お金(経費)の使い方をところどころで見直しおくメリット

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※経費の使いどころ – by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/80 ISO 100)

経費の使い方はところどころで見直すようにしています。

時間と同じく、経費もムダを極力減らして使いたいものに使えるようにしておきたいものです。

目次

使えるお金は「利益」次第

利益が出ていても、使えるお金が比例して増えるとは限りません。

ただ、利益が出ていないと使えるお金は減ります(借入れたお金があれば別ですが)。

・売上-経費=利益
 ↓
・利益-税金など=使えるお金

という関係はあるので、使えるお金を増やすには、税金の痛みに耐えつつも利益を出さなければなりません。

経費にできるからという理由で、本来必要でもないものを経費にすれば、税金などの負担は減らせるかもしれませんが、使えるお金がなくなれば本末転倒なわけです。

仕事をこの先もずっと続けていく、そして使えるお金を増やしていくことを考えると、税金はそのための必要コストと割り切って利益を出していくしかありません。

売上ではなく「利益」です。

利益は、「売上」から「経費」で計算される差額なだけに、経費の使い方はチェックできるようにしておきたいものです。

「今」が変わる→経費の使いどころも変わる

経費の使い道は、ところどころでチェックするようにしています。

過去に「必要かも」と経費にしているものが今も必要な経費とは限らないからです。

とくに毎月定額で課金するような経費は、ほおっておくとそれなりの金額に膨れあがるので要注意です。

「ほとんど使ってない」
「まだ必要になるかもしれない」
「契約していたこと自体を忘れてる」

のような経費があると、それだけ利益も少なく計算されますし、使えるお金も減らしている状態といえます。

体力のある大企業ならまだしも、ムダはできるだけカットして、本来使いたいところにお金を使えることが、フリーランスや小さい会社で事業を続けていくなら大原則です。


そして、経費のムダは金額の大小だけで見極めないようにしたいものです。

こういう話をすると、
「経費を減らしても利益にそれほど影響しないなら、小さい経費を気にしていても仕方がないでしょ」と思われるかもしれません。

ただ、「ムダかどうか」であることと「金額の大小」との間には、本来何の関係性もありません。
使わない経費なら、それが5000円であっても1万円だったとしても、そこにお金を使う意味はないでしょう。

ムダを減らせば、利益は減りません。
税金の負担は多少なりとも増えるかもしれませんが、増えた利益以上に負担することはありません。


というように、経費のムダをなくすことは、まずやっておきたいことです。

ただ、それだけではありません。

経費の使い方を見直すなら、どこにお金を使っていくか、使いどころを見直しておくことも大事です。

仕事によってどんな経費が必要になるか、何にお金を使いたいかというは、人それぞれで違います。

だからこそ、
「周りは使っているから」
「とりあえず惰性で」

のような理由だけでお金を使わないことも大事です。

わたしとしては、人にお願いするのが苦手で、自分でできる範囲のことは自分でやりたいタイプなので、人件費にお金をかけるという考えはありません。

その代わり、自分でやりたいことで必要な道具やツール、それで勉強したいことにはお金をかけています。

仕事に関係するものなので経費にしていますが、支出というよりも自己投資のイメージにつながることにお金を使っていることが多いです。

どうしても必要になる会計や税務、労務などのソフトは最低限ですし、必要以上のお金はかけていません。

お金(経費)の使い方を変えるために

お金(経費)を何に使っていくか。

独立後、決まった使い道というのがないだけに、ところどころで見直すようにしています。

独立前に勉強しておいたほうがいいことは多少あるとはいっても、こればかりは独立してみないことには、勉強できません。

お金を使ってみたけど失敗したことは、それなりにありましたが、失敗したことも含めての勉強です。
ただ、わたしの場合は、独立前にそれなりに独立に関する本を読んでいたことで、回避できた失敗もそれなりにありました。

独立前でも独立後を疑似体験できる読書はやはりおすすめです。
(疑似体験しやすいという意味で、わたしは実際に独立している人が書いている本しか読んでませんでしたけど)

独立後は、経費(お金)の使いどころを見極めて、お金を使っていく必要があります。
ただ、これにも勉強は必要ですし、今も毎日が勉強です。

独立してみないと、ほんとうの世界は見えないのと同じで、経費(お金)の使いどころも、お金を使っていきながら学んでいくしか結局のところ近道はないのだと考えています。


■編集後記
昨日は朝のタスクや習慣、とある研究など。
涼しい日になったのでベランダの掃除なども。

■昨日の1日1新
・とある研究

■息子(11歳)
夕食に回るお寿司へ行こうと誘ってみても「ボクは行かない」と断られます。
ただ、行ってみると「おすしに行かないといったボクはどうかしてました…」とあっさり反省。
間違ってたなと感じてすぐに撤回できることは大事なことだなと改めて感じました(息子をほめつつ)。


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