「経理をはじめるなら早いうちがいい」とはどういうことか?

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※自宅にて – by iPhone15

会社をつくったり、フリーランスとして独立すると、「経理をはじめるなら早いほうがいい」とも言われています。

その理由について、お話します。

目次

独立したら経理も仕事

独立すると、税金の申告も自分でやらなくてはならなくなります。

会社をつくっても、個人事業(フリーランス)として独立したとしても、税金の種類が異なるだけで、お金を増やしていくには、利益を出し、税金を払ったあとの残りのお金を増やしていくことになります。

独立前(会社員だった頃)は、会社が計算してくれて、給料も勝手に振り込まれていたわけですが、独立後は自分でやらなければなりません。

では、その経理をどうやっていくのか。

・外注する(お願いしてやってもらう)
・外注しない(自分でやってみる)

のどちらかでしょう。

お願いすれば、経理にかける時間は減るかもしれませんが、お金はかかります(といっても安いところは地方でもありますが)。

自分でやることにすれば、お金はかかりませんが時間はかかります。

とはいえ、自分の数字だからこそ、自分で数字を見れるようになることをおすすめしています。
経理で数字がわかることは、一生もののスキルですし、時間をかけるだけの価値はあるものです。

「経理」の優先順位をどう決めるのか

とはいえ、自分で経理をすると言っても、

・「経理に時間はさけないし…」
・「経理は年に1回で十分、後回しでいい」

と思われるかもしれません。

たしかに、経理を大きな塊(かたまり)だとすれば、それなりの時間は必要です。
目の前の仕事もありますし、売上のための仕事を優先しなければならないことも理解できます。

ただ、本当に後回しにしないとできないほどの量がはじめからあったのかどうかは考えておきたいところです。

溜まったレシート、伝票を一気にやってしまおうと考えてはいないでしょうか。

溜めればそれだけタイヘンになります。
わたしでも後回しにするかもしれません。

一気にまとめてやろうとしない、毎日少しづつやる。
それができれば、優先順位を気にするほどの時間はかからないはずです。

30分か15分か。慣れてくれば5分くらいでもできるようにもなるはずです。

もちろん、はじめのうちは時間もかかります。

ただ、何も経理に限った話ではないはずです。

料理でもゲームでも、はじめてやるときは時間がかかります。
それでも、毎日触れていくことで、だんだんとこなせるようにもなります。

それに、経理の数字は自分の仕事に関する数字です。
自分がやった取引なわけですから、誰よりもその数字の意味するところを知っているはず。

独立して早めの頃は、毎月同じような取引もあるでしょうし、パターンも多くはならないでしょう。

経理ができるようになることを考えると、自分の数字こそが最高の教材にもなりえるものです。

早くやったほうが効率的

経理を自分でやろうとするときに、「作業」と思わないようにしましょう。
「作業」と思うと、余計にめんどうに感じてしまいますから。

クラウド会計ソフトを使っておけば、

・データ連携
・インポート

で必要な会計入力はできます。

預金口座やクレジットカードなど、取引データを連携できるものは連携しておけばイチから入力しなくて済みます。

そのうえで、それ以外の取引はExcelでインポートできるように工夫することはできます。


経理は一生もののスキルですし、取引量も多くはない独立当初からだと、数字への理解も深まりやすいです。

クラウド会計ソフトの設定や経理の仕組みづくりを考えても、取引が少ないうちにやっておくのがおすすめです。


■編集後記
昨日は朝のタスク、歯科など。午後は研究開発などでした。

■昨日の1日1新
・カルピス(期間限定:北海道生クリーム仕立て)

■息子(11歳)
夏休み24日目。
昨日は新幹線の図鑑やGARDEN OF BANBANの動画、訪問リハビリは夕方から。


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