「人脈」よりも「つながり」を意識している理由

  • URLをコピーしました!

※テレビ塔前にて – by Canon RP(RF35mm f 5.0 1/1100 ISO 100)

人脈があるというのは1つのメリットになるのかもしれません。

ただ、それは意識していません。その理由についてまとめてみました。

目次

「人脈」へのイメージ

独立する前は、いくつかの会社を経験しました。

従業員が数名の個人事務所、30名ほどの中小企業、6000名ほどの大手法人といったところです。

規模の大小はありましたが、共通して感じていたことがあります。

「人脈」です。

「人脈」と聞いてイメージしやすいのは、

・多いほうがいい
・顔が広い
・人望がある

などなど。

規模の差はあっても、仕事をして売上をあげる必要があるというのは同じです。

それだけに人脈が多いというのは、仕事をするうえでもメリットになると考えていました。

・人脈はないよりかはあったほうがいい
・顔が広いといろんな人から情報が入ってくる
・人脈がある=人望がある

というような考えでした。

人脈がある人ほど「凄いなー」とか「羨ましい」などと思っていたこともあります。

ただ、独立後の今はというと、そんなふうには思いません。

人脈ありきという考えにはデメリットを感じるようになったからです。

「人脈」は「金脈」ではない

独立後にどんな生き方を望むのか。まずそこで方向性は大きく2つに分かれるかと。

拡大を目指すという場合は、人脈を広げて多くの人に知ってもらうことも必要になるでしょう。人を雇って、製造と販売を分ける。さらに拡大を目指すというのが通常。

人脈という名の渦の中に身を置くことはむしろ必要なこととも言えます。

いっぽうで、拡大を目指していないという場合。

同じように人脈の渦にいる必要はありません。

目指す方向性が違っているだけに、同じ渦の中に入っていても逆にモヤモヤしてしまうものです。

事実、わたしの独立当初は、人脈を気にしすぎるあまり、モヤモヤすることも多く…。

「人脈を広げていかないと…」と交流会に行ってはみたものの、”圧”に耐えられず。

名刺交換は(一応)やったわけですが、周りの人たちのように「はい次っ!」「次はあっち!」のような場の雰囲気に最後まで馴染めませんでした。

とはいえ、その場で顔を合わせる。大勢の人と名刺交換をする。結果、次につながるという可能性もなくはないのでしょうけど。

ただ、すべての人が初対面。それなりの人数ともなると、よほど話が合わないと記憶にも残りません。
仮に交わした名刺がきっかけで連絡があったとして、その先につながりが持てるかどうか。

人脈を気にするがあまり、
・〇〇会の役員
・望まない方向性の飲み会
・言い値で引き受ける

といった渦に1度でも足を踏み入れると、抜け出すにもそれなりのエネルギーが必要になります。

ひとりである以上、やれる量には限界はあります。

同じ人脈という渦を気にしすぎてしまうと、すぐに限界がくるでしょう(わたしの場合は)。

つながりが持てる人が多いことがじぶんにとってどうなのか。

周りを気にしすぎてもじぶんがツラくなるだけです。

そう気づいてからは、「人脈」に対する考えが変わりました。

出発点は人脈ありきではないという考えです。

「人とのつながり」を意識する

独立後、雇うこともなく、ひとり仕事を続けていますが、人と人との関係なしにはできないことだらけです。

それだけに人間関係というものは、ひとりであっても大事ですし、環境の8割は人間関係で決まるといっても言いほどです。

つながっていてよかったなと思える関係性というのは、ほとんど気の合う方々とのつながりから感じられることがほとんどです。

そう考えると、「人脈」よりも「人とのつながり」を日々意識しておくほうが個人的にはしっくりきます。

「人脈」を意識しすぎると、広く広くと意識が向いてしまい、結果、つながりたい人とのつながりを犠牲にせざるを得なくなるかもしれません。

たとえ少人数だとしても、気の合う人に見つけていただければ、次につながる可能性はあるわけですから。

もちろん「人脈」を否定しているわけではありません。拡大を目指すのなら、人脈を広げることはむしろ整合することですし、やる必要があるでしょう。

ただ、それを望んでいないなら、たとえ少なくてもほんのりつながっている、そんな関係性を築いていくための工夫は必要でしょう。

今はネットがあたり前の時代ですし、発信をしていると、距離に関係なくつながりがもてる時代です。

ネットのいいところは、少しでも合うなと思っていただけた人に来ていただけること。

もちろんリアルで会う大事なつながりもありますが、ほど良くゆるい。そんなつながり、関係性も大事にしていきたいところです。


■編集後記
昨日は朝のタスクや習慣、その後はオフ。
午後は父の見舞い、夕方は買い物などでした。

■昨日の1日1新
・三八菓舗 本社店

■息子(11歳)
昨日はどこにも行きたがらず家でのんびりと休養でした。
留守番すると。
夕方の買い物から家に帰ると、家中の部屋の電気がついていて、カーテンも閉まってましたが…。


この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次