水を飲むキツネ – by iPhone15
自分が求める仕事が来るとは限りません。
ズレを感じたらまず解消できないかを考えておきたいものです。
求めれば結果はズレてしかるべき
平穏な生き方を求めると、
・やりたい(やってみたい)
・得意
・苦にならない
・没頭できる
・楽しめる
というような仕事をやっていくのが理想です。
独立前なら、そんなことばかり言っていても怒られるのがオチですが、独立後は現実ばかりでも前向きにはなれず、理想を求めることは大事なことです。
独立にはデメリットもあれば、背負うリスクもあります。
だからこそ、自分なりの理想の仕事を考え、それを目指したいものです。
とはいっても、理想と現実が一致するようなことはほぼなく、仕事でも多くの場合でズレが出ます。
・独立したばかり。まずは実績をつくらないと
・紹介してもらった。だから断れない
・食べていくため。お金は必要
と考えてばかりいると、ずっとズレたままですし、もっと広がってしまうかもしれません。
もちろん、それでズレをズレと感じなくなる可能性はあるでしょう。「仕事なんだから仕方ない」、「仕事とはこういうものだ」というように路線を変更することはもちろん自由ですし、独立後だからこそできる選択です。
ただ、この言葉に触れてみても同じ結論が出るかどうか。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
※先日、5回目となる「FAST SLUMDUNK」をNETFLIXで鑑賞したので、再度考えてみるきかっけになりました…。
ズレを埋める
理想の仕事と現実の仕事とでズレを感じたら、まず感じたままにしないことは大事です。
多くの場合でズレを感じたまま、次の仕事、また次の仕事・・・と、突き進んでいることが多いです。
そうなると同じ轍を踏み続けることにつながります。
考えられる原因について対処していきましょう。
どうしてその仕事を受けることになったのか。
やるに至った理由は何かしらあるはずです。
・良かれと思って名刺に書いておいたフレーズがよくなかった
・HPやブログの書き方がよくなかった
・HPやブログに自分を出すことが不足していた
・HPやブログに出したネタがそもそもズレていた
・自分がブレていた(軸がブレブレだった)
こうした分析はズレていたときだけとは限らずにやっておきたいことです。
理想と現実が一致とまではいかなくても、理想にちょっとでも近づいたと感じたら、それにも原因は何かしらあるはずです。
「たまたま」や「偶然」は理由なようで理屈にはならないので、安易にそれで片づけないようにしたいものです。
このような考えは、公認会計士試験に何度も失敗した体験からきています。
「ひっかけ問題にひっかかった…」「ケアレスミス…」「あの試験委員対策をしておけば…」と問題のせいばかりにしていても合格できません。対策せずにいた自分のミス以外に原因なんぞないのです。
結果はすべて自分の行動が招いたこと。すべてが自分事で、少しの他力本願が入り込むスキがあってはいけません。
それが理想と現実のズレになります。
・値下げありきで話が進むのはなぜだろう
・お土産持参のあと連絡が来なくなったのはなぜだろう
・問い合わせに対して調べて答えたのに返事がないのはなぜだろう
・合わない人が来るのはなぜだろう
・やりたくない仕事がくるのはなぜだろう
・苦手な仕事がくるのはなぜだろう
独立当初はとくにこんな状況であるにも関わらず理由も外ばかり気にしていました。
「これではいかんっ」とばかりに、試合を終了しないために、ズレを体感したら、HPやブログの出し方などはすぐさま手直しを入れたり、名刺も適時に最新版を作ったりとやれることは手をつけるようにしています。
そして体感できたズレをネタにブログを書くようにしています。
「ブログに書いても読まれなかったら意味ないでしょ」と思われるかもしれません。
以前はわたしも同じように考えていました。
ただ、たとえ読んでもらえなかったとしても、”自分で書くことにこそ意味がある”と考えるようになりました。
”自分で書く”とは、自分で考え、行動し、使う言葉を選び、文章で伝えるという行為。
書くことが、自分を律し、普段の言動の源泉にもなり、軸を育てていくことにもつながる。
実際書くときにも、そう感じながら書いています。
理想の仕事を日々意識しそれに近づく意識とできた行動をネタにできることもあります。
毎日書くと決めておくと、毎日が理想と現実のズレを意識することにもつながり、「うっ…まだまだ…」となりますが、それが良いプレッシャーになるものです。
断つことも必要
前述のような対策はやるとして、理想の仕事と現実の仕事のズレがあまりにも大きいなら、1つ選択肢として残しておきたいものがあります。
それは「やらない」「受けない」「お断りする」です。
もちろん、その時々の財政状態にもよることですが、あまりにもズレが大きく、最善のつくしようもない仕事であれば、仕方ありません。理想とかけ離れた仕事で、初心を見失えば軸も倒壊するかもしれません
はじめからお断りすることで、「断固たる決意」というものが築きやすくなりますし、軸の核心部分が何なのかを見定めることができます。
軸の核心がはっきりしていないと、自分がブレやすくもなりますし、理想と現実のズレの判断も揺らぎやすくなるものです。
ズレが大きいという仕事がスポット的なものであれば別ですが、そうではない継続的な仕事ということであれば、やめるという決断もときは必要かと。
ズレが大きく理想と遠い仕事でも、継続の仕事はお金は安定的に入ってきます。
それだけに重さと怖さが継続にはあります。
理想をあきらめない限り、ズレには意識し対処していきましょう。
■編集後記
昨日は朝タスクのあとは会計士業(資料づくりなど)、ランチは気になっていたラーメン屋さんへ。早めに行ってみたので行列はなんとか回避できました(敬遠してました)。多少並びはしましたが5分くらいなのでなんとか。なるほどなぁという体験もできて味とともに満足です。
午後は買い物、息子を学校迎えに行って帰宅。届いていたスマホの携帯三脚を試してみました。なかなか使い勝手がよさそうです。
■昨日の1日1新
・麺鍾馗
・Ulanzi MA30
■息子(11歳)
昨日は学校と放課後は訪問リハビリ。学校では明日の授業参観の話などを(息子は「なんで明日も学校なんだよー」とぼやいてましたが…)。それでも夜はパパとスマブラの対戦で発散できたようです(パパが弱いので…)

