではないので、予定を入れていいのは午後としています。

それに、午前中は朝の習慣を終えてからの流れをつくりやすいということもあります。
朝からの流れで自分のやりたいことができると効率よく時間を使えることが多いのです。

独立後は、気の進まない飲み会に行くのをやめましたし、夜の予定は激減しました。
夜は残業しないルールを守りつつ、本当に入れたい予定だけに絞っています。

気の進まない集まりや飲み会で、
・「早く終わらないかな…」と時間ばかり気にして時間を使っている
・「楽しめなくても会計はきっちり割り勘
ということでモヤモヤすることもなくなりました。

ただ、わたしの中で「予定」への対策はこれからも続きます。
予定を入れるということは、時間だけではなく、お金にも関係してくるものだからです。

「時間がほしい」、「お金がたりない」という状況は、多くの場合で”予定”に理由があったりもするからです。

・予定を入れすぎている→時間の自由度(↓)
・お金につながらない予定を入れすぎている→時間の自由度(↓)+お金(↓)
・仕事の割合に対して予定の数が多すぎる→時間の自由度(↓)+お金(↓)
・予定に使う時間の割合が多く、スキル磨きや研究開発の時間が足りない→時間の自由度(↓)+スキル(↓)
・目の前の仕事の割合が多すぎて、中長期的な種まきができない→時間の自由度(↓)+スキル(↓)
・望まない予定が多すぎて、望んでいる予定を入れられない→時間の自由度(↓)+お金(↓)

といったことがあると、望んでいなかったはずの場所に気がついたら立っている可能性もあります。

独立後、一定の年数が経っていくと、人を雇って拡大の方向に舵をきるか、きらないかのタイミングがあると言われます。

ひとりの道でこのまま舵を進める可能性は今時点で大ですが、そうなると今以上に時間の自由度にはこだわっておくべきだと考えています。

予定があることが「時間があって、お金がある」未来につながっているわけではありません。

自分の数字をチェックするときには、直前までの予定、今後1か月、2か月先くらいの予定も含めてチェックしておきたいところです。


■編集後記
昨日はオフ。朝のタスクのあとは、息子とクリスマスツリーの準備をして、ミュンヘンクリスマス市へ。
午後はとあるインプットなど。

■昨日の1日1新
・ミュンヘン クリスマス市
・ホットチョコレート(ミュンヘンクリスマス市の会場)

■息子(11歳)
地下鉄に乗って大通公園で開催中のミュンヘン クリスマス市へ。
ロングチョコのチュロス、ナゲットを食べながら、抽選会に参加。
ミュンヘン クリスマス市}ということだけあって、ドイツ?から来ているサンタさんが景品を手渡ししてました。
息子はあたらず、残念がっていましたが。
帰りも地下鉄で。爆睡して、それから夕方まで眠ってました。


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