赤福本店で餅を引き立てているほうじ茶。さりげなく引き立てるというポジション

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※赤福本店にて – by Canon RP F2.0 ISO100

先日、赤福の本店に行きました。

赤福といえば、「餅(もち)」と「こしあん」のイメージが強かったのですが、それを引き立てているのはほうじ茶とも言えるでしょう。

目次

おかげ横丁にある赤福の本店へ

お餅などの甘味好きにとって、伊勢は一度は行ってみたい場所でしょう。

・赤福餅
・へんば餅
・二軒茶屋餅

は、伊勢の三大餅と呼ばれています。

餅といえば、消費期限も短くて日持ちもしないので、北海道に住んでいると、なかなか味わえる機会がありません。

とくに出来立てのお餅ともなると、やはり現地でなければ味わえません。

赤福と間違いそうになるお福餅も食べたことがあるのですが、それもデパートなどの特産展がないと、なかなか食べられる機会がありません。

で、先日、赤福の本店に早朝行ってみました。

朝6時台のバスでおかげ横丁へ向かい、

赤福の本店へ。

1番乗りは逃しました(赤福界でも強者は多く)が、五十鈴川を望む縁側の席で赤福餅を。

赤福餅2個とお茶のセットで400円。
早朝のメニューは、この赤福餅だけのようです。

この日は早朝6時頃で気温27℃ほど。でも湿度が高くわわ。ジメジメした天気でしたが、川からの涼しい風と川の流れる音は風情があります。

本店に足を運んでみなければこの風情も味わうこともできないでしょう。

それと。もう1つ。
足を運ばなければ気付けなかったこともありました。

赤福オリジナルのほうじ茶が引き立てる

赤福の店舗では、赤福餅とセットでお茶を出してもらえます。
それは、ほうじ茶。

店員さんに聞いてみたところ、赤福でブレンドしているオリジナルのほうじ茶とのことでした。

温度は暖かいわけでもなく、冷たすぎることもなく、ほどよく冷たいのです。

これが赤福餅(こしあん)の甘味をさりげなく和らげてくれているような印象があったのです。

赤福といえば、お餅、こしあん、赤福氷などをイメージしがちですが、このオリジナルのほうじ茶が、「縁の下の力持ち」のようなものかなと感じます。

「〇〇といえば」といえば「△△」というように、ある特定の分野で尖った存在になれることが大事だとも言われます。

ただ、赤福のほうじ茶のように、その尖ったものを支えている”何か”の存在も必要でしょう。

さりげなく引き立てるもの。
それもまた強みになる可能性はあります。

前に出すぎず、さりげなく。引き立て役という立ち位置

わたしは会計士・税理士として独立していますが、『知名度抜群』のような拡大路線へは踏み切れませんし、向いていないなと考えています。

赤福餅のように、誰もが知っているとなるには、必要以上に前に出ることも必須になるでしょうし、望まない仕事も受け入れなくてはならないでしょう。

『知名度抜群』とはならない以上、『知る人ぞ知る』のような方向性に向かうことが必要です。

さりげなく、そして引き立て役の要でもあるような立ち位置というのも。

もちろん、かんたんなことではありません。

『広く』にはならない分、『狭く』なくてはいけませんし、『深さ』をそなえることは必須です。

赤福の餅自体は広く知られているものですが、オリジナルのほうじ茶は、奥深さを感じました。そこを目指さなくてはなりません。

強みを既存の中から見つけるとき、既存では持ち合わせがない強みをつくるときも。

誰もが知っていることでも、深く深く掘り下げることができれば、それも強みになるはずです。

誰もが知っている赤福餅とほうじ茶でも、掛け合わせと奥深さを持っていきたいものです。

ちなみに、ほうじ茶はお土産でも購入できます。


■編集後記
昨日は引き続き伊勢。
赤福本店で赤福餅をおかわりし、おかげ横丁にあるスタバで少し仕事を。
その後は電車で名古屋、新幹線で仕事しつつ京都へ。
ちょうど祇園祭の時期だったようで、歩行者天国も歩いてみました(観光客の数がすごかったですが…)

■昨日の1日1新
・赤福本店の赤福
・スターバックス伊勢内宮前店
・JR名古屋高島屋のデパ地下で買い物
・洋食屋LongChampの味噌カツ&エビフライ定食
・新幹線ひかり号で京都
・祇園祭の歩行者天国
・安井金比羅宮
・クロスホテル京都

■息子(11歳)
昨日は朝二度寝せずに起きれて学校に。
パパが不在中の送迎はママにお願いしています。


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