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「家族に心配をかけない」ことも独立後の仕事の1つ。
その仕事について、やっていることをまとめてみました。
家族とは心配してくれる存在
独立について心配になるのは自分だけではありません。
家族も心配してくれます。
わからないことも多く、ときには自分以上に心配するのも家族です。
妻・夫、両親、そしてときには子供も心配してくれます。
「会社に残っていることが安心とは限らない時代だよ」
「多様性の時代だから」
「どうしてもやりたいことがあるんだ」
といっても、やはり心配でしょう。
まずは自分が心配の素振りを見せないことは大事です。
とはいえ、心配しないというのも無理な話なので、実際のところは、その心配度合いをコントロールしていくことになります。
それでも家族からして見ると、心配する気持ちはなかなか消えないものです(だからこそ、家族なわけですが)。
その家族の心配を軽くすることも独立後の仕事の1つと言えます。
「家族に心配をかけない」という仕事
家族が何にどれくらい心配しているのか?といっても、家族の本音の部分は正直わかりません。
その心配はできるだけ減らしておきたいことです。
わたしの場合は(効果があるのかどうかはわかりませんが)次のようなことをやっています。
対お金の心配
心配の最大の種はなんといってもお金でしょう。
とはいえ、仕事の業績を隅から隅まで明かすというのは、かえって余分な情報から余計な心配をかけてしまうかもしれません。
たとえば、売上が1000万円あったとしても、会社員の年収1000万円とは単純には比べられません。
そこから経費や保険料などがかかりますし、来年の売上がそこに届くとは限らないからです。
独立前と違い、口座に入金されたお金の残りすべてが自由に使えるわけではありません。
設備(IT、書籍、消耗品関係)の投資にお金を回す必要はありますし、あまりないですが会食費や交通費、打ち合せで使うものもあります。このほかにも税金などを払うお金も残しておかなくてはなりません。
こういった会計と税金のしくみや違い、投資のことなどすべてを家族にも共有した上で話すのであればいいのかもしれませんが、そうでなければ、情報が断片的にもなり余計に心配させてしまうかもしれません。
なので、わたしは話していないこともけっこうあります。
ただ、次のような勘所を話すようにしています。
・今後の生活費に使えるお金
・前月の生活費にかかったお金
・前月のイベント、遊びでかかったお金
・保険料と医療費
・経費で大きいもの
・借入金の状況
・いずれ換金できる投資の状況(小規模企業共済やiDecoなど)
などです。
また、仕事(個人事業主と法人)とプライベートの全財産(たいした中身でもないのですが)は、毎月アップデートし、貸借対照表(BS)としても見れるようにしています。
家族にはまとめた資料を毎月見てもらい、お金の状況を共有しています(BSもイメージしてもらいつつ)。
対健康の心配
お金の心配は健康面にも波及します。
仕事を減らしすぎてお金が入ってこなくなるとお金の心配は増え、仕事ばかりして健康を壊してもお金は減ってしまうからです。
「仕事と家庭どっちが大事なの」みたいなセリフもありますが、幸いなことにどっちも大事と考えるタイプなら、健康管理も大事な仕事としています。
・健康診断
・食事と睡眠
・運動
といった基礎的なことを大事にしてます。とくに特別なことをやっているわけではありません。その代わり基礎を欠かさないという意識が強いです。
対仕事の心配
自宅で仕事をしていると、仕事をしない時間を強制的につくることも心配をかけないためには必要と考えています。
とはいえ、自宅に居すぎても心配されます(わたしの場合は…)。
そんなときは、
・自宅でやるほうが都合がいい仕事
・自宅でもできる仕事であること
・これからの仕事の見通し
・仕事で考えていること(個人事務所の仕事、会社のコンサル、その他やっていきたいことなど)
などを話題に話すようにしています。ただ、細部までは話しません(余計な心配はかけたくないので)。
コミュニケーション手段としてブログを書くこともあり
家族に心配をかけないためには、まずは話すことが一番でしょう(なんだかんだ言ってますが、つまるところはコミュニケーションですね..)
ただ、話す範囲や深さには、相手が家族だからこその注意も必要かと。
中途半端な説明で余計に心配をかけてしまう可能性はありますから。
わたしの場合、コミュニケーションの手段で考えると、このブログを通じて伝わっていることもあります。
家族に見てもらうこともあるからです。
そう考えると、1記事に約2時間かけて書いているブログだからこそ、家族にも伝わるなにかはあるはずです。
自分が今日何を考え、どうしてこの写真を選び、どんな思いで仕事をしているのか。
2時間かけた言葉だからこそ、言葉とは違って伝わることもあるはずです。
わたしの場合、たとえば先日に書いたこの記事も、誰か1人にでも届く何かがあればいいなと書いたものですが、意外にも一番身近な存在の妻から声をもらえて励みにもなりました。

コミュニケーションというと、話すことに気が向きがちですが、書くコミュニケーションに目を向けてみると家族の心配ごとにもアンテナを張り、ブログを書くことにもつながっていると感じます。
もちろん、いつか廃業するその日まで心配が消える日もこないのでしょうけど、だからこそ、心配してくれる家族にはできることを日々やっていきたいものです。
■編集後記
昨日はオフ。朝タスクのあとはドライブに出かけ、息子とゲームで遊んだりなど。夜はNETFLIXの映画「新幹線大爆破」を息子と。映画館で見てみたいほどの作品で楽しめました。
■昨日の1日1新
・新幹線大爆破(NETFLIX)
■息子(11歳)
ドライブに誘ってみても行きたがらず昨日も自宅。ゲームはマリオメーカー2をパパと一緒に。
夜は息子の好きそうな「新幹線大爆破」をNETFLIXで。
新幹線関係、シンカリオンやプラレールを思い出しながら見ていたようです。途中パパがわからない新幹線のことも息子に教えてもらいながら楽しめました。

