Photoshop「生成AI塗りつぶし」で考えてみる生成AIとひとり仕事の距離感

  • URLをコピーしました!

※Photoshopの生成AI塗りつぶし中

写真を生成AIでつくることもできますが、わたしはほぼ使っていません。

ただ、自分の撮った写真をダメ出しにPhotoshopの「生成AI塗りつぶし」は使うことはあります。

文字を認識し画像へ変換する生成AI

生成AIにも今やいろんな種類があります。

ChatGPTなどのAI機能が土台となって利用できるツールも種類複数あります。

文字やテキストなどをAI機能で処理できるツールだと、

・Copilot
・Gemini
・Claude

といった種類がありますし、SluckやDiscordで利用できるもの、NotionAIといったものもあります。

それに画像生成AIだと、AdobeのExpressやFirefly、CanvaやMidjourneyといったものもあります。


たとえば、AdobeのFireflyというツール。
文字(テキスト)からイラストをつくってくれます。

このように文字を入力すると、

こういったイラストを数秒でつくってくれます。

テイストを変えてこういったイラストも(だいぶテイストは変わりますが)。

選んだイラストをすぐさまPhotoshopで編集できるというのもAdobeならではの強みでしょう。

ChatGPTでも「DALL-E」という画像生成AIが利用できます。

試しに前述と同じイラストをつくってもらうと、

このようなイラストに。調整してもらうと、

前述のAdobe Fireflyのイラストのテイストにちょっと近づきました。

Fireflyに比べると、DALL-Eのほうがちょっと時間がかかります。といっても体感で5秒くらいの差ですけど。

というように、これほどのイラストを瞬時につくってくれるのは生成AIならではの強み。とても人間にはマネできません。

瞬時につくってくれるのは確かに便利なのですが、わたしが画像をつくるときには生成AIツールを使っていません。
使うとしても条件付きです。

Photoshopの「生成AI塗りつぶし」

画像を処理したいときには、AdobeのPhotoshopというソフトを利用しています。

そのPhotoshopにも「生成AI塗りつぶし」というの機能がついています。
これを使うと、元の画像に別の画像を合成させたり、使いたくない部分を消すことができます。

たとえば、写真の真ん中にある銅像を範囲選択して、

「生成塗りつぶし」から、検索ボックスに”背景”と入力して「生成」をクリックすると、

銅像が消えました。

銅像を消した跡の背景はAIがつくってくれて、且つ3パターンから選べるという感じです。
(イメージしやすいようにと、銅像を選びましたが…決して悪気はありません)

シャッターを押すときには気にならなかったけど、あとになって写真を見てみると、「どうも気になる…」というのが映り込んでいたりもするので。

昨日のブログに使ったこの写真も、「建物はないほうがいいかな…」ということで、建物を選択して、

こうしてみました。

ただ、やはり不自然ですね。最初の印象ともだいぶ変わってしまっていますし。

生成AIで画像をつかう場面はあってもいいのでしょうが、はじめからそれありきで写真を撮ってしまうと「あとで調整すればいい」ともなってしまいます。

もちろん、それを否定しているわけではありません。
生成AIをどう使っていくかは、それぞれで使い方があっていいものですから。

ただ、自分にとっての使い方は決めておくべきかなと。

なんでも生成AIありきで考えてしまうと、そもそもの写真を撮る楽しみも消えてしまうかなと。

便利は便利でも、使い方は考えておきたいものです。

ブログやHPには自分で撮った写真を

生成AIというと、効率化には欠かせないといった言葉も見聞きします。

・「有料でやっておかないと」
・「使ってなんぼでしょ」
・「使っておかないと…」

たしかに便利なツールというのは生成AIに限らず山ほどありますし、試してみて損はしないものです。
むしろ、どんどん試しておきたいとも言えるかと。

メールを生成AIに書いて送ってもらうという使い方もできます。
それで効率化できることもひょっとするとあるのかもしれません。

ただ、どこまで取り入れるのかは自分なりのルールを決めています。

たとえば、自分から送信するメール、返信するメールも、あえて自分で書くと決めています。
ChatGPTに相談することはありますが、書いてもらうことはやらないようにしています。

自分で選んだ言葉を直接使いたいからです。

大企業のような組織であれば、自動化してなんぼ、AIに任せてもいい仕事はあるのでしょう。

ただ、ひとりのフリーランスという立ち位置でそれを真似るべきかどうかはよく考えておきたいところです。
もちろん、クリエイターのかたなど仕事によっても考え方はそれぞれあるでしょう。

むしろ、個を売るひとり仕事だからこそ、違いを出せるチャンスとも言えます。

便利な生成AIであっても使う場面などのルールは決めておくのもおすすめです。


■編集後記
昨日は朝タスクやHPのカスタマイズ、Amazonでちょっとした買い物など。午後は車でカフェ(コメダ珈琲)へ行きブログや研究などでした。夜はドラクエとドラマ「石の繭(まゆ)」の第3話をHuluで。

■昨日の1日1新
・コメダモバイルオーダー
・とある研究

■息子(11歳)
昨日は2時間目から学校へ。登校はママと。帰宅後「クラスはどうだった?」と聞いてみると、息子「いいねー!」と不安は消えたみたいで安心できました。5年生のときにとくに仲が良かったお友達や体験学習で一緒に遊んだ女の子とも一緒のクラス。最終学年も楽しんで通学できそうです。


この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!