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自分の考え方や体験を語る発信をしていくときには、自らが発する言葉というのは選んでいきたいものです。
「たかが言葉」と思われるかもしれますが「されど言葉」と考えています。
言葉を選んでいけるのも独立後
日本語には、漢字があり、ひらがながあり、カタカナもあります。それにローマ字が加わることもあり、いろんな表現方法があります。
話すときは、声で表現するのでそれほど気になりませんが、書くときは漢字かひらがなかによっても印象は異なってきます。
たとえば、「私は」と書くか「わたしは」と書くかでは、後者の方がなんとなくやわらかいイメージ、前者はちょいと硬い印象もあります。
「〜願います」と「〜お願いします」でも違った印象があります。
”お”をつける後者の書き方のほうが自然な印象。
「~願います」だと、強すぎる印象も(お堅い仕事だと、この傾向が多いような…)。
とはいえ、「お願いします」でも、使いどころの見極めは必要でしょう。
メールなどで文末を「お願いします」としておき、文章をしめくくるという意味合いもあるかもしれません。
ただ、なんでもかんでも「お願いします」だと…。
言葉を受け取る側からすると「お願いされてる」感があります。
「お願い致します」だと、仰々しすぎることも…。
状況によっては、「では、またよろしくお願いします」のような表現のほうが自然なことも多いです。
「それでは、何卒宜しくお願い致します」は硬すぎて距離を感じます(わたしだけかもしれませんが…)。
わたしは、「お疲れ様」を使わないようにしています。
「お疲れ様です」を言わない(書かない)理由
言葉は、仕事や日常の行動に影響すると言われています。
「お疲れ様」をできるだけ使わないようにしているのは、自分の軸がブレやすくなるからです。
「疲れる」を声にだしたり、書いたりしては、
「疲れてなんぼ」
「疲れるまでやらないと…」
「もっと疲れるまで仕事しないとダメでしょ」
などと”疲”がすり込まれてしまいます。
「疲れる」と「良い仕事」は、イコールとは限りません。
「嫌々やっている」や「仕方なくやっている」ことで「疲れる」ことがほとんどです。
理想や目指す姿とは遠い言葉は使用禁止とし、使わないようにしています(単純に”疲”という漢字も嫌いですし)。
午前中の前半なら「おはようございます」、それ以降なら「こんにちわ」や「ありがとうございます」あたりでしょうか。
どうしても「お疲れ様」を避けられないような場面があるとすれば、「おつかれさまです」あたりかと。
ひらがなのほうが、”疲”を連想せずにすみますから(ほんの気休め程度かもしれませんけど)。
書いていて違和感がある言葉は使わないようにしています。わたしの場合だと、ブログや日記、お客さまとやりとりするメールなどです。
独立後は自分の辞書づくりのイメージで発信
どんな言葉を選び、それを発していくのか。
自分の辞書づくりをイメージして言葉を取捨選択していくことは大事です。
たとえ、今思い描いている理想と現実に距離があっても、現実の言葉を普通に受け取ってしまうと、その距離を縮めるのにさらに時間がかかります。
見聞きする言葉でモヤモヤすることがあれば、その理由を考えて書き出してみると、自分を知ることにもなりおすすめです。
『言葉は人を現す』とも言われます。
言葉も個性の1つ、仕事も営業も言葉で判断されます。
文章の書き方などの本を読んでいると、『こう書いた方がいい』とか『お作法』的な文章に触れることがあります。
このブログも、自分の辞書にある言葉しか使いませんし、言葉を選ぶからこそ、ChatGPTに書いてもらおうとは思いません。
言葉には、良くも悪くもチカラがあるもの。
このブログなどもそうですが、発信には自分の辞書づくりにつながるメリットもあります。
言葉を選んで自分を磨いていきましょう。
■編集後記
昨日は朝の習慣のあとは外出して会計士業を中心に。昨日は晴れ(27℃)。車で移動したのですが車内がすぐ暑くなり冷たいドリンクがすぐに…。5月にこの暑さとは….。今年はヤバそうです。
■昨日の1日1新
・e-Taxで異動届
・俺のハンバーグ
■息子(11歳)
・運動会の練習などでちょいタイヘンそうです。無理してまで周りと合わせる必要はないと日頃から伝えているのですが、綱引きだけは参加してやりたいようです。楽しめているようなので本番を見るのが楽しみです。

